【懐旧譚】TrySail "Double the Cape"


こちらは、2021年3月6,7日に東京・代々木第一体育館で行われた「LAWSON presents TrySail Live 2021 “Double the Cape”」への懐旧譚。


“Double the Cape”

 

麻倉「"船が岬をまわる"という意味なんですけれど、TrySailが5周年という岬を越えて、次の5年後、10年後の大海原に漕ぎ出そう!という想いが込められています」

(▶︎B.L.T. VOICE GIRLS Vol.45

  

デビュー5周年YEARを迎えているTrySail。

 

昨年開催予定だった5周年ライブ『"Go For a Sail"』は残念ながら中止・配信ライブとなってしまいました。

 

個人的にも、もし開催されていたら、ライブ後の「懐旧譚ブログ」を、これまでのいろんなライブで見せてもらった景色を振り返りながら書いてみようかなあと思っていたところでした。

なので、そうやって「TrySailと進んできた5年」を振り返る機会を逸していたのですよね。

 

 

また、本ライブの開催にあたって「ライブで使用するという名目の下、『TrySailまたはTrySailの楽曲に紐づくメッセージ』を募集されていましたね。

 

「TrySailに出会った時の思い出、人生の“あの時”聴いていた楽曲、この曲によって乗り越えられた逆境...まさに皆さんの「Double the Cape」を切り取った瞬間を、メッセージに込めてお寄せください。」

 

とも募集ページに添えられていました。

 

今回のブログでは「これまでのライブを振り返り」ながら「あの時に見せてもらった景色/言葉になった感情」を切り取って引用しつつ、公演を懐旧していこうかなと思います。

 

 

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「原宿」、懐かしいですね。

 

2015年のトラハモFes「もちょのやみ〜レストラン」で出てきた、コロンバン本店限定『とろける原宿プリン』を思い出します。おいしかったです。今回買い忘れました、ぴえん。

懐かし...。

焼肉のたれは使ったあとしばらく、ラベルを巻いたまま花瓶としてヒヤシンスを生けていました。

 

 

「代々木第一体育館」。これの思い出は、アニメ紅白かなあ。

2015年は雨宮さんだけの出演だったからあまり触れないだろうけれど、16年の出演、そこで歌われた楽曲に関してはまた、「あの時」の岬を廻るかもね。


開演前

久しぶりのライブ、久しぶりに会える友達、高揚感。

大事だったものが大事なものに戻った感じ。久々に地に足が着いたみたいな。

 

足元から伝わるそんな実感を確かめるように、スキップ&ケンケンパで上京してきました。

 

 

 

入場すると、ステージ上には岬にそびえ立つ灯台と、そこから辺りを巡るように差し込むサーチライト。

幕裏からライトで灯台の光を演出していらして、素敵やんと胸が鳴りました。これが恋…。 

 

 

演出を見えやすくするためか、開演前からちょっと暗くしてましたよね。

 

 

流されていた『TryAgain』、ラスサビ部分で音量が上げられる。

曲が流れ終わると、不意に拍手の海風が吹き抜ける。

 

 

ああ、帰ってきたんだなあ。


■朗読劇

<ナレーション>

500もの年月を遡る遠い昔。

 

1人の船乗りが、世界の希望を見つけ出した。

 

嵐の中ただ流されようとも、好奇心は不安を越え、強く張られた帆のごとく、その意志を海に示していたに違いない

 

私たちの帆船(ふね)もまた、未来への希望に向け三角のコンパスをまわしている。

 

「さあ、どこへ向かおうか」

 

「新たな航海へ」

 

「舵を切ろう」

 

("Double the Cape" という文字がスクリーンに浮かび上がる)


▶︎1日目

本番10分前、"Double the Cape"の舞台裏。

緊張の面持ちの雨宮・夏川。

 

一方で、心の余裕を見せる麻倉は、そんな夏川を「本番前の歯磨きタイムだよ」と優しく促す。

 

甘えた声で返事をし夏川は歯磨きに向かったが、(部屋の)ドアを開け中を二度見すると、踵を返して2人の下へ引き返してくる。

 

《夏川》

いたの!!ライブの準備をしている、私たちが!信じてもらえないだろうけど!

 

 

2人がドアを確認してみると、ドアには「DOOR」と書かれていた。

 

途端に、過去の経験(※1)から何かを悟り、この扉が「タイムマシン」だと3人は推測する

 

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※1

2015年5月23日、TrySail 1stライブ "Sail Out"にて、冒頭に演じられた劇『Yesterday Diver』。

 

「天とケンカしたので謝りたい」と言う麻倉を助けるため、夏川は麻倉をタイムマシン(という名のただのロッカー)で、一昨日の世界へワープさせる芝居を敢行する。

「自分がワープした」ことを信じ込んむ麻倉、ウソがばれないようにフォローに奮闘する夏川、それに翻弄される雨宮と、ボケとツッコミが虎井大学のとある研究室で入り乱れる痛快コメディー劇。

(TrySail 1stアルバム『Sail Canvas』BD付初回生産限定盤収録)

 

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試しに麻倉が「DOOR」を開けてみると、確かにそこには「ライブの準備をする自分の姿」が。

 

「声をかけようよ!」と意気揚々の麻倉と、消極的な雨宮・夏川。

終に、2人は麻倉の母性に乗せられ「もう1人の自分」に会いにいく決意を固め、「DOOR」を開くのでした。

 

「DOOR」の向こう側で「もう1人の自分」を見失った3人は、そこがまるで1stライブを行った”実家”、パシフィコ横浜と似通っていることに気が付く。記憶を頼りに楽屋へ辿り着くと、楽屋の入り口には、次のように貼り紙が貼り出されていた。

 

2015年5月23日

TrySail

アサクラモモ 様

アマミヤソラ 様

ナツカワシイナ 様

 

 

タイムマシンで『1stライブを行った日』にやって来たことを薄々感じていた3人は、「漢字表記でない」ということから、自分たちが見た「もう1人の自分」はパラレルワールドの自分だということに気が付く。

 

覗き込んだドアの向こうから、「よーし、あとは幕が上がるだけ…!」と部屋の中からナツカワの声が漏れる。

意を決した3人は、「あのー、私たちでーす!」と麻倉を皮切りに入室し、「ちょっと先の未来から来た」ことを打ち明けるのだった。

 

(…)

 

「へー、これがデビュー当時の私かぁー!」と先程までの不安げな様子から一転の雨宮は、

 

・自分たちも今日がライブ当日で開演前の準備を進めていたこと

・活動5周年を迎え、やっとお客さんの前でライブができる”エモい”タイミングであるということ

 

を明かす。

 

《アサクラ》

わたしたち、5年以上TrySailできたんだ!

 

《ナツカワ》

5年経っても2人と一緒、うれしいな

 

と喜ぶ、もう1人の自分たち。

 

キャイキャイ喜び想いを伝え合うその姿を見て懐旧しつつ、「今は言葉にしなくてもお互い想っているから」ということを話す面々。

 

※ちなみに、もう1人の自分たちの声色は「より可愛くデフォルメされた感じ」で、ライブ連動企画「Double the Gacha」でデフォルメ化して描かれているイラストがしっくりくる感じ。

 

 

すっかり「ほんのちょっと先の未来」から来た3人を信じたTrySailの面々は、各々に質問を投げかける。

 

《アマミヤ》

まだシングル1枚しかなくて、いまいち成功をイメージできないんです。


(ここの回答はメモできず)

 

《アサクラ》

ライブ中は、会場のどこを見ていますか?

 

《夏川》

ここっていう場所はないなー

 

《アマミヤ》

ライブの成功を実感する瞬間ってなんですか?

 

《夏川》

それはもう、全て終えたあとの、コレ!

 

《雨宮》

コレ!

 

乾杯でハピネスピースする夏川・雨宮。

 

 

《ナツカワ》

こっちのイチゴと、こっちのイチゴ。どっちがいいと思いますか?私、趣味が「イチゴ観察」なんです。

 

《夏川》

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!

 

 

(…)

 

「未来の自分たちがこんなのでショックじゃなかった?」と冗談まじりに質問した夏川に、何かを感じ取ったアサクラは「ショックでした…」と返す。

 

 

《アサクラ》

見失っていたりするんじゃないですか、『TRYしたときの繊細な気持ち』とか。

 

《夏川》

その時は精一杯だったよ

 

《アサクラ》

今日を絶対に忘れないようにしようって、大事にしていますか?わたし、オーディションに受かってからレッスンをやっていくうちに、なんども『実家に帰ろう』って思ったんです。そんな時、2人が支えでした。『自分が、じゃなく、3人がどうなりたいか』を考えていたんです。

 

《雨宮》

そうだった!マジ茶会、よくやったなあ。

 

《アサクラ》

時間経てば、忘れちゃうんですか?

 

《麻倉》

私たちも、時間に身を任せてばかりではなかったよ。言葉に言えないけれど、想っている、というか、照れ臭いというか。長く一緒にいる分、お互いの想いを感じ取れる、というか。そして、それについてきてくれるファンの人たちがいる。でも、たまには言葉にしてもいいのかもね。

 

《雨宮》

「ありがとう」以上のありがとうを伝えることは難しいからね。

 

(…)

 

そろそろ自分たちの世界に戻らないといけない、と慌てる3人。

 

《雨宮》

待って、最後に、もう1つ。あのね、私たちが作った三角形は強いの。風で簡単に転げないし、ちょっと一休みしたい時、とても安定する。だから、大丈夫だよ。

 

(…)

「DOOR」を再び開け放ち、元の世界へ帰ってきた3人。

 

《麻倉》

いつもあんなことを思いながら、トラセポーズとっていたんだね!(笑)

 

《夏川》

ねー(笑)

 

弄りに戸惑う雨宮。

 

《雨宮》

でこのタイミングでデビュー当時に戻ったのって、意味あることなんだろうね。

 

《夏川》

「ありがとう」をありがとう以上に伝える、って難しいね。

 

《雨宮》

でもさ、私たちには今から『ライブ』があるじゃん!

 

「そうか、そうだよね!」と声を弾ませる夏川・麻倉。

 

《雨宮》

それじゃあ、はじめるよ!

 

 

 

「もちょ!」「天!」「ナンス!」

 

「"Double the Cape"、Sail Out~!!!!」


▶︎2日目

本番10分前の舞台裏。

 

《雨宮》

知ってるよ!どこだ!どこに現れるんだ「DOOR」!

 

昨日のライブ1日目、「DOOR」によって5年前の1stライブ開催日にとばされ『初心忘るべからずスピリット』を受けとった3人。

 

「何やらサイリウムと視線を感じる」と怯える雨宮、あまりピンときていない麻倉・夏川、突如ドアを開けマネージャーだと名乗る見知らぬ人間。

 

《夏川》

誰だれダレ?!??!?!?!

 

《雨宮》

こわいこわいこわい!?!??!

 

怯える面々の眼前で、帰っていた自称:マネージャーが閉めたドアに文字が浮かび上がる。

 

「DOOR」

 

(...)

 

《雨宮》

行かない

 

《麻倉》

行こう!

 

《夏川》

私はいkn...

 

《麻倉》

なんて?

 

《夏川》

い...く...

 

《雨宮》

え?! ねーぇー、わざわざライブ前に行くことないじゃーん!

 

 

(...)

 

「DOOR」を抜けた先、窓の外は真っ暗で、外に何やら見慣れないものが浮いている、見たことない場所に出た面々。

 

《麻倉》

待って、あれって...地球?

 

《アマミヤ》

やっときたのね、遅かったじゃない。

 

《アサクラ》

ようこそ、TrySailライブ "Cosmic  Cruise(コズミック クルーズ)"へようこそ。

 

《アマミヤ》

今は2026年、あなたたちの住む5年後の世界よ

 

《アサクラ》

10分後に、月ライブを控えているの。

 

 

赤ちゃん感が感じられないアマミヤと妖艶なアサクラから、先ほど自分たちを呼びに来たのは「5年後のあたしたちのマネージャー」だったということが明かされる。

 

そして、登場する、5年後の夏川。

 

 

《ナツカワ》

よいしょ〜!

 

《雨宮/麻倉》

ナンコじゃん!!

 

 

(...)

 

5年後のアサクラから、DOORはこちらの世界では広く活用されていることを聞かされる面々。

しかし、どうやら昨日自分たちが行ったように、「過去の自分たち」には一度も会いに行っていないという。

 

《アマミヤ》

過去を気にしてちゃアクセルは踏み込めないもの。前に進み続けることが、プロの仕事なの。

 

(...)

 

話はかわり、自分たちを呼んだ理由を尋ねる面々。

 

《ナツカワ》

一大事なうなのよぉ

 

ここで、

・未来のライブでは『シンクロ率』というものが設けられているということ

・シンクロ率にマイクや照明が紐づいており、数値が高まらないと反応しないこと

・今、自分たちは数値がガタガタでそれらが起動せず、ピンチであるということ

 

が伝えられる。

 

 

《アサクラ》

私たちがライブで伝えたいこと、せーの...「私の美しさ」

 

《アマミヤ》

私の権力

 

《ナツカワ》

パートの苦労

 

《雨宮》

ひとり、お惣菜作ってるし!

 

 

どうやら、2021年の3人が最もシンクロが高まっている状態らしく、力を貸して欲しいという魂胆らしい。

 

《夏川》

それってさ、「今まで以上にありがとうを伝えよう」って決意して結束が強まっているからじゃない?

 

《雨宮》

他力本願もいいとこじゃん!



未来の自分たちに、自分たちが昨日見た1stライブの世界を訪れることを薦める3人。


 

《夏川》

時々後ろを振り返って、少し休んで、そしてまた、せーのでジャンプすればいいんだよ

 

《麻倉》

こんなの、私たちが目指しているTrySailじゃない!

 

 

5年前の自分に喝をいれられ、「10年前」の自分たちに会いに行くことを決意したナンコたち。

 

ん?

 

そうして、10年前から戻ってきた彼女たちは、「TrySailのライブで伝えたいこと」を口々に発する。

 

《アサクラ》

ありがとうの気持ち

 

《アマミヤ》

ありがとうの気持ち

 

《ナツカワ》

ありがとうの気持ち

 

 

「テッテレー」のSEと共に、ステージ上に飾られた3つの△が正解であることを示すように点灯する。

 

《アサクラ》

権力のない、天のピュアな笑顔を見せて。

 

《アマミヤ》

私だけはもちょの...【ここからは有料コンテンツです】

 

初心を取り戻したアマミヤ・アサクラは濃厚に貫禄のあるイチャつきを展開しはじめ、ナツカワはおひたしの様子を見にその場を離れる。

 

シンクロ率を取り戻した2人と、1人。

これにて、一件落着。

 

おひたし、おひたし(終)

 

(...)

 

自分たちの世界に戻る直前、「よいしょ〜!」と何かに背中を押されたような気がしつつも、3人は開演ギリギリ3分前に元の世界へ戻ってきた。

 

《夏川》

3人とも、嬉しそうだったね。

 

《雨宮》

3人一緒は嬉しいんだよ

 

《麻倉》

2人の存在が、自然と安心材料なんだろうね

 

 

これからも笑い合って進んでいくことを3人は決意する。

 

 

「もちょ!」「天!」「ナンス!」

 

「"Double the Cape"、Sail Out~!!!!」


【朗読劇感想】

 

そう、だなあ。

1日目に関して、これはねぇー、すごく好きだなあっていう脚本で。

 

 

と言いつつ、変な話をするけれど、文字で遺せる感想がないのだよなあ。

 

僕は御三方の関係性について評論じみたことをするのは気持ち良くないんですよ。そこは僕が語ることではないと思うから、胸の内から言葉を取り出して「こうなんです!」と郵便ポストに投函することはしたくなくて。

 

だから、こう、実名で劇を演じられたこの朗読劇について、特にその「関係性」から「麻倉さんと雨宮さんは昔こういう距離感だったからさあ」なんてことをネタに、自分が感じたエモさについて感想として話したいことはないんだよなあ。

 

そういう面での考察は、せーはくくんのブログ記事とか面白いなって思いました(▶︎20210307 TrySail “Double the Cape” Day.2

 

でも、すごく2日間を通して、好きな脚本でして、そんな感じでとてもポジティブなのは、『TrySailってこうだよね』という部分じゃなくて、『TrySailってそうなんだ』っていう部分を、見せてもらうことができたからだと思います。僕はもう、関係性については、そのまま受け止めるだけなので。

 

んー、このポジティブな感情は、「TrySailってそうなんだ」、この一言に尽きるのかな。

 

 

 

あと、想像して笑っちゃったんだけれど、初ライブ開催日に5年後の自分(茶髪・ショートヘア)が訪ねてきて、その翌日にはなんか強烈なキャラの(ナンコ)自分が会いに来て。

ひどく5年前の夏川くんは自分の行く末に狼狽しただろうよ…(笑)

 

 

「交換日記」も懐かしいですねー。

 

以前、YDのリリースイベントで、雨宮さんが「今だから言えるごめんなさい」っていうお題で交換日記を紛失したことを挙げられてたことを思い出しました。

▶︎15年のYouthful Dreamerリリースイベント @ソフマップ

 

 

朗読劇も、これまでいろいろありましたよね。

「声優」ということもあり、これまでいろんな公演で行われてきた劇。

 

「DOOR」って『Yesterday Diver」の時に単語として出てきてましたよね、なんだっけ略称...。ディレクティブ〜だった気がするけれど(映像見直してみよう)

 

あー、2ndの"The Golden Voyage of TrySail"はコント集だったね、「お肉地獄」と「おもち2兄弟とおにぎり2兄弟、はいここまで。お腹すいたね〜」。

あの頃は伊福部さん脚本だったか。

 

『ライブ』ということを考えると、今回の朗読劇はちゃんと曲に繋がっていくし構成もお話も1番気持ち良かった朗読劇だったなあって思います。

 

ネタ的には、16年の▶︎"Smooth / Headwind Sailing"のコメディー調のものとか楽しかった思い出ありますねー。出だしの「俺、もちょになってる!?」のインパクトたるや。

 

あ、1stツアーの各公演朗読劇はここにあります。オーパーツのやつ。

北海道のキタキツネ好き。

▶︎TrySail First Live Tour “The Age of Discovery”自分用簡易メモ


1.Sail Out


朗読内容、特に1日目の朗読内容からの円陣、そしてこの曲への繋がりにじんわりと心を揺さぶられたのでした。

 

「あー、TrySailのライブに来たなあ」と実感が押し寄せてきて、たまたま連番者とは別に、共通の友人が斜め後ろの席だったので、そういう『みんなでまた集まれた』感も相まり少しだけ肩が震えました。

 

 

1日目のMCで雨宮さんと麻倉さんが、

 

《雨宮》

1曲目にあると、いいライブ感あるよね(笑)

 

《麻倉》

お世話になりっぱなし(笑)

 

《雨宮》

最後も最後で歌いたいんだよねー。やったことありそう。

 

と、お話ししていたように「1曲目でも良し」「締めでも良し」のスーパーエース曲ですよね。

 

 

実際に、おっと忘れてました。

ここで、タイトルをどんっ。

 

 

■この曲の"Double the Cape"

 

はい。

実際に、この曲の使われ方を見てみると

 

  • 2015年 1stライブ"Sail Out!!!":本編ラスト曲
  • 2015年 2ndライブ"The Golden Voyage of TrySail":1曲目
  • 2016年 3rdライブ"Smooth / Headwind Sailing":Enラスト曲
  • 2016~17年 1stライブツアー"The Age of Discovery":1曲目

黎明期を牽引した楽曲ということが、丸わかりですね。

お陰様で、もろにこの辺りの映像が走馬灯のように流れておりました。

 

あ、このように図示して思い出したよ。

 

向かい風(Headwind)に帆を張り船を進め、迎えた大航海時代(The Age of Discovery)。

そこの、それぞれのライブが締め曲と1曲目で繋がっているの、物語性があってとても好きだったんですよね!!

 

 

麻倉さんが2日目のMCで「私も福岡から出てきたから、『Sail Out』聴くと上京した時の気持ちを思い出すんだよね」と話されていたように、「不安を抱えた旅立ち」から自分が夢を誓った故郷を胸中に感じつつ決意を宿す、みたいな曲だなあって思っています。

 

 

1曲目にあると、「これから始まるライブへの決意」のように感じられるし、締めにあると「ライブのここまでの流れを受けて固める決意」のように感じます。

 

 

歌詞にもある「どんなに遠くてもこの手で漕ぎ出してゆく」っていう歌詞が響いたんですよね。

時世柄なかなかどうしたって、どんどんいろんなことを我慢して諦めて、ちょっと先送りの夢が増えていく。

 

でも、「やっぱり追い続けていたいな」ってこの部分の歌唱を聴いてピリリとしました。

 

その話に併せると、Dメロの「数えきれない夢で渋滞。」っていう歌詞が好きで、「。」で閉じられてる所とか『行止まり』感で身動き取れない状態を想起させられます。

 

でも、そうだなあ。

ステージ上の3人とか、周りの友達の存在を感じていると、1人じゃないなって感じますね。

 

やっぱりさ、揺れるコンパスは楽しい未来をずっと向いていてほしいじゃない。

 

 

歌詞については、2日目のMCで雨宮さんが「『故郷』って書いて、『このばしょ』って読むの、いいよね」なんてこともお話されていましたね。

 

そう、この場所であり、故郷であり、この場所なんだよなあ…何言うてるかは自分でも分からんが、感覚的に実際そうで。

 

 

夏川さんが以前、『ヤングアニマル 2016 No.11 別冊付録』でこの曲を「ちょっと切ない感じもあるけど、勇気をもらえるような曲」とお話されています。

 

確かにあの頃はそんな曲だった記憶があるんですけれど、今はあまりその切なさを感じないなあと思っていて。

 

ただあたたかくて、優しくて。

 

それは積み重ねてきた日々が、挑戦し続けるTrySailの姿が、あたたかい故郷のようにまるで帰る場所のように胸の内にあって、その存在を思うと少しだけ確かに強くなれるから、じゃないかなあと。

 

だから、うん、『故郷』だなあ。

 

 

 

歌唱はメインステージ、Aメロはあたたかいクラップ。

 

これまで、あの始まりの日から、何度も踊ったこの振り。

この振り踊るの好きなんですね。

なんかそれが嬉しくて、いろいろ込み上げてきて、花粉が酷かったです。

 

ラスサビ前に友達と手を重ねる、久しぶりの「お約束」。

でも、ちょっと手の距離はソーシャルディスタンス。


2.BraveSail


2番歌詞、海を見つけるところで、客席へ背を向けメインステージ上に並ぶ3人。

なんだか、2017年の『Harbor × Arena』で見た光景が鮮明に蘇ってきた瞬間でした。

 

「海が見たくて」、そうだよなあ、海が見たくてだよなあ、って。

 

海が見たくて始めたことだよなあっていろいろな事を思い出してました。

全部海に、嫌なこととか楽しかったこととか全部、海に溶かされていくような時間。これ、いつもこの曲をライブで聞くたびに思うことなんですよね。

 

普段聴きでイヤホンから流れてきても、同じで。

なんだろうな、こう、僕にとっては『おまじない』みたいな歌詞です。

 

 

その2A途中からだったかな、花道で歌唱。

 

そして2サビ終わり、動物たちに語りかける部分が「エモエモポイント」でした。

 

初日、座席が花道メインステージ側前方で、花道の真横だったんですよね。そこから見た、センターステージの先、光の方へ楽しそうに、客席に語りかけながらスキップで駆けていく3人の後ろ姿。

 

いろいろな思い出と多重露光して、喉奥がきゅううとなりました。

 

そう、Aメロの前後半境にあるクラップ部分がすごく気持ち良い音と景色だったなあ。

 

Dメロ、仲良くセンターステージの船に乗る3人。

祝福するかのように、会場全体から盛大な手拍子。

互いに腕をとり、駆け回る3人。

 

 

こういう状況下だからこそっていうのもあるけれど、めちゃくちゃ美しい空間だったんですよね。

 

ここの部分はもともと好きなシーンで、僕らは「手拍子」、3人は「踊る」っていう構図がすごく好きなんですよ。

 

曲によっては一緒にバンザイやクラップをしたり、煽りにのせられて拳をまわしたり、「一緒に何かをやる」っていう関係になっている曲も多々あるけれど、いくつかの曲にこういう『僕らはこれをやってて、その中で踊る3人っていう構図が好き』みたいな曲ってあるんですよね。

 

後々出てくるので、これ以上は割愛。

 

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎1st ライブツアー"The Age of Discovery"大宮公演(『BraveSail初披露』)

 

≪夏川≫

歌ってほしいところあるんですけれど、難易度Sクラスで・・・、本当に難しいんですよね。

 

(当時の僕のメモ)

・この説明の構図は、Braveの長...?

・かわいい

・いろんな動物、お遊戯会みたい

・かわいい

・豚になる

・サビ前のピョーンッと跳躍するとこの麻倉ももさん

・次曲がパーリー☆パーティで世界感上での繋がり感

 

Braveの長 

咎人の長

Babyの長

僕シンの長

 

みんなどこへ行った...

 

そうだなあ、その時点までのTrySailの楽曲でここまで童心でピュアな曲ってなかったし、どこかで失くしてしまった色メガネで世界を見せてくれる様な、振り付けに歌声だと思いうんですよね。

 

「あたま・かた・ひざ・ぽん」を思い起こさせる様にひざ、かたを触るところ好きなんですよ。

 

「童心に還る」というか、そもそも『こども』だった頃、目の前の情報を機能や意味に還元しない、ただ純粋に「ほげぇー」って楽しんでいた「こども」の頃に戻してくれる、そういう楽しさを持った振り付けだなあと。

 

 

そうだなあ、僕はこの曲は"Harbor x Arena"より"The Age of Discovery"の方が印象に残っていて。

後者は、TrySail初めてのツアーだったんですよね。

 

なんだろうな、こう、いろんな所を巡ってそこかしこで笑顔の空間が生まれていく姿が、「乗り込んでおいで」と笑顔で手を振り味方を増やしていく姿がとても眩しかったからだと思います。


3.Baby My Step(1日目)


Baby My Step、「女子会」解釈勢です、こんばんわ。

これはもう、ライブで可視化されて届けられて以降ずっと変わらない解釈なんです。

 

3人それぞれの恋バナ感、それも本当に夏休みを待ちきれない女の子たちによる、「夏休み直前作戦会議」って感じがしますよね。

「Oh!!マイ・ラヴ!!」を筆頭に曲全体として、すごく表情豊かで。

 

そしてねえ、今回のライブでAメロ部分ですよ!

センターステージで、それぞれの「恋バナ」を左右から挟んで座ってきく2人の姿。

 

女子会を知らない野郎が思い描く「女子会」そのものでした、ありがとうございました。

 

 

「女子会はわわ〜」なんて思ってウフフってなってたら、「思わせぶりなセリフで君にアタック」で、客席に蹴りを浴びせる雨宮さん。

 

「女子会??!?!?」ってなりました。

 

女子会こわ...

 

 

アウトロが延長され、メインステージへ戻る。

 

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎TrySail Live 2017 Harbor × Arena

横浜公演でしたね。

 

最後の、雨宮さんの「Oh!!マイ・ラヴ!!」が初めて甘甘バージョンになっていましたよね。

目をぎゅむむっと瞑って、喉奥から絞り出すような感じで。

 

甘かった...砂糖18g...。

 

…なんで蹴りかましてるの(笑)


今回の『Baby My Step』も、鮮烈な印象として記憶に残っていきそうです。

 

 

Babyの長...(2nd “The Golden Voyage of TrySail”)

 

 

 

あ!!!!

 

あと、アレだよ、アマイセイル!

▶︎TrySailのチョコっとVoyage ~アマイセイル~ 【夜公演】

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○チョコっとコール&レスポンス

Baby My Stepを歌唱。ただし今回は

TrySailの手の振り→客

客パート(コール)→TrySail

 

というこれまた面白い企画になっていました。

 

スクリーンにはBaby My Stepの歌詞が。

 

『せーの(ホップ・ステップ・ジャンプ!)』から。

 

TrySailのお三方はこの日販売されたTrySailブレードを両手持ち。

それぞれのカラーを用意。

 

中々スイッチを入れれない麻倉ももさんと、長押しだと教えてあげる雨宮天さん。

 

曲の開始前に変な構えをするお三方。

 

曲中はブレードを上下に振り振り。

麻倉ももさんは肘を曲げたまま両肩口で振っている事が多かったですね。

 

夏川椎菜さんは顔の前でリズミカルに振っていました。

横のTrySailボンボンのボードに映る影の動きが可愛い。

 

雨宮天さんは腕を前に伸ばしきって腰でリズムをとりながらマラカスの様に振ったり肩口で振ってみたり、体の前で振りながらその場でゆっくり回転していき、左右に半身になった際に片足を後ろへあげてみたりと一番自由。

 

コールの際は三人とも両腕を前に突き出してコールしたり。

このイベント中一番会場全体が盛り上がったんじゃないかな。綺麗に決まっていました。

 

お三方も感動した様子で急遽2回目が行われる事に。

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こーーーれめっちゃ楽しかったんですよね!!!

ぜひまたこういう逆転企画やってほしい...


3.WANTER GIRL(2日目)

サイリウム揺れてて綺麗だったなあ。

 

楽しく踊っていました。

 

んー。

 

以前、ナタリーの記事で雨宮さんが「この歌詞には『私たちがリードするから』みたいな雰囲気があって。」とお話しされていました。

 

実際に、後述する3rdライブツアー"The TrySail Odyssey"ではリード曲を務めたり、ぐぐっと引っ張り上げてくれるような曲ですよね。

 

1日目の『Baby My Step』もそうだけれど、久々のライブということや「このご時世」ということもあり、まだ探り探りで入っていた部分を、ぐぐっと引き上げてくれたように受け取っています。

 

そんな3人に呼応するように、間奏は盛大なクラップ。

今回の公演は、たくさんクラップしたし、たくさん「ここ手拍子うつと楽しいぞ!」を見つけたので、言及が多くなりそうね。

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎"The TrySail Odyssey"


やっぱり、このツアーを引っ張ったのはこの曲だと思うし、そんなライブの光景だとか、各地を友達と遊び回ったの思い出してぽろぽろしちゃいましたね。


■挨拶

久しぶりの再会を喜んだり、朗読劇の振り返りをしたり、2日目は筋肉痛の報告をしたり。

 

朗読劇、2日目のMCでは夏川さんの担当した「五年後の夏川」はもともと「ナンコ声色」で設定されていなかったことが明かされていましたね。アドリブで「ナンコじゃん!」とツッコんだことで、設定が採用されたとかナントカ。

 

いやあ、1曲目の衣装好き...。

"Harbor x Arena"の1着目みたいで、こう、こういう全面的にカラーを押し出した衣装もっと見たいなあ。


4.パーリー☆パーティ


1日目でイントロが流れだしたとき、声は出せないものの、なんだかこう、「待ってました!」という空気を感じましたね。

 

そして、久しぶりのマカロンドラゴンさん。

1日目の、スクリーンに抜かれた驚き宮さんが、演技派で、良かったです。

 

完全オリジナル版、実際には、"Habor x Arena"ぶりだったのかな。やっぱり忘れている振りとかあったけれど、踊っていると「そう、このサビ振り付け好きだったのよ!」って思い出したりすることもあったし、染み付いてたんだなあ。

 

メインステージで歌唱。

 

Dメロ、声出しできないこともあり今回は「フフーッ!」の部分をクラップしていたのですが、楽しかったので採用です。

 

踊って帰る夏川さん。

 

この曲でメモをとると、必ず書いている文言。

踊って帰る夏川さん。

 

曲最終盤の三人がそれぞれ「Let's Go! パーリー☆パーティ!」をやるところ。あそこの夏川椎菜さんの目線のやり方が大好き。

 

中央にカットインしてくるときの俯き、踊っているときの小首を傾げながらの横目に、立ち位置に戻っていく際の流し目。

 

 

分からない人は、ツアー映像作品『TrySail First Live Tour “The Age of Discovery”』で24分13秒から24分29秒を観てほしい。

 

「……遠くても、離れていても、きっとそばにいるから!」

 

うぐぅぅ……(Jump in'! Jump in'! Jump in'!)

 

 

■この曲の"Double the Cape"

歌詞の、もちろんお三方のデフォルメされた歌声も可愛いけれど、歌詞も字面自体がめちゃくちゃ可愛い歌詞ですよねー。

 

この曲の思い出。

収録されている1stアルバム『Sail Canvas』を受け取ってから、「心が疲れたなあ」ってときに、曲聴きながら歌詞を時々眺めていました。

 

可愛らしい歌詞とは裏腹に、そこで示されている、短絡的で真っ直ぐピュアな「世界の受け止め方」に、「ああ、これでいいんだ」と複雑に絡まった思考を解いてもらっていましたね。

 

実は、深い曲。

 

 

暗いね、怖いね…、でもまず踊ろう!

(Let's Go! パーティ!パーリパリ☆パーティ!)

おおっと行き止まり!…皆で踊ろう!

(Let's Go! パーティ!パーリパリ☆パーティ!)

 

 

▶︎TrySail Live 2017 Harbor × Arena


5.Truth.

メインステージで歌詞。

 

間奏!その!!ダンス!!!

 

先述した、『僕らはこれをやってて、その中で踊る3人っていう構図が好き』の代表格的な曲・箇所が『Truth.』の間奏部分です。

 

 

「オイ!オイ!」という僕らのうるせー煽りの中を、冷徹に踊る"ヒト型のモノ(ロボット)"という構図が好きで。

 

この曲の雰囲気とか、実際にタイアップしたTVアニメ『BEATLES』でヒト型のロボットであるレイシアにアナログハックされた人々が熱狂されるシーンがあるけれど、そんな作品に沿った空間を感じられたりするんですよねー。

 

それが、最新の公演だった2019年の"The TrySail Odyssey"では、幕張公演の2日目からはダンスが「いくぜー!」いう煽りに変わっていたんですよね。

 

それもそれで、きっとそれも「もっと楽しませたい!」「変えていこう」という優しさ、意識の表れだったかなあと思っていて、なのでそうしてくださった選択はすごく尊重しますし、それはそれで嬉しかったんですよね。違った気付きもあったし、楽しかったし。

 

「踊っていてほしい」っていうのはそういう願望もあるし、僕はこの曲の『あたたかさ』が好きなんですよね。

 

 

■この曲の"Double the Cape"

 

ライブで感じる「Truth.」はそこで生まれる生命みたいにあたたかく感じるのですよね。

知性はあっても感情をもたないAIロボットとのボーイミーツガールを描いたテレビアニメ『BEATLESS 』。

 

そのタイアップということで、使用されている音は機械のように無機質なのに対して、乗せられていく詞はどこか有機的で。

 

キミと今 歩んでるこのトキは永遠ではないけど」、「ボクが今感じてる 幸せが幻想だというなら」というサビ頭のフレーズが好きなんですよね。

 

そしてその部分では曲調がフッと熱を帯びる。照明もどこか暖色的な色味を取り戻す。

 

それはそれまで無機質な黒のキャンバスに拙く細く手引きされていた感情に温度が宿り、それを導火線に宇宙の中でビックバンが起こり、存在が生まれるようで。

ふと冷たさの中に存在を歓迎されたようで。

 

音源の方でも、そのサビの変化が好きなのだけれど、特にライブでの耳だけでなく目や肌で感じられるその虚無からの愛が、照明やら空気感とか諸々そうなる要素が加わりつつ降りかかってくるあたたかさ、不意に迎えられているような優しさというか、それが全身にダイレクトで届いて。

もう泣きそうになるのですよね。

 

日常の暗闇でイヤホン越しに聴くとそうやって自分の中に確かな火の起こりを感じる。

でも、ライブではもっと、自分だけでなく目の前の存在にも火を感じられるようで、あたたかいんですよね。

 

その『あたたかさ』の、溢れそうなほどの極値を迎える瞬間が、あの間奏の暖色系のメロディーだと思うんですよね。

 

Aメロ,Bメロは無機質的な、一方でサビは誰かに向けた想いのようにあのダンスを感じているんだけれど、この間奏部分でのダンスはどちらとも違っていて、もっとこう、何か違うモノを感じるんだよなあ。

 

うまくまだ自分でも分かりきっていないのでこれは今後のライブで考えていきたいところなのだけれど、感覚的には『物から者になる瞬間的な切り抜き』みたいな感じ。心が宿るというか、すごくポエミーなことを言うと、愛の中で踊っているというか。

 

 

ん???

 

『Truth.』、大好きなんだよなあ。

 

▶︎2017 2ndライブツアー"The Travel of TrySail"

 

振りを憶えようと、幕張の物販列で何度もCMを友人たちと見直した思い出。


6.CODING


またもやの、イントロ盛大なクラップ。

 

シングル通りの並びとなったセットリストだけれど、普段聴きしていてもこの並びはテンションをぐぐっと上げてくれるので好きなのですよねー。

 

『Truth.』が自分のポジティブな感情を思い出させてくれる曲のような立ち位置で、『CODING』はもう盛り上げてくれる曲よね。

 

 

間奏の、3人が連続して繋いでいくダンス。

スクリーンには、その繋ぎに合わせて画面を3分割して順々にお三方が映し出されていましたね。

 

そう、あの部分をねー、連番して踊ると楽しいなあなんです。

僕は雨宮さんのところしか踊らないので、横が忙しなく踊っているのを横で感じるのが好きです。

 

4連したいね。

 

そうそう、サビ終わりの「みーらいー」のところ、指で世界の境界線をなぞるようで好きなんですよね。

日常と非日常、今と未来の境界線。

 

その中でも特にラストサビでのそれが、この曲で1番好きな景色で。

それをやった後の、一瞬音と光がパッとなくなって一呼吸置いて音や光が再動するところ。

すごく扇情的で、一気に気持ちが色づいていくようで、19年の3rdツアー中はいつもワクワクしていたんだけれど。

 

やっぱり、いいね、あそこ。最高。

その景色のあとにあの連続ダンスがあるのがね、酔いですよ。

 

そして、かっくいい締め。

 

「フーっ!」て言いそうになって、慌てて口をとじました。

間に合わなくて、しゃっくりみたいな音が鳴りました。

恥ずかしかったです。

 

あの終わりのかっこよさ、好きなんだよなあ。

 

 

■この曲の"Double the Cape"

2日目のMCで、

《雨宮》

ノンストップのダンスコーナーをお届けしましたー

 

《麻倉》

こんなにダンス多いんだって、TrySailこんなに踊るんだったって再認識したよね

 

《雨宮》

みんなそれについてきてくれるからすごいよね。『 CODING』のさ、ここから見る三角形すごい綺麗なんだよ。私たちよりうまいってくらい(笑)

 

という一幕がありましたね。

 

▶︎Truth.リリースイベント2部

 

リリイベ、衝撃だった。

鬼難しそうって、これは無理じゃあ...って思いました。

 

20公演もツアーまわったら、踊れるようになりました。

TRYしてみるもんだね。


■MC

 

TrySailのライブ恒例のメンバーソロ歌唱は行われず、今回のライブでは「オールTrySail曲」が用いられることがアナウンス。たくさん曲が聴けて嬉しいね。

 

ソロ歌唱もいろんな曲や感情との出会いがあるし、今後もやってほしいところでもありますが。

 

 

事前に募集した『TrySailまたはTrySailの楽曲に紐づくメッセージ』を2人で紹介しながら、1人が衣装直しに向かうという構成。なんか、新鮮。

 

紹介したメッセージに紐づけて、曲の印象や思い出を語っていく3人。

いくつか切り取って触れていこうかな。

 

 

■『オリジナル。』(初日)

《雨宮》

私の中で、いっちばん最初、仮歌で聴いたとき、あ、仮歌は女の人が歌ってくれるんだけれどね、完成が最初と比べて、もういちばん印象がかわった

 

《麻倉》

わかる、もっと不思議な世界観だったよね

 

 

▶︎仮歌、めっちゃ聴きたい...。曲の仮タイトルとかもあれば、聞いてみたいお話しですねー。

 『オリジナル。』聴きたい...

 

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■『バン!バン!!バンザイ!!!』(初日)

《雨宮》

バンザイはめっちゃ推し曲。

 

《夏川》

天さんはカンパイと思ってて、実際そうでしょ

 

《雨宮》

カンパイだけじゃない!

 

《夏川》

でも1番好きなのは?

 

《雨宮》

カンパーイ!

 

《夏川》

そうなんだよな、天さんはノリがいいんだよな(笑)

 

《雨宮》

ただひたすらポジティブっていうか、ネガティヴな人もぐっと引き上げる【感じがあるんだよね】。5年前は絶対歌えなかった。

 

《夏川》

5年あると人はかわるよ

 

《雨宮》

ナンちゃんに言われたくない(笑)

 

 

▶︎「5年前は絶対歌えなかった。」っていうのが、言われてみれば、そう思っていそうと感じた部分で(失礼ながら)。まさか雨宮さんがTrySailでそういう、ネガティヴな人もぐっと引き上げるパフォーマンスをされるようになるとは、あの当時思いだにしませんでしたの。いろいろ嬉しかった。

 

 

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 ■Sunsetカンフー(2日目)

 └家族でファンという内容のメッセージ

《夏川》

私の父さ、くろすけね。車運転するときに、昔はバンドとかクラシックを流していたんだけど、今は全部TrySail(笑)

 

 

■くろすけの"Double the Cape"

▶︎TrySailのTRYangle harmony 「トライアングルステージ!!! ~JUMP~」(記事なし)

 

高校を卒業する夏川さんの門出に、車中で長渕剛の『乾杯』を歌っていたくろすけ氏は何処に...。

 

 

随分「カンパイ」も変わったんですね...。

素敵なお父さんね。

 

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■stepきてくれた人を尋ねる流れ

 └結成から応援していて〜という趣旨のメッセージ

 

《夏川》

最近知ってくれたって人もいると思うんですけれど、やっぱり最初から応援してきてくれた人がいたからこそ、今のTrySailがあるんですよ。最初お客さんゼロだったら、今なんてないわけで。この代々木もね、先輩たちのライブで見にきたよね

 

《雨宮》

あー、見たねー!

 

《夏川》

だから、今こうしてTrySailとして立てているってすごいことなんですよ

 

 

 

代々木で行われた先輩(スフィア)のライブを見に行ったというようなブログもありましたね。

「ああ、素敵だなあ...」って思いながら聴いていました。

 

 

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TrySailファッションショー『トラコレ』

 

初日、センターステージへの移動で麻倉さんのウォーキングに続かなかったことで始まったこのコーナー。

 

初日、「こういうのは1番下が」という麻倉さんの圧に屈して独りウォーキングさせられる夏川くんの姿には涙が止まりませんでした‪ー(笑)

 

 

2日目、花道を歩み出そうとするとファッションショー系のBGMが流れ出し、超戸惑う3人。


動揺を切り替え、完璧にセンターステージまでの長い花道を歩きこなす雨宮さん

 

《麻倉》

え?!?え?!?うまい!!(笑)

 

《夏川》

やめて!!ハードル上げないで!!

 

可憐に歩く麻倉さん

 

《雨宮》

かわいいー。

 

《夏川》

やめて!!!ねえ!ハードルあげないで!!!

 

歩き出す夏川さん

 

《麻倉》

あれ、え、あれ?(笑)

 

《夏川》

みなさーん、よいしょー!

 

《雨宮/麻倉》

ナンコじゃん!

 

《雨宮》

ねえ、知らないんだけれど(笑) ライブ感あるなー。

 

 

この時の、うれしそうにしているPA席のスタッフ様方が(笑)

 

そうだなあ。

 

 

 

■スタッフさんの"Double the Cape"

▶︎TrySail Live Tour 2019 "The TrySail Odyssey" > 名古屋2日目

 

愛あるチームだなあと感じながら、思い出していたのがこの日の出来事。

MCで明かされた、リハでスタッフさん総出で行われた、「ツアー地方公演ファイナル・慰労Sunsetカンフー完コピ」事件。

 

 

あの時も、笑いっていうよりはその話聞いただけであたたかさにこっちまで泣きそうになったけれど(笑) 、いやー、本当に全員で「TrySail」という船を動かして、心動かそうとしてくれているなっていう、感謝の念が湧いていました。

 

 

 


7.あかね色


《雨宮》

本当に、私たちが思っている以上に、みなさんに寄り添えているようで嬉しいです。日々過ごしていて、楽しいこともあるけれど、不安や【苦しい】日もたくさんあると思います。でも、未来で、この先どんなことが待っていても、きっとみなさんと笑い合える時間を作れると信じています。

 

様々なメッセージを受け取り、センターステージで歌い出された『あかね色』。

 

顔を見合わさず、それぞれ自分が向くべき方を向いて歌う3人。

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎TrySail live 2016 Headwind Sailing レポート

 

 

あの時、セットが凄く素敵で、とても好きな光景だったんですよね。

 

当時のメモ。

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帆はオレンジのライトを浴び宛ら沈む太陽。スクリーン映像の方もエフェクトであかね色になっていましたね。この曲までは本当に「船上」っていう見え方をしていたのですが、お三方がそれぞれ違った階段の上で歌われていたことと、夕暮れの中優しく光る街燈が合わさってこの曲はまるで、それぞれが同じ街の違う場所で三者三様の夕暮れの心情を歌っている様な情景でした。今更だけど『あかね色』の歌詞のひらがなとカタカナの感じが絶妙に好き。

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想いが還っていくのは、2014年から2016年上半期あたり。

烈しく、キッと前を見据えて進まれていたあの人の姿への想い。

 

んー。

 

サビに宿されているような言葉を持っていた時期があって。

だからこの曲ってすごい『分かる』曲で。

 

 

あとね、別角度なんだけれど。

 

時には辛い日もあるけれど 

なんとかやり過ごしてきたよね

どんな未来が待ってるんだろ 

時間を止める魔法が 使えたらいいのに・・・

 

っていう歌詞が2番にあるんですけれど、これもすごく『分かる』部分で。

 

当時の僕は、本当に、こう、日々をやり過ごすように、なんとか心を動かして生きていて。

そう、だから、押しつぶされそうなときに、WALKMANから探し出してきて聴いていたなあ。

 

だからライブ中でこの曲を聴いた時っていつも、「時間を止める魔法が 使えたらいいのに...」なんて思っていたりもしたのですよね。

 

当時は、そういうエモい曲でした。

 

 

 

ところがぎっちょんですよ。

 

 

今回の歌唱、聴いていて全然エモくないの。

歌詞がぐさぐさ心を刺してこないの。

 

それが、すごくエモくて、やり過ごしている自分に響く曲じゃなくなってたのが、エモくて、はじめて笑顔で聞き終えられたのよね。

 

 

この気持ちに至るまでのそれだけの歳月のトンネルを、日々を、過程を、あなたも、僕も走り抜いてきたんだなあ、って。

 

 

 

▶︎TrySail Live 2017 Harbor × Arena

 

当時の言葉。

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もうけつしてさびしくはない

なんべんさびしくないと云つたとこで

またさびしくなるのはきまつてゐる

けれどもここはこれでいいのだ

すべてさびしさと悲傷とを焚いて

ひとはとうめいな軌道をすすむ ”

宮沢賢治 小岩井農場(『春と修羅』)

 

 

この景色に思いを馳せる時、僕は確かにすすんでいたい。その先で笑い合えるように。

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ああ、進めてるんだなあ。

 

 

そんな『エモくないエモさ』と同時に、眼前を、これまでのみんなとの思い出が過ぎていった時間でした。

いろんなことがあったよね。

 

 

Aメロのスクリーン映像。

違う方向を向いていても、それぞれフェードイン、フェードアウトでレイヤーが重なる瞬間が。

想い合うって、可視化するとこういう景色なんだろうな。

 

互いに向き合い、「わらいあえるように いのっている ずっと」を歌唱する姿を吹き抜けていくアウトロのメロディー、照れた笑顔の3人がそれぞれに映し出される。


8.azure

■この曲の"Double the Cape"

▶︎TrySail Live Tour 2019 "The TrySail Odyssey"懐旧譚

 

いきなり。

 

前回のライブでの『azure』曲終わり。

 

掌を「あの頃」っていう太陽に伸ばしてそこから掌に宿った熱を確かめるように降ろしてきて、なにか「約束」みたいに人差し指を天に伸ばすところ。

 

僕、あそこの振りをやりながら決意したんですよ。

 

 

「転職しよ」って。

 

 

ここ、笑うところ。

 

 

当時書いたこの言葉。

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振り向かないで歩き出す」、あそこの部分で実際に背中合わせになるように体半身にしたりして真似てるんですけれど、なんだろうな、あなたたちの後ろ姿を背中越しに感じられるからちゃんと自分の道と向き合えるのだよな。

獣道の入り口だって、船頭のいない船着場だって、この踵の向こうには自分の道を歩くあなたたちの姿が在って。

だったらもう、踵なんて返してられないんですよ。

 

「ここからは違う道でも 振り向かないで歩き出す」勇気をくれた曲でした。

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これ、メタファー全開ですが、「転職しよう」って言ってます。

 

ここ、笑うところ。

 

 

いや、実際、獣たちに散々やられながらなんとか抜け出して、霧の湖畔を何度も周回しながら、メンタル崩しながらもなんとかね、今、転職できて『あかね色』ではああいう気付きもあったので、故郷に誓ったことをやれていて安心しました。

 

 

笑えています。

 

はい。

 

 

センターステージで、言葉を渡し合うように微笑みながら歌唱するお三方。

 

「かわらないでほしい」と思うのは、「そのままでいいんだよ」っていうことじゃなく、「それでも」と歩き続けてきた姿へ。

 

もしまたいつかあえたら、どうか、

背中越しの、あなたたちへ。


9.明日も晴れる


■この曲の"Double the Cape"

▶︎TrySail 伝声管風「糸電話」ささやき会

 

読み直してて、「太田さんの頃かあ」と懐かしくなりました。

 

『あの頃』の僕は、めちゃくちゃ臆病で。

だから、めちゃくちゃこの曲が好きだったんですよね。

 

そこで呼びかけてもらったコメントを、この曲で1番好きな歌詞の「臆病なんて言わないから 素直に生きていこう」という歌詞から引用したので、とても思い出深い曲です。

 

 

この曲も、エモくないのがエモくて。

 

『明日は晴れる』じゃなくて『明日も晴れる』なのが本当に、ほんとうに好きなんですよね。

 

むかし、『明日も晴れる』を当時使っていたWALKMANのライブラリから探す時って、個人的には「その日を否定したくなる様な時」ばかりだったんですよね。

〝明日も〟晴れるってことは今日は雨じゃなくて「晴れ」じゃないですか。タイトルから歌詞から、曲全体で肯定してくれてる感じがして、心にグサグサと刺さっていたんですよね。

 

 

今回の歌唱を聴いていて、胸がぜんぜん痛くなくて。

そんなプロセスを踏まずとも、今日を肯定できるようになったのかなって。

 

もう少し本音ベースで書くと、この伝声管以後、ライブでこの曲を受け取ることが、心を裂かれるくらい辛かったんですよ(笑) 

 

ほんとうに、毎回。安易に歌詞を用いることはオススメしないよ(笑)

 

というのも、うーん、簡潔に言えば「こんなに背中を押してもらっているのに、選び進むことに臆病な自分」っていうのをまざまざと再認識させられる時間で、「それでも、頑張ろう!」と泣いている自分の裏側には、そう泣いている自分もいて。

 

 

背中を押されて、頬に両手を添えて応援されて、手を差し伸べられて。

「よし、頑張ろう!」って、そうやって、月の方へ夜道を歩きながら帰っていくけれど、簡単に踏切を渡ることなんてできなくて。

 

簡単じゃない。全然簡単なんかじゃない。

そんなことできる気がしない。うずくまりたくなる。ひざを抱えたまま、どこにも行きたくないと九等星ぐらいひそやかな声でつぶやくことが、お祭り騒ぎの神通力が切れてくると増えてきて。

 

そうやって、また会いたくなって会いにいく。

それが、当時の僕の”日常”でした。

 

 

 

エモくなかったけれど、

やっと、手を振り合えたんですよね。

 

やっと、この曲を受け取れた気がします。

 

 

2番Bメロからはセンターステージを去り、花道を渡って、ラストはメインステージで。

 

センターステージが「あなた」と1番近い距離だとしたら。

今日は昨日になっていき、明日が今日になっていく中で「私たち」は離れていってしまうけれど、私たちはいつでもこの『今日』(メインステージ)で想っているから、というメッセージに感じていました。

 

スクリーンに映し出される、ピンっと伸びた、目一杯のピース。

 

 

ああ、「ありがとう」って叫びたかったなあ。

 

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今回のこのパート、『あかね色』⇒『azure』⇒『明日も晴れる』と流れてきたのだけれど、16年のライブ”Smooth / Headwind Sailing”でも『あかね色』から『明日も晴れる』という流れがあったんですよね。

 

まだ「痛み」を知らない僕は、ウキウキのほくほくで、この物語を考察しているんですけれど(笑)

 

今回はそこに『azure』が入ったことで、もっと優しい物語に感じたのですよね。

 

イメージ的には、

『あかね色』:卒業式前日の帰り道

『azure』:卒業式

『明日も晴れる』:別れた日の夜

 

当時の記述に加筆していく。

 

 

『あかね色』。楽しい時間はあっという間ですね、もう夕暮れです。(...)まるで、さっき開演したのにもうライブは終盤という当時の心境にぴったりでしたね。(...)スクリーン映像の方もエフェクトであかね色になっていましたね。(...)今回、21年のライブでは、近い距離でそれぞれ違った方向を向いて歌われていたこととに夕暮れの中優しく光る街燈が合わさっていて。

 

この曲はまるで、それぞれが「今は同じ場所にいるけれど」それぞれの未来を見据えているという『寂寥』のように感じるのですが、16年と異なって感じたのは、最後の向き合う姿に「私は大丈夫だから。前を向いて進んでいくから、キミも。」という、『別れへの肯定』を感じたこと。

 

 

 

『azure』こそ、その「私は大丈夫だから。前を向いて進んでいくから、君も。」という愛のように感じられるのですよね。

 

落としてきたもの拾ってきたものそのどれも間違いなんてないって、色褪せた思い出過ぎ去った景色の中に落としてきたモノや拾ってきたモノがあって、それが在っての今なんだって教えてくれるのは、『あかね色』で振り返ってきた、君と過ごした日々なんだ。

 

だから、君が落としてきたもの拾ってきたもの、君が居たそのすべての場所に落とされた想いが、インクのように輝いて、透明水彩のように笑っていますように。これからも。

 

そういう想いが込められているようで。

 

 

 

『明日も晴れる』

 

「別れの日」って寂しくて辛いけれど、これから進んでいく自分を押し出す推進力にもなる。

今日あなたに手を振ることは、昨日になっていく私に別れを告げることと同義で、別れを告げるからこそ、私は前をむける。

 

「私は大丈夫だから。心配してばかりの臆病な私だけれど、それでも前を向いて進んでいくから。あなたも。」

 

 

この3曲、2人称がそれぞれ異なっているんですよ。

 

  • 『あかね色』⇒「キミ」
  • 『azure』⇒「君」
  • 『明日も晴れる』⇒「あなた」

 

 

この3曲は3人が3人とも想っていることでもあり、それぞれが相手に向けて想っている1曲ずつなんだろうな。

 

愛だね。

 


■MC

『あかね色』でのラスト、顔を見合わせて迎える曲終わりに「照れてた(笑)」と恥ずかしそうにしていた3人の笑顔が愛しかったのと、それだけの積み重ねを感じていました。

 

 

2日目は、『明日も晴れる』のアウトロをクラップにした部分について。

 

《雨宮》

一体感もすごかったよね。これからもやってほしい

 

《夏川》

こういう状況だからこそ生まれたものだよね

 

《雨宮》

こうやって進化していくんですね

 

《夏川》

5年もやっていると、いっぱいライブやっているけれど、ライブで生まれてくるやりとりってあるもんね。これからも、お約束増やしていきたいと思います!

 

 

あのクラップへの変更、好きだったなあ。

個人的にはワイパーよりクラップの方が一体感を感じられるし、『明日も晴れる』はそういうあたたかさにみんなで今日を肯定する曲だと思うので、納得のバージョンアップでした。


10.うつろい

「昔の私たちには歌えなかった曲、TrySailの新たな表情を感じてください。『うつろい』」と歌唱されたこの曲。

 

曲紹介、雨宮さんの、それまでのメッセージからはガラッと声色変えてきた『うつろい』というタイトルコールがいっそう曲の雰囲気を醸し出していましたね。

 

サビのダンス好きだなあ、あの、くるくる。

思考のぐるぐるだと受け取っているんですけれど。

 

何より、胸を打った光景はサビ終盤

 

見えるように 見せた傷に

気づかぬように 目を逸らし

 

での「に/し」部分でドラム?に合わせて、硬く握った拳を横に打ちつける姿。

 

普段聴きしているとそんなに『強い』曲に感じないのだけれど、こんなに激しく波が立っている曲だとは受け取っていなかったなあ。

 

 

ゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の第2部テーマソングとなったこの曲。

作詞作曲を担当したのは、原作のTVシリーズ・劇場版『魔法少女まどか☆マギカ』でClariSの『コネクト』『ルミナス』『カラフル』を作曲していた渡辺翔さん。

 

長く、ダークで希望の中に絶望を孕んだ物語の世界観に寄り添った曲を作ってきた彼だからこそ紬だせる「絶望」を抽出した詞とメロディーになっているように感じていますが、曲前の雨宮さんの昔の私たちには歌えなかった曲」はそこに掛かっているんじゃないかなと勝手に推察していました。

 

以前、3rdアルバム『TryAgain』のリリースインタビュー(▶︎音楽ナタリー)で、夏川さんが「TrySailで「絶望」なんて歌ったことないもん(笑)。」とお話されていた部分から考察しているんですけれど。

 

だから、3人なりのこれまでにない「表現」をパフォーマンス上で見つけたいなあと思い眺め耳をすましていたけれど、2回じゃまだまだ難しいのか、僕の心に類する感情のフックがないのか。

 

今後のライブで見つけたいですね。

 

んー。

どう、受け取ればいいんだろうな。

 

どろどろとした、暗い微睡かなあ。

「沼」だと沈んでいってしまって、それは違うんだよね。

 

希望を持っていたけれど心を引き裂かれてた『傍観者』が、

絶望の中で『君』に出会って、

でも傍観者自体は、その諦念のどろどろした微睡が心地良いと自分に言い聞かせていて<嘘>、

君との出会いに、軋む自身の感情に痛みを感じている

 

ようなイメージ...?

 

 

「微睡」だから、リズムとコード進行は一気には変わらないし、傍観者だから基本的に大きく波立たない。ただ、止まった心電図に波を起こすノイズが『君』であって、掻き乱されドメスティックな波に対して「言葉」自体は弱くて、アンビバレントな構図になっていて、だからこそ、弱さが際立つ。

 

そうだなあ、んー、でも最後まで「絶望」ではないように思うんですよね。

歌詞だけだと、そのまま諦観への眠りに落ちていっているようにも受け取れるんですけれど。

 

 

「希望」に向き直ってはいないけれど、針穴くらい小さな部分から光が一筋差し込んでいるように思えた演出があって、それがDメロの

 

夢があって君がいた

夢は浅いよりは

 

話した夢はひとりでに飛び

いくつも希望を連れてくる

支えた夢は私むしばんで

いらないもの全部吐き出して消えた

 

での、スクリーン演出。

 

夢があって君がいた 夢は浅いよりは」の部分ではモノトーンに無彩色の明暗で3人の姿が映し出されていたけれど、「話した夢はひとりでに飛び〜」の部分で色彩を帯びる。

 

その色こそが、「夢」かなと思っていて。

無彩色に色がつくんじゃなくて、色が無彩色を蝕んでいく。

 

だから、ラスサビは並べられた言葉こそ1サビと同じだけれど、中身の人間は違う感情だと思うんですよね。

 

 

 

 

んー、2番の歌詞は実体験的に理解できるのだよなあ。

長くどんよりと向こうも見据えられない黒の中で、痛むくらいなら、心をなくそうって傍観者になろうとしていた時期がガラスの少年時代にあって。

 

痛み、嘘...。

 

この嘘を何かに抽出できたから、解釈が広がりそうだなあ。

 

んー、もっといろいろ自分の辞書に言葉を増やしてこの曲考えてみたいな。

 

(なんてこと考えている余裕なく、ライブ中は感傷に乗ってサーフィンしていたんだけれどね)

 

今回のライブで1番印象が変わった曲でした。

 


11.ごまかし

『うつろい』から『ごまかし』への流れに物語性を見出していたのですよね。

 

『うつろい』が内面的な世界でのモヤモヤであったり苦しみだとするなら、『ごまかし』はそこに至るまでのその人の美しく悲しい記憶、みたいに受け取っていました。

 

アニメであるじゃないですか、悪霊を成仏させるときに、その悪霊が「ピュアだった時のことや闇堕ちした瞬間」を描いた回想シーン。そんなイメージ。

     

 

イントロ、掌で覆った目を、ゆっくりと開くような振り。

 

サビ終わりのにも、同じように目蓋を開け閉めする振りがあり、曲のラストではゆっくりと閉じる振り。

 

何かを望んで目を開けて、何かに絶望して目を閉じる。

 

何かを望んで世界に対して自分を開いて、描いていた世界との隔絶に絶望して自分を閉じる。

 

それでも、それでも目を開けてある程度は朗らかに「溶け込む」必要があって、「何か」をごまかしながら生きている。

 

1サビ終わりの間奏で行う、タッチパネルのような操作で「何か」を選びとる振り。

 

あそこは、フリだと思っているんですよね。

「選んでるフリ」をして、選ぶことをせず、ごまかしているような。

 

 

未来は無限に広がっているとしたらそこには開けた道もあるはずだと安堵する反面、選び取る覚悟みたなものが大きな恐怖となるもので。

無鉄砲に感情だけでは動けなくなった今、悩んでも決めきれず結局何も選べないまま現状維持でやり過ごすことも増えていく。その決断の先に繋がるものの大きさを考えると余計に。

 

そうやって、選べずに、選ぶフリをして。

 

やっているフリ、生きてるフリ、ごまかし、よくやっていたやつ。

そこにはいない心。

 

雨宮さんがインタビューで「一度歌い出したら止まりどころがなく、そのまま流れに乗っていくしかないような曲になっているので、必死さや焦燥感を込めて歌っています。その常にギリギリのところにいるような感覚は作品ともリンクしているなと感じます。」とお話ししていたけれど、そういう『流されていく感じ』はありますよね。

(▶︎https://times.abema.tv/posts/7035612

 

 

んー、初日の時点では『うつろい』の、もう既に闇堕ちしてしまった主人公の「回想」として受け取っていたけれど、2日目の『かかわり』へと続いて行った方はまた別のルートに感じたんですよね。後述。

 

 

幻想的なメロディーの中で、三角形をした舞台背後の照明がこの曲ではステンドグラスのように瞬いていました。

ちょっと、そこから話を広げていきますが、以前、夏川さんがインタビューでこの曲を「ガラス細工みたい」とお話されていましたね。(▶︎https://news.livedoor.com/article/detail/17661902/

 

 

ステンドグラスに使われるガラスって、焼くことによって光を調整していくんですよね。

 

焼く前はただのガラスで、焼くことによって、そこに色が訪れる。

光を受けることができるようになる。

 

曲中に描かれている物語はその焼かれていく過程のように僕は感じていて、だからこそ、光を帯びて刹那的で美しいのかなって思っています。


12.コバルト(1日目)


イントロが流れて、歌い出された『コバルト』。

 

んー。

18年の2ndツアー(茨城公演)で、イントロがカットされるようになった『コバルト』。

 

『コバルト』ってセットリストの関係もあって、その2ndツアーまでのどのライブでも、「コバルト」っていうタイトルコールから曲へという流れになっていて、僕はそれが凄く好きだったのだよな。思い出したよ。

 

そのタイトルコールは、いつか、他の曲と曲続きになったら無くなると思っていたんだけれど、イントロカットっていう形での来訪はさすがに悲しかったのよなあ。

 

今回は無かったけれど、いつかまた、タイトルコール聴けると嬉しいな。

 

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎Sail Out!!!(記事なし)

2ndシングル『コバルト』の発表の時に、「ゴダイゴ」と聴き間違えました。ごめんなさい。

(この伏線はその後、1stライブツアーのハモリ曲で回収される)

 

あとは、リリースイベント絡みの「ホント・ウソクイズ」とか。

特設サイトまだ残っていたんだね、懐かしい(笑)

(▶︎http://app.aniplex.co.jp/trysail/2hontodayo/

 

この代々木第一体育館でも、16年のアニメ紅白で歌っていましたよね。

たしか1曲目。

 

ああ、それと2ndツアーの、あの新潟公演。

 

呼吸を置いて大きく歌いだす雨宮さんの後方で、密やかに「果てない宇宙」を歌い出す二人の姿に僕の涙腺はボロボロだったしその後の歌詞、「独りきりじゃ 抱えきれない」とか怒涛にエモ器官を揺さぶってタオルが離せなかったなあ。

 

他にも『Classroom☆Crisis』のイベントだったり、いろんな記憶の中にある『コバルト』だけれど、今回のライブ、メインステージ上で踊る3人の背後にくっきり影が浮かんでいて、いろいろな思い出をそこに多重露光しては、微笑みが漏れちゃったなあ。

 

ビシッと踊れて楽しいよね。

 

コバルトの、振りというか、感情が出る部分というか、「抱えきれない」で腕を下にガクッと振り下ろすところが好きです。

 

こし

ばい

るんるん

とらいせいる


12.かかわり(2日目)


2日目の、『うつろい』⇒『ごまかし』⇒『かかわり』の流れ。

 

『ごまかし』のインタビューで、夏川さんが「不思議と、サビの部分とかで耳に入ってくるのは希望的な音だったりして、なんかちょっと明るい方向に行ってるのかも…っていう錯覚もある」とお話しされているけれど(▶︎https://news.livedoor.com/article/detail/17661902/)、その『錯覚』じゃないルートが、この3曲の流れかなあ、って受け取っています。

 

この曲の主人公は、『うつろい』/『ごまかし』の主人公とは違って、彼女を救い出さんとする他のモノ、もしくは自分の内面に閉じ込め(られ)ている自分、かな。

解釈的には後者が好きだけれど。

 

歌詞の中に「理解して向き合った嘘つきな世界」とあるけれど、それが『うつろい』の歌詞にある「小さい世界」であったり、『ごまかし』で歌われている「演じていた世界」と関連付けられているように感じていて、その2曲で歌われていた「世界」と向き合っていく物語、かな。

 

歌詞の中に「夢の中閉じこもり眠る 私に向けて 信じ合って目合って 笑おう」という歌詞があるけれど、ライブ中に直前に見た『うつろい』のアウトロで閉じられた「目蓋」の振りを思い出して。

 

 

ステンドグラスから差し込んだ光と向き合う、そんな連続とした物語を、この3曲には感じていました。

(『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』関連の3曲だから、世界観的に繋がるのは必然なんだけれどね)

 

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎adrenaline!!!リリースイベント大阪2部

 

《雨宮》
今後もしやれるならさ、MVって表題曲がなるじゃないですか
《夏川》
かかわりも作りたいよね。
《雨宮》
先輩達もやられてるよね。
(...)
《雨宮》
みなさんの声があれば、ね(笑)
 
この世界線を早く掴みたい...

13.High Free Spirits


この曲は危ないのでメガネ外すんですけれど、裸眼になった時にぼやけて見えるサイリウムの光が好き。

水面の光って感じがして、めっちゃ綺麗なんですよね。

 

初日、通路すぐ横で目の前に雨宮さんが来てくれて、サッとメガネかけたらもう次の瞬間にはメガネが落ちていた。

毎回思うけれど、ライブ用にメガネの固定具買いたいね。

 

2日目のMCで、こんなやりとりがありましたね。

 

 

《夏川》

道で歩いていると、シャッフルとかで流れてくるとさ、駅名言いたくなるもんね

 

《麻倉》

え、それはやめて(笑)

 

《夏川》

新宿とか歩いててさ、「しんじゅく〜!」って(笑)

 

《麻倉》

え、いや、ちょっとそれはやめて

 

 

夏川くんの、「High Free Spirits間奏で現在地の地名叫びたくなる」、わかるんですよね。

 

ただ、「たかだのばば〜」は脳内で言ってからしばらくニヤニヤがとまらんで、取引先着いても収まらなかったので、オススメしないです。

 

 

■この曲の"Double the Cape"

裸眼なので‪わからん(´;ω;`)‬

 

1番の思い出は、2ndライブツアー "The Travel of TrySail"の茨城公演。

ライブ前にみんなで会場側の偕楽園で公演散策しながら遊んでいたんだけれど、湖畔のあひるボートに分乗して『High Free Spirits』再生しながらレースしたのが、めちゃくちゃ楽しかった思い出として残っています。

 

あ、リリイベがサイエンスホールでしたが、当日横の武道館で松田聖子さんがライブされていましたよね。リリイベ楽しかった記憶がありますが、雨だった記憶の方がしっかりしている。

▶︎『High Free Spirits』リリース記念イベント 第1部「超絶 盛り上がってゆこう!トーク&ミニライブ」


14.whiz


外つけのスカートを剥ぎ投げて、風に巻き上げられるように歌い出された『whiz』。

 

生足が

舞っていたよ

うふふふふ

(良さ蕪村)

 

裏地に、各々のカラーが入ったあの衣装良かったなあ。

 

生足で

whizステップは

いけません。

(秋の交通運動川柳より)

 

 

サビの頭に客席へ向け手を差し伸べる振りがあるけれど、あそこに凄く掬い出されるような気持ちがあるのですよね。

自分の中でうまく「意味」に還元できないものに、なんだかよくわからないものに手を差し伸べられて、風に葉が巻き上げられ突如世界が広く見えるように救われることってありませんか。

そんな曲なのかなって、思っていて。

 

そう、「きいてもわからないし、わからないんだよな」ってふと曲中に思って。

「資格はあといくつ」って歌詞があるけれど、そうだよな、わからないことだよなって。

 

その「わからなさ」がこの曲のテーマなんだと思うんですよね。

 

 

資格、四角、四角い世界、四角い世界を出るための資格。

 

外の世界へはあといくつ扉を開けたらいいのか、実はもう外の世界にいるのかもしれないし、今握っているドアノブも実は望んだ世界への扉ではないのかもしれないし、それが実はその人の歩きたい道にちゃんと繋がっているのかもしれない。

 

何がわからないのかもわからなくて、もし意味がすべてであるならば、僕たちは、この世界のどんなことでもわかることができるということで、でも、どんなに頑張ってもいつまでもよくわからないものだから、海にうかんだり、夕日を眺めたり、不意にまきあがる風を感じることも、驚きに満ちているのではないかなと思ったりもします。

 

そんな風に、世界は「意味」だけではできていなくて。

 

だから簡単に理解はできなくて、理解できないからこそ、それを味わうことを簡単にはやめられない。

そうやって誰もが探って味わうことができるのが、この世界の素晴らしいところであり、また厄介なところではないのかな。

 

意味ではないから、やめられない。

その歩みが、『証拠』になっていくんじゃないかな。

 

 

ただ、ライブの『whiz』はその点、少し違くて。

 

落ちサビ、っていう用語を使えばいいのかな。

ラスサビ前の、「カゴに乗せ 大切な夢」の部分。

 

あそこでの、掬い取ろうと伸ばされる手と、「私たちにとっての意味は、あなたたちなんだよ」と言わんばかりに、存在の祭りのように向けられるあたたかな光が、あのライブだけにある光景が愛おしくて。

 

 

眼前の三人が手を伸ばし、掬い取ってカゴに乗せているのは、自分の夢という解釈もあるのだろうけれど、ライブならではの勝手な思考だけれど、僕たちなんじゃないかなとも思えていて。

 

そう勝手に解釈をすると、なんだかぐっと喉奥にくる気持ちがあるのだけれど、甘んじてそれを受けるわけにはいかないし、むしろ逆でありたいのでライブ中は一生懸命手を差し伸べていたりするんだけれどね。

 

そうして、「意味」を証拠として残しながら、自分で見つけたり見つけられたりする可能性を高くする努力をしながら、わからない道を歩んできた、TrySailとの時間だったなあって、耽っていました。

 

 

きっと「分岐点」はいくつもあっただろうし、僕にもいくつもあった。

互いにそれぞれを精一杯選んで、まだまだこうして会えて、嬉しいな。

 

■この曲の"Double the Cape"

 

今回の衣装での『whiz』もすごく、強烈に記憶に残る光景でしたが、もう1つ衣装絡みで色濃く印象に残っている光景がありまして。

▶︎アニメ紅白歌合戦vol.5

 

この時の衣装が、遠目から見て小さい蜂みたいに可愛くて。

スクリーン横の演出照明が蜂の巣状になっていた事と相まって、小さい蜂が春風に舞ってる様な印象を受けたんですよね。

 

あとは、この曲の思い出で忘れられないのは、

▶︎『「Classroom☆Crisis」スペシャルイベント 株式会社エーテック・エンジニアリング 発足式

 

での、この流れ。

 

【朗読ドラマパート.3】

《発足式当日新会社格納庫》

・向かっていたTrySailが乗船する宇宙船が座礁の報せ

→現在は救助待ち

 

(...)

⇒なんだかんだ救助されて、TrySailのスペシャルステージへ

 

1.TVアニメ『Classroom☆Crisis』 OPテーマ 『コバルト』歌唱

 

《麻倉》
もう1曲歌わせて頂きたいんですよー。私達今度新曲出すんですー。聴いてください、『whiz』
2.アニメ『暦物語』EDテーマ『whiz』歌唱
この流れ、ほんと腰抜かしたよ(笑)
今や懐かしい思い出ですねー。

 

リリイベも、結構鮮烈に光景を憶えているんですよねー。

まだ夏川くんがDDだったころ、動物好きを「キャラ」だと認めてしまった回

▶︎whizリリースベント:Try「whiz」us!トーク&ミニライブ 東京 第2部


15.バン!バン!!バンザイ!!!


1番Aメロで通路を渡り、サビ以降ははセンターステージで。

 

1日目、センターステージ方向に振り返ったとき。

スタンド北ブロック2F上にサイリウムや手のひらの「バンザイ影」が複数できていて、いい景色でした。

 

ないのなら

描けばいいじゃん

しゅわしゅわを

 

陽気なメロディーに体を預けながらお絵描き、結構楽しかったなあ。

 

そして「かんぱ〜〜〜〜い」でペットボトルを持った友人と付き合わせました。

久々ね、こういうの。

happy、happy

 

今度は、「勝訴」とか「合格」って書いて、バンザイしたいね。

 

今まであまり注視していた所だけれど、「神様が呆れる様な」の部分での、足とじ、ぱっ、足とじ、ぱっ、が笑顔も相まって可愛いですよね。

 

「代々木のみんなで、ばんざぁぁーーーい!!」したあと、アウトロにかけてみんなで一緒に「Ohohoh~」と窓拭き。楽しいね。

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎【2nd ツアー懐旧譚】The Travel of TrySail

 

宇都宮初日での、麻倉さんが一番Aメロで客席につられてクラップする絶景が印象に残っているなあ。いいよね、そういう「その場」が濾過された形で生まれる美しい景色がずっとその後も続いていくの。


16.Sunsetカンフー

センターステージでの修行。

 

修行タイムねー。

今回は修行の準備が足りなかったんですよねー。

 

1日目は老師面、2日目は連番者にカンペ出してました。

 

なんかもっと、楽しみ方を固めたいんですよね。

 

3rdツアーの幕張公演では、初日は修行している連番者の横で「あと10回!」「あと9回!」と書かれたノートをめくっていって遊んでいたり、2日目は修行してる連番者の額の汗をタオルで拭いたり、ペットボトルにコンビニで貰っておいたストロー刺して口元に運んだりして遊んだり。

 

修行をサポートする側で何か楽しみ方を見出したいし、でも修行側でも楽しみ方なにか見つけたいんだよね。

次までにもうちょっと考えよう。

 

あとねー、ラストのポーズも未だにオリジナリティがないので、どうにかしたい。

 

そうだなあ、Bメロのコブシが夏川さん雨宮さん共に気持ち良くて、あそこだけ演歌歌手の面持ちになってしまう。

マイクの形したお菓子があったと思うけれど、あれ握って楽しみたいくらい(購入ボタンを謳歌する音)。

 

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎TrySail Live Tour 2019 "The TrySail Odyssey"懐旧譚

 

「修行ターイム!!」って入るようになったのは、幕張公演2日目でしたよね。

 

「こうしてみようよ!」ってこちらがもっと一緒に楽しめるように見せ方を変えたり、煽りを入れてみたり、どんどんバージョンを上げていってくれるのが、TrySailのライブの楽しさのひとつだと思うんですけれど。

 

それにしても、前述のツアーでの、この曲1番Aメロ。

夏川VS雨宮の部分での、2人のやりとりが公演ごとにかわっていったのが思い出として残っていますね。

 

<当時のメモ>

◆福岡

夏川とのバトル ダメージをくらう雨宮よろめく

 

◆広島

《夏川》もっと強くなりたいか 《雨宮》(頷く)

 

その後は銃や大剣を持ち出したりで。カンフーってなんだ?

 

 

もっとねえ、楽しみ方があると思うから、ほんといろいろ模索して一緒に楽しみたいですね

(ライブマナー遵守しながら)

 


17.adrenaline!!!

「毎日冒険なんだって」で、花道にてパンチを繰り出し続ける雨宮さん。

 

「めぐめぐる波に乗っかって」で、センターステージでくるくるしちゃういつもの雨宮さん。

(この部分の雨宮さん、ほんと好き)

 

「行き止まりの壁壊して」で、センターステージで足蹴りを見舞う雨宮さん。

 

カンフーから続いたせいか、格闘家の血を受けついでいた雨宮さんがめちゃくちゃ印象に残りました。

めっちゃ、はしゃいでたので、つられてこっちも、めっちゃ楽しかったですね。

 

 

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎【2nd ツアー懐旧譚】The Travel of TrySail 

 

このツアーの大阪公演両日が思い出に残っているなあ。

 

大阪・オリックス劇場、初日は目の前でわちゃわちゃはしゃぐ3人と楽しんだ思い出。

この会場、上手下手の両脇にカニの手状に伸びた通路があるんですけれど、初日は『adrenaline!!!で初めてそこの通路を使っていて。なんか走ってきて、気づいたら目の前で一緒に跳ねててさなあ。

 

2日目は、決めポーズに遅刻する夏川さん。

最後の一小節に入るもまだ先述の通路でお客さんと跳ねていて、ジャンッの曲終わり後に間に合わず、曲が終わった後に小走りで戻ってきて、3秒後くらいに、既にポーズを決めている二人にあわせ「さぞ最初から決めてました」とポーズをとる姿。直後のガックリ笑いが可愛かったなあ。

 

 

なんか本当にこの曲のこの時間は、サビの歌詞の通りみたいでずっとまわる夢の中で一緒に踊ってるみたいだなって、自分の中で線引いてるいろんな境界線を超えていけそうだなって思えたのです。嘘、なんにも考えられずに今回想しながら当てはめています。

 

あの光景のお陰で、より歌詞を内面的に感じられてもっと好きな詩になったよね。

 

この曲ってとても不思議で。

 

ライブで生で聴くときはいつも向こうも全力だからこっちも全力が礼儀だって全力で楽しんじゃうのです。

 

一方で、普段日常の中でこの曲を聴いていると、青信号でも立ち止まりたくなるっていうか、これまでのまわるまわる時間の中で繰り返し一緒に笑ってきた景色が思い出されて泣けちゃうんですよね。

 

------

 

TrySailのみなさんに連れられて、みなさんのお陰で出会えた友人たちと全国津々浦々、いろんな所に行きました。 その先々だからこそ会える友人たちも加わり、みんなで、ずっとまわるまわる夢のような時間の中を、繰り返し踊ったり、風任せに笑い合っていました。 「TrySailの思い出」は、そんな大切な友人たちとの、あたたかな思い出です。 大変な時世ですが、辛いこともそりゃあるけど、きっとこんな行き止まりの壁も壊して、また笑顔で会おうね。

(『TrySailまたはTrySailの楽曲に紐づくメッセージ』に応募したメッセージ)

 


18.Free Turn

「5周年の岬を廻って、これからも着いてきてね!」と歌い出された『Free Turn』。

 

どこの振りだったかは憶えることができなかったのだけれど、笑顔で互いの背中を押す部分が好きだったなあ。

 

あと、後述するけれど、サビの部分でメインステージ後方から「八」を描くように、裾野を広げるようにコチラへ向かってきてくれるサビ部分。

歌唱に相まって、「共に」っていうメッセージが強調されててるように感じます。

 

 

『Sail Out』で正面のこちらへ向い合い始まったこのライブは、『Free Turn』で互いに背中合わせで終わる。

 

きゅーんって 胸がしたよ

この気持ちが夢と 知った瞬間

広い青に 生まれた輝き

出発の合図(シグナル)

 

不安だよ

ほんとうは泣きたいほど

サヨナラは

ツライし… それでも

「今しかない!」

心が震えてるんだ

立ち止まる方がらしくないから

 

不安を抱えながら、少しこわばった笑顔で海に出たあの日。

 

(...)

 

波音も消すような 心拍数 抑えきれない

高鳴る鼓動 聞こえるでしょ?

朝焼けの水面をノックして 自由になれる

縛るものなど何もないよ

 

5周年の岬を廻って、これからの航海に希望を抱くかのような、ジャケットのあの笑顔。

 

 

「どんなに 楽しい 未来が待っているんだろう」と船に乗り込んだあの日。

 

ほら 目指せ 進むべき航路(みらい)へ 共に

 

いつしか「航海」こそが未来になって。

 

「これからも着いてきてね」と、その未来に存在を見出してくれているような気がして、何よりそれが誇らしく、また胸を打つのです。

 

 

 

突き抜けるように勢いを感じる歌唱、歌詞に込められた想いを感じさせてくれますね。

 

雨宮さんが「レコーディングのときは、明るく優しいだけじゃなく、力強さを意識しました。キラキラ希望を歌うばかりじゃなくて、いろいろあるけど、それでも突き進んでいく強さをもっと声色に入れていこうって。」とお話されているエッセンスを、色濃く感じます。

(▶︎https://news.livedoor.com/article/detail/17661902/

 

 

『それでも、』

 

いやあ、この言葉を好きになったっていうのが、僕が共に過ごしてきた日々そのものなんですよね。

 

 

決別を歌っているこの曲。

 

上述のインタビューでもお話されているけれど、たぶん、この子たちがホントに別れちゃうことはないんだろうなっていう前向きさがある。

 

必ずどこかでつながってる、って感じ。

 

航路は人それぞれで、だからこそ、ひとりで進んでいかないといけない。

 

だからこそ、ひとりで進んでいくのは大変だからこそ、共に。

 

胸に焼きつけた景色が言葉を思い返せば、どんな困難な道があっても、一緒に前と進んで行けそうな気がしちゃいますよね。

 

 

そうだなあ。

 

「君の半分 僕が埋めるから 何処にいても」

 

という歌詞が好きで。

 

君が半分埋めてくれていたもの。

僕がこれから全て抱えるもの。

それは、『僕自身』。

 

僕はもう大丈夫だから。

もう、君にもたれることなく、ちゃんと二本の足で立てるから。

二本の手で漕ぎ出せるから。

 

決別。

 

守りたいよ "ただいま" 言える場所

離れていたって 舵を切って 君を探すよ

絶望の先 "おかえり" 迎えに行くから

 

錨を上げ、ステージを自由に駆け回る3人。

サビ中、開演前のステージ上に揺るぎなくそこに在った灯台を、思い出していました。

 

 

そう、だなあ。

 

昔は、自分は『動けない』人間だと思っていたんですよ。

 

動けないからこそ、灯台になろうと思っていたんだよな。

 

あなたが

千里を行く駿馬なら

ぼくは

何だろうか

動かぬ千年杉になろう

(岩崎航)

 

 

TrySailとの5年間は、ゆっくりと、まあ時間かかちゃったんだけれど、ようやく錨を上げ、自分でも海へ漕ぎ出せるようになれた日々かなあとも思うんですよね。

 

漕ぎ出せたの、まあ最近なんだけれどさ(笑)

 

 

離れていたって 舵を切って 君を探すよ

 

曲終わり、それぞれ違う方向を見据え綴じる。 

また、次の岬にある灯台の光を、互いの方向から目指して合流して、船上パーティーしようね。

 

今回のライブは、『Free Turn』って感じのライブだったなあ。

 


En.Movie

従来の鬨の声に代わり、拍手の音でエネルギーを補給し終えると、スクリーンには映像が。

 

 

ムービーのはじめに、ワンピースのOPにあるような煌めく波を進んでいくカットがあって、あれ1stライブ "Sail Out!!!"でも見覚えがあったし、やっぱりあの映像って『歩み』の加筆を行った上で"Double the Cape"していたのかな。

 

『歩み』として映し出されたのは、 

 

・TrySail Live Tour 2019 "The TrySail Odyssey"

・TrySail Second Live Tour “The Travels of TrySail”

・TrySail Live 2017 Harbor × Arena

・TrySail First Live Tour “The Age of Discovery”

・TrySail Live 2016 "Smooth Sailing" / “Headwind Sailing”

・TrySailのチョコっとVoyage ~アマイセイル~

・TrySail Live 2015 “The Golden Voyage of TrySail”

・TrySail First Live 2015 "Sail Out!!!"

 

 

懐かしいね(´×`)

 

波間に煌めく航海日誌を遡上し、流れるカウントダウン。

ああ、これも。

 

"出港" の時を迎え、階段の上から登場する3人。


En 19.Youthful Dreamer


「ああ、"Sail Out!!!"の"Double the Cape"だなあ、ステージの形似ているしエモいなあ」と思っていたら、スクリーンに並べられる"Sail Out!!!"と"Double the Cape"の映像。

 

ちょっと、もう...

 

"Sail Out"の自分と"Double the Cape"の自分が並んで映るだけじゃなく、例えば曲中の麻倉さん⇒夏川さんへと歌唱が移ろう部分では、"Double the Cape"の麻倉さん⇒"Sail Out!!!"の夏川さんの姿が並んで映し出されたり。

 

 

えっも...

 

 

 

Bメロ部分、こういう事態だからこそ「パパンッ」ってクラップしていたけれど、あそこ楽しいですね。

Bメロといえば、「どんな障害も越えていく」と「駆け引きは得意じゃないから」をコール絶対入れるおじさんなんだけれど、また楽しみ方がアップデートされた感じ。

 

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎2015.6/6 TrySailデビューシングル発売記念イベント「YD(やったねデビュー!)トーク&ミニライブ」アキバ☆ソフマップ

 

メガネくいっで笑ってしまい、少し声を震わせながら必死に堪える夏川さん


En 20.disco(1日目)


花道を通って、1サビ中にセンターステージへ。

 

1サビ1回目「hi!hi!」、雨宮さんは俺に投げてくれたから!俺にだから!

 

 

はい。

 

 

笑ってしまったのは、しつこいほどの「しつこく行こう」

 

コブシをきかせた渾身の歌唱を、ビブラートをかけまくって2サビの入りまで伸ばし、釣られて笑い歌えなくなる麻倉さんと夏川さん。

 

 

初日のMCで、『この曲の雨宮さんの「しつこく行こう」』のコブシが好きです』みたいなメッセージを紹介した時に、麻倉さんと夏川さんが

 

・釣られて笑っちゃう

・天さんはアレでちゃんと反応を窺っている

 └リハの時だけ控えめになる

  └偉い人、わたしたちが疲れている時

 

みたいなお話をされていて。

 

この後のMCで

 

《雨宮》

振られてたからさ...2人笑うの好きって言ってたから、絶対わらかしてやるって思ってて

 

と釈明?していた部分が、雨宮さんの企み。

 

 

「一進一退 しつこく行こぉぉぉぉぉーーーーー (スリー・ツー・ワン・スタート!!!) disco!

 

って流れていったの、特に「 (スリー・ツー・ワン・スタート!!!)」がシュールにいいアクセントになっていて面白かったなあ。

 

「行こう」の頭部分で、ぐっと体をのけぞった瞬間、「あ、やったわコレ」って思いました。

 

花道でのその姿、僕が敬愛するフレディー・マーキュリーのそれでした。

 

 

よいねよいね、楽しいね。

 

 

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎【2nd ツアー懐旧譚】The Travel of TrySail

 

 

そうだなあ。

 

思い出すと喉奥がきゅっとなるのは、このツアーのファイナル幕張公演1日目。

雨宮さんが喉を痛められて、新潟公演を経て初めての『disco』での、「一進一退しつこく行こう」。

 

それにしても、CD音源と違う「一進一退しつこく行こう」は、初めてこのツアーの初日に聞いた時衝撃的でしたなあ。

 

そのCD音源との違いについて雨宮さんは『誓い』のリリースイベントで

 

《雨宮》

レコーディングの時に「演歌っぽくしてください」っていうディレクションがあって、「ちょっとしたver.」と「めっちゃこぶし効かせてやったの」とあって、結局CDも「ちょっとそれっぽくした方」が採用されたんですけれど、もうね、ライブが楽しすぎて(笑)

最初落ち着いた曲だなって思ってて、楽しい中で落ち着きながら歌っていたんですけれど、いざ踊ったらもう楽しくなっちゃって(笑) 

こぶしの効かせも公演ごとに、めっちゃ頷かれてるやんっ(笑) それからもう『好きに歌うゾーン』ですね。もうね、やめられないと思います(笑) 

(▶︎【とらのあな】雨宮天 『誓い』リリースイベント

 

とお話しされていましたね。

 

ライブでは微笑ましい光景として消化されてしまったけれど、あの雨宮さんの歌唱、大好きなんですよね。

 

いやー、本当に、「一進一退」というか、ままならないじゃないですか。

本当にね、

 

でも、なんだろうなあ、こう

 

あの、はしゃぎっぷりから一転言葉に注ぎ込むみたいに「一進一退しつこく行こう」って紡ぐ雨宮さんの姿を見ていると、いろいろ見せてきてもらった身としてはそこに見出し届けられる光景っていうのがあったりして。

 

なんだろうなあ、こう

 

一進一退を繰り返しながら、いつ辿り着けるかもわからないその向こう、なにも見えないほうを向いて歩いてゆく。暗いのか眩しいのか、さみしいのかそうではないのかわからない。いっさい見えない。眺めがない。

でも、それでも「一進一退」をしつこく繰り返していくと、確かにそこに道はあって、その道を踏み、二本の足で交互にかたく踏みしめ、蹴りつけると、じょじょにその運動の持つ弾力に勢いがつき、のびやかに前へ前へと出はじめる。

 

そういうことだよなあって。

 

CDで聴くたびに、まあそっちの音源じゃコブシ的に物足りない体に改造されてしまったんだけれど(笑) とてもあたたかな気持ちになります。

 

 

あと、めちゃくちゃ楽しい思い出として記憶にあるのが、このツアーの千葉公演。

ここで気づいた雨宮さんの変化。

 

<当時のメモ>

なにあれ、ディスコスラッシュ、川水切り、めっちゃ楽しそう

 

サビ最初の (hi hi!)の三人の手の振り、くいっくいって、欲しがる所。

あそこの雨宮さんが、サイドスローというか、川での水切りみたいにスナップスローへと変化したあの日。

 

可笑しくて、それだけこの空間時間が楽しいんだなあって感じられて、すごく心がぽかぽかした良い思い出です。


En 20.僕らのシンフォニー(2日目)


うひーーーー、良い曲なんですわ。

 

声ないからこそ余計に、メンバーそれぞれ、いや、会場のみんながみんな、サビの「パー・グー・グー・パー」「グー・イチ・イチ・パー」を力強く想いを込めてやっているような空気感を感じていました。

 

これまでにないほど多くの想いが会場に充ちる中で、笑顔で腰を叩いてリズムをとる姿。

涙ちょちょき出るねぇ...。

 

 

なんか、こう、いろいろ考えてこの曲を組み込んでここに持ってきてくれたことが、何よりあたたかいんですわ。

 

そう、この曲の「あたたかく迎え入れられている感」大好きなんだよね。

 

なんだろうなあ、こう

 

■この曲の"Double the Cape"

▶︎1stライブ"Sail Out!!!"(記事なし)

 

「これまで」をフラッシュバック的に想起させる曲って、『Youthful Dreamer』でも『Sail Out』でもなく、『僕らのシンフォニー』なんだよね。

 

なんでだろうなあって思っていたけれど、多分、TrySailに「僕らが迎え入れられた」って感じたのが、僕自身はこの曲スタートなんですよね。

 

『Youthful Dreamer』も『Sail Out』もあの頃は「3人のこれからの航海」っていうような曲で、『僕らのシンフォニー』は1tライブの"Sail Out!!!"で初めて発表&披露されたんだけれど、その1曲前にライブ用の新曲として同じく発表&披露された『ホントだよ』はある意味イロモノ曲だったし。

だから、最初すごく衝撃的だったんですよね。

こんなに早く、迎え入れられると思ってなかったから。

 

『Youthful Dreamer』と『Sail Out』はTrySailの曲で、だからこういうライブでは、その中に『僕らのシンフォニー』みたいな関わりができるようになっていけば、すごく嬉しいなあと思ったことを憶えています。

 

 

だから、普段聴きの中で1番聴いてて、1番力をもらっている、大切な曲なんですよねー。

 

 

▶︎『High Free Spirits』リリース記念イベント 第1部「超絶 盛り上がってゆこう!トーク&ミニライブ」

 

僕シンの長いた

 


■挨拶

◯disco後

《麻倉》

...天さん?

 

《雨宮》

やー、まちがえちゃったなー!(笑)

 

《麻倉》

私たち歌えなかったじゃん!

 

《雨宮》

振られてたからさ...2人笑うの好きって言ってたから、絶対わらかしてやるって思ってて

 

《夏川》

貫禄の後ろ姿だったよ

 

《雨宮》

やさしい職場です(笑)

 

 

あの時のPA席、どうなってたんだろう...(笑)

円盤化の際には、ぜひ初日のdiscoも盛り込んでください!!

 

はい。

 

 

『Youthful Dreamer』でのスクリーン演出では、リハで麻倉さんが何やら勘づいて質問していたらしく

 

《麻倉》

まさかデビュー当時のと並べないですよねって。そしたら、Dメロのところで振り返るところがあるんだけれど、チラッとみたら「アレ?」って(笑)

 

と初日にお話しされていましたね。

気がついた瞬間、小首を苦笑いで俯きがちに小首を傾げる3人の姿が印象的でした。

 

 

《麻倉》

すごく1日目もぐっとくるものが演出にあって、泣きそうになっちゃった(笑) (映像を振り返って)成長って自分じゃ分からないけれどさ、成長してるんだなって。

 

《雨宮》

あのときはライブやるの精一杯だったけれど、「今は失敗なんかしるか!」ってさ(笑)

 

《夏川》

気にしないといけないんだけどね(笑)

 

《雨宮》

そうなんだけどさ、いやー、ちゃんとみんなの顔を見ると、あっちの端にもあっちの端にも届けるんだ!って【楽しくなっちゃうんだよね】

 

《夏川》

一緒にパフォーマンスしている感じあるよね

 

《雨宮》

そう、お前も×5 TrySailだ!

 

《麻倉》

これからも、私たちに力を貸してください!

 

 

----

■2日目挨拶

 

《雨宮》

やー、みなさん今日はありがとうございました。本当にさ、思い出したよこの感じ。私、すっごいここ痛かったの。昨日こんなんなって手振ってたからさ(笑)でもライブやってたら痛みふっとんじゃって(笑)そういえば、ああ、ライブの感じってこれだ!って(笑) そう、怖いとか緊張するなっていうのも、みんなの声や振ってくれるペンライトやクラップを聞いていると「楽しみたい!」ってなるの。みんなとライブができるのって当たり前じゃないんだなって気付けたのは収穫だったので、これからも、1つ1つの時間を大事に、1つも残さず全力で過ごしていきたいなと思いました!今日はありがとうございました!

 

 

《麻倉》

みなさーん、今日、すごい楽しかったです!!ステージで歌うのが久々すぎて、どんな感じだっけと覚え直しが多くて大変なこともあったけれど、みなさんの笑顔を見ていたら「やってよかった、またやりたい」って思えました。みなさんが、「楽しかった」って心の底から思っていてくれたら嬉しいです。新曲も発表されて、また絶対にライブやるので、また遊びに来てくれますか?!また絶対笑顔で会おうね!

 

 

《夏川》

はーい、ありがとうございますー、夏川椎菜です。もー、みなさんから今日「楽しい」「めちゃめちゃ幸せ」が伝わってきましたし、「楽しい」って思ってくれる気持ちとか「嬉しい」って思ってくれる気持ちを、私たちもステージの上でエネルギーにすることができました。こんなに幸せな空間、楽しい空間を、これからもTrySailとしてやり続けていたいし、TrySailとしても用意し続けたいです。今日来てくれた人、来れなかった人、来ないことを選んだ人、みなさんにとって「おかえり・ただいま」を準備してまた待っています。その時はきてくれますか?「ただいま」してくれる?また一緒に楽しい空間を作りましょう!ありがとうございました!

 

 

《雨宮》

今日の最後の1秒まで、みんなで心合わせて楽しみましょう!


En 21.この幸せが夢じゃないなら


イントロが流れた途端に花道をダッシュで駆け抜け、上手スタンドまわり、大きく手を振る雨宮さん。

 

(´〜`)

 

各々各方向に手を振りながらの歌唱。

 

2番サビの「ぶつけあっても」のところ、花道でシャドーボクシングする雨宮さん。転身したの?

 

2日目の、あれどこの歌唱だったかなあ、花道途中で3人が座り込んで、メインステージ上のカメラで会場全体で撮った記念写真、思わずバインダーの存在忘れて目頭を抑えた。

 

そしてラストサビはダンスあり。

その構成は泣く。

あの、指差しする振り、好きだなあ。

 

あと、めっちゃハグするやん...。

 

曲終わりも密集してニコニコしてるし、僕らも早く友人たちとそれになりたい...って思いました。その時が来たら号泣しちゃうだろうな。

 

 

スクリーンには歌詞も映し出されていて、「この歌詞を届けたい」っていう想いを感じていました。

 

んー。

 

"カタチ"なくても "名前"なくても

ここにしかない日常だから

 

っていう歌詞が、すごく考え的に波長が心地よく合うんだよなあ。

 

この関係をなんて呼べばいいのか分からないし、よく、「あなたにとって◯◯とは?」みたいに名前を付けるのを求められたりするけれど、それがすごく嫌で。

 

囲いきれないからこそ、名前をつけられないからこそ、汲み尽くせないからこそ、『僕ら』なんじゃないかなあって、ずっと頭の中に悶々と蓄えていた思いだったんだけれど、この曲に先に言われてしまった(笑)

 

そんな汲み尽くせないような日常を大好きな人たちと過ごしてきたけれど、まあ、いろいろあったけれどさ(笑) 、振り返るたびに本当にあたたかくて。

 

 

はやく、みんながまた『今』を選ぶことができて、また繋がることができたらいいな。

 

 

やっぱり、僕の、なんて名前をつければいいのか分からない幸せな日常は、あなたたちがいる時間だからさ。

 

名指ししたいけれど、グッと堪えるよ(笑)

 

 

また、ライブ前に温泉行こうね。

車移動しながら永遠とガチャに苦しんだりわちゃわちゃ喋ったり、美味しいご当地グルメ食べたり、花見をしたり。アヒルボート漕いだり、キャッチボールしたり水鉄砲で遊んだり、地元だからこそ会える友人たちとの再会に喜んだり。あ、カメラ係は任せて!打ち上げも絶対やりたいね、そしてまたお風呂に入って駄弁って、まあ僕は長湯苦手だからすぐノックアウトされちゃうんだけれど。そしてまたコーヒー牛乳で乾杯してちょっと寝て、あ、なかなか起きてこないから部屋番号は伝えておくからね。起きたらまた美味しいご飯を食べて、キャッチボールして、楽しく笑い合って、開演まで過ごそうね。ライブ後は笑顔で、時々顔をくしゃくしゃにして、あ、タバコも吸ってきていいよ。心地良い空気感を過ごしながら帰って、「またね」で別れて、絶対また会おうね。そうやって、LINEのあのグループの『アルバム』、これからも増やしていこうね。

 

これからも、この幸せの中で、幸せでいようね。


あとがき

にゃー。

 

まずは、様々な制限・制約、ご苦労がある中で「それでも」とライブを開催してくださったこと、本当にありがとうございました。

 

ご苦労様でした。

 

 

また、様々な制約がありつつも、これほどの満足感と幸福感をもたらしてくれる、本当に「人の心を動かす」大きな力を持った皆さんだなあと、帰りの飛行機の中でぽやぽやと、充足感の毛布に包まれながら感じていました。

 

 

こういう時世になっても、TrySailとしては配信ライブやYouTubeでの限定動画など何とか、届け続けてくれようとされていましたね。

 

それでも、届け続けてくれていたけれど、やっぱりああいう情勢下では日常が遠くに流されていく感じがあって。こう、「夢だったのかなあ」ってくらい。

 

でも、この幸せは夢じゃなかったんだなあ、って。

TrySailや友達たちに久しぶりに会えて、あたたかくて、その嬉しさとありがたさに、喉奥が痛い2日間でした。

 

僕にとっての“Double the Cape”、この日々なんだなって。

 

いつも本当にありがとうございます。

 

 

 

そうだなあ。

 

今回のライブは、「その瞬間瞬間で新しく何かを感じる」というよりは、「そこに過去の思い出や感じたことを多重露光として重ねる」という受け取り方を終始やっていたように思います。

 

あの募集テーマが来た時点で、そういう風に過ごそうと思っていました。

 

 

なんだろうなあ、こう

 

本当に、いろんな景色・感情をTrySailの皆さんの姿や曲からもらっていたように、この年月を振り返ることができて。

 

綺麗な景色を見れば心打たれるし、美味しいものを食べれば幸せだと思う。猫や犬の仕草に心癒されることもある。読書は束の間でも現実を忘れて本の世界に没頭出来る。お笑い番組では頭を空っぽにして笑うことも出来る。けれどそれらをどんなに積み重ねても圧倒的な生きづらさと憂鬱が消えることはなくて。

 

そんな風に、人には「頑張れなくなる周期」ってあると思うんですよ。

  

そうして会いに来て、そのたびに歌に、言葉に撃たれて生き返る日々でした。

その中でもちょっとずつ、ちょっとずつちょっとずつ、「やりたい事」や「在りたい姿」、「護りたいモノ」が生まれてきて。

 

それらに今も、心を突き動かされ、あの頃よりは幾分も笑えて過ごせています。

 

幸せそのものも大事だけれど、幸せを感じる力を育ててもらったことに感謝してもしきれません。

 

僕にこんな世界を見せてくれて、ありがとう。

 

 

暗い(笑)

 

 

そう、だなあ。

 

こういう時世になって、ちょっと先送りにしている夢っていうのがやっぱりあって。

このライブを通して、そこへの気持ちが以前より大きく胸うつようになりました。

 

がんばろ(´Q`)

 

 

そう、今から10年前の2011年3月10日。

これ、何の日か憶えていますか?

 

 

第2回 ミュージックレイン スーパー声優オーディション」の特集として、ミュージックレインの宮本マネージャーへのインタビュー記事が掲載された、声優アニメディア 4月号の発売日です。

 

この時に、宮本さんが『スーパー声優』とはなんぞやについて、こうお話しされていました。

 

声優という確固たるスキルがあれば、もっと色々な事が出来るんじゃないか、と。僕は元々、声優が出来れば顔出しの芝居も出来るし、歌でもより高度な表現が出来るだろうし、やれる事は色々あるはずだと思っていたんです。それもあって『よし、声優+αで行こう!』と決めました」

 

それについては、「努力する才能、これがないと絶対にダメですね。僕は努力って才能だと思うし、特別な才能があるかどうかより、日々努力出来るかどうかの方が大事だと思っているんです」とも補足されていましたけれど、3人ともそれぞれに、宮本さんが言うところの『努力』を重ねながら、彼女たちなりの『声優+α』を示していっている(最中)に受け取っているんですよね。

 

 

じゃあ、TrySailとしては。

 

厳密に言えば、"「ミュージックレイン」所属声優の麻倉もも、雨宮天、夏川椎菜の3人による新世代トライアングルガールズユニット"、と公式サイトで紹介されているよう『声優』を前面にしている訳ではないのかもしれないけれど、僕は「声優ユニット」として受け取っていて。

 

 

もしそうだとして、向こう側の「どう+αを作っていこう/届けていこう」っていうマインドセットは分からないんですけれど。

 

 

でもね、こうしてたくさんの人たちが心を動かされて、「がんばろう」って日々頑張っている姿を『応援している側』で仲間として感じていると、こういう風に人を応援できることが、TrySailとしての「声優+α」なのかなあとも思うんですよね。

 

ふらっと、そういえば10年前かと思い出したことから程度の浅慮だし、それはもっとこれから大きく示されていくものだとも思うし、もうちっと深く考えていくつもりのお話しなんだけれどね。

 

だからこそ、そう言えるために僕もがんばらんとなあ、と思った次第です。

 

 

なんだろうなあ、こう、ちょっと2020年は何だか「邦題になるとき消えたTHEのように、何かが日々に足りない感じ」を受けていたんですよ。

 

でも、こうして別れていても繋がっていることを感じられたし、それはTrySailとのモノだけでなく、TrySailのお陰で出会えた大切な友人たちとの間にあるモノでも同様に。

 

 

“Every Cloud has a silver lining.”

「全ての雲には銀色に輝く裏地がある」=「雲の端は光っている」=不運や困難の裏には必ず希望があるという、古いことわざだそうな。

 

困難の分厚い雲の裏に、越えられないような壁の裏に、見えないものの裏に、こんな風に光が隠れているのだとしたら。

 

その光の方へ舵を切ろう。

 

あなたたちの後ろ姿を、僕は知っているから。

 

 

 


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コメント: 9
  • #1

    東大森 (月曜日, 15 3月 2021 11:32)

    録音してます?

  • #2

    うじゃの (月曜日, 15 3月 2021 13:07)

    東大森 様

    録音は一切行なっておりません。

    ライブにバインダーとノートを持ち込み、全てその場で記録しております。

  • #3

    東大森 (月曜日, 15 3月 2021 14:19)

    そうなのですね。
    そのノート、公開してもらうことはできますか?

  • #4

    うじゃの (月曜日, 15 3月 2021 16:10)

    東大森 様

    公開を所望される理由をご教示頂いてもよろしいでしょうか…?
    また今回の公演につきまして、でしょうか?

    もし「録音ではないか」と疑われているようでしたら、証拠としてノートの中身は開示いたします。

    また、こちらではレスポンスが悪くなってしまうため、こちにご連絡のほどよろしくお願いいたします。
    ujauja43@gmail.com

  • #5

    東大森 (月曜日, 15 3月 2021 18:15)

    はい端的に疑っています。
    会場の暗い環境で精緻な記録を取ることが不可能であること又速記法を用いねば記載不可な分量を再現していることが理由です。

    貴殿がツイッターにて「張り倒すぞ」という言葉による暴力を行ったことが確認できたためクローズドな場での対話は危険と考え公開の場としています。
    TrySailのファンを名乗るにおいて非常に残念な行為であります。

    今回の行動はTrySail運営会社や関連媒体にすべて報告します。

  • #6

    うじゃの (月曜日, 15 3月 2021 19:56)

    東大森 さま

    波長が合わないので、素で書きますね。
    (先に無礼でリスペクトない書き方をしてきたのは、あなただと私は認識しているので)

    うーん。
    結論だけ先に書きますと、

    順番が前後しますが、『メール』することを依頼したのは下記の理由です。

    ・このコメント欄では画像が貼り付けられない

    オープンなところで明かす必要があるなら、限定記事なり書いてお見せするので、ご必要でしたらコメントしておいてください。


    以下、とても時間の無駄に感じられた文章。

    ---
    > 会場の暗い環境で精緻な記録を取ることが不可能であること又速記法を用いねば記載不可な分量を再現していることが理由です。
    ---
    それはあなたの能力によるところであり、あくまで主観ですよね。自分がやれないからって、他人がやれないと決めつけないでください。

    あなたには無理なのかもしれませんが、僕はノートなんて見ずに、お話しされているお三方をじっと見つめて、ノートの上にボールペンを走らせることができます。

    そうですね...。

    部屋の電気を消して、ノートを見ないで、何か文章を書いてみましょう。
    コツはなるべく大きく視認しやすく書くこと、脳内での復唱、そして全文を書かないこと(省略を用いながら書くこと)です。

    「こんにちは」や固有名詞は自分でルールを決めて省略すると良いでしょう(こ⇒「こんにちわ」 あです⇒「麻倉ももです」、タイトル⇒そのライブのタイトルなど)

    漢字を書くと非常に時間がかかり、また字が崩れると文字起こしの際に解読できません。カタカナや英語を用いることをお勧めします。

    あとは、話し手の話し方の特徴を掴む事。

    例えば、雨宮さんは「えっとね」「そんで」「やー」という言葉をよく用いられます。これらは先述したように「E」「S」「Y」など記号化しておいた上で、文字起こしの際にそれらも起こしてあげると、その人の温度感になるだけ近い形で起こしてあげることができます。

    他にも、僕自身すごく工夫して作り上げたスタイルです。
    私のノートを見てくださればわかりますが、この点は複数の工夫と訓練で上達しますよ。


    また、100%そのままの文字起こしなんて無理です。
    私の聞き間違えている箇所も当然ありますし、聞き取れなかった箇所はそれ以前に、文意がめちゃくちゃにならないように割愛しています。

    そもそも私は全文文字起こしをしようなどとはいつもは考えていません。
    (普段から後からこのように懐旧するために、個人ドライブの中では全文文字起こししていますが)

    ただ、今回、文字起こしをオープンな場で書いたのは、ライブに来ないという選択をした仲間のためです。

    彼らのために書いたブログではありませんが、多少意識して書いた部分ではありますので、それをこのように、勝手に「こうだ」と決めつけ言われるのは甚だ心外です。

    私はTrySailファンを名乗った憶えはないのですが、仮にそうだとして、今回のようなケースで、全く関係のない公式に通報するというあなたの行動は『ファン』として理解に苦しみます。

    (あなたが指摘されているように、『録音疑惑があります』で通報するなら未だ理解はできますが)

    私は別に世間やお三方に顔向けできないような恥ずかしいことはしておりませんので、通報なりお好きにご対応すれば、としか思いません。

    率直に言って、非常にダルいので、早く証拠を示してサヨナラしたいです。

    ただ、相手の言い分も聞かずに通報するのは『主観』止まりにしかなりませんので、オススメはしませんよ。

    私の証拠が必要でしたら、望む通りこのオープンな場でいいので、お声掛けください。

  • #7

    うじゃの (月曜日, 15 3月 2021 22:32)

    東大森 様

    証拠です。
    https://twitter.com/ujauja43/status/1371447330927300612?s=20

  • #8

    甲子園球場のセカンドベース (火曜日, 16 3月 2021 01:15)

    こんにちは。はじめまして。とても良いブログですね。

    代々木ライブに行った身として、またTrySailの5年間を私なりの立場で見てきた身として、すごく感じ入るところが多いブログでした。ありがとうございました。

    私もかつてはメモをしていましたが、今はメモを取っていません。
    というのも、今の私は、ライブの最中に感じたことよりも、ライブを見たあとに心に残っていることを残しておきたいなと思っているからなんですね。だからライブが終わって数分間はスマホに鬼のように感情をメモしていたりします。

    これはメモが許されない(なんてことはないが基本的にやりづらい)ライブハウスに行くことが増えてきた過程で変わってきたスタンスなのですが、四肢を使って音楽を浴びることができるし、今はこれでいいかなぁとか思っています。ま、いずれメモメモお兄さんに戻るかもしれないけどな(メモメモおじさんになっているかもしれない)。

    また幕張でキャッチボールしましょう。それでは。

  • #9

    うじゃの (火曜日, 16 3月 2021 23:24)

    甲子園のセカンドベースさん

    こんにちは。はじめまして。
    コメントいただき、ありがとうございます。

    『ライブを見たあとに心に残っていることを残しておきたいなと思っている』、素敵な感情ですね。
    そのフィールドだからこそ生まれる弾道や昂りから生まれる歓声があるんじゃないかなあと思っています。ちょっとこれからが二遊間で生まれる光景が楽しみになりました。

    なんだか変な流れのせいで「メモとることが良い」みたいな感じになってしまっているようにも感じますが、ライブはやっぱり、それぞれに(ルールを守りつつ)どう楽しむか、ですからね。

    きっと、四肢を使って音楽を浴びている姿は藤川球児の直球のようにのノビノビしているんだと思います。
    藤川球児の火の玉ストレートと言えば、東京スカパラダイスオーケストラの曲に『火の玉ジャイヴ』という、はちゃめちゃに楽しい曲があります。きっと楽しんでくれると思うので、いつかいらしてください。

    そんな風にお互い楽しみを広げていきながら、変わっていきながら、またあの故郷でキャッチボールしましょう。