【とらのあな】雨宮天 『誓い』リリースイベント


こちらは2018年5月24日にとらのあな秋葉原店C 4F イベントフロアにて行われました雨宮天さんの6thシングル『誓い』のリリースイベントに纏わる懐旧譚です。


虎穴に入らずん虎児を得ずって言うけれど虎児の需要はどこにあったんだろう。


孤独だなあって、孤児だなあって誰かに見つけてほしいときはまず勇気出して虎穴に入らないと見つけてもらえないのかもなあって、故事を眺めつつ。


事故。



定刻通り雨宮天さんが入場。今回もご着席さず立ったまま進行してくださいましたね、ありがたかったです。ありがとうございます。




トーク内容はこちら

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仕事あがりの人が多くいつもより青人口が少ないことに触れ「お勤めご苦労様です。」と言ってくれましたね。それだけで今日頑張って良かったと報われました。


久々のタイアップということもあり「みなさんビックリですよね!私もみなさん以上にビックリしまして。」とお話されていましたね。


取材でも『この作品のタイアップをやりたかったですか?』と訊かれることもあったそうで、「言い方悪いんですけれど思ったこともないっていうか、想像してないんですよ。それくらいビックリなニュースだったんです。」とまさに寝耳に水だったそうな。


2014年からOADもあったりしつつ幾度に渡りテレビ放送され、今夏映画化も控えている「ずっと関わらせて頂いている」という作品。


「私じゃなくて作品を好きな方がいて、その人たちの反応が怖いなって。作品を好きだからこそドキドキしていまして。」と心情をお話しされていました。


雑誌記事にてお話しされている通り、『誓い』は収録までにとても時間を要した作品だそうで。


「私が想像していたよりエリザベスの心情を想った歌詞になっていて。作品のファンの方が聞いているのでエリザベスの成分を入れたいけれどそればかりだとキャラソンになっちゃうし、でもそれだと『雨宮天』の楽曲じゃなくなってしまう。家にもエリザベス100%と雨宮天ver.で録音したものがあるんですけれど、『こういうのもいいな』『こっちもいいな』ってかなり迷い、結構かかりましたね。」と方針の決定までの葛藤をお話しされていました。


結局、「Aメロは、曲を聴くと優しい声になっていると思うんですけれど、エリザベスに寄り添う感じで、サビはぐわーっと広がるイメージがあったのでそこは雨宮天らしく、結果的にそのバランスが納得いくものになりました。」と渾身の曲になったことを嬉しそうにお話しされていましたね。



また、収録の際は頭の中に『笑いあっているエリザベスとメリオダスの姿』、今テレビシリーズでも描かれている二人の修行シーンを通して見える二人の関係をイメージをすごくしながら歌っていたとのこと。


最後に『どうか忘れないで』という歌詞はもともとなかったそうな。

何か欲しいねとなった時に『そっと手を握るの』と『どうか離さないで』があったそうで、


「だいぶここまで握っているんですよね。ここでまた握ったらちょっと握りすぎだろうと(笑)」


『どうか忘れないで』になった秘話をお話しされていました。



ここで一旦区切りまして感想をば。


そうですねー、タイアップはいつかまたあったら嬉しいなって、僕は曲の世界観を勝手に自分の美味しいように解釈して食べるのが好きなんですけれど、タイアップすることでまた曲から作品へというのも楽しめるというか、本来それがカレーとしてあってそのあと自分の考える自分の置き換えた世界観が二日目のカレーうどんとしてあるんでしょうけれど、なんだろう、がめ煮になってきたな。



タイアップすることで伝えようとしてくれている曲の世界観がより明瞭に可視化される感じがして、好きです。純粋にテレビから歌声が聞こえるのも嬉しいし、僕ら以外のたくさんの人に聞いてもらえる機会でもあるわけで僕らとしてもとても嬉しいのですよね。



それでもまさか『七つの大罪』とは思わなんだ。ビックリですよ。思わず「はぇー」って漏れちゃいましたもの。



その後で、『2014年からずっと携わっている作品のタイアップ』という喜びが海底火山みたいに湧き上がってきて今もまだ噴き上がっているんですけれど。


ただ2018年の6枚目のシングルというより、2014年からずっと挑戦しつづけているもの、その積み重ねを受け取れるのが嬉しくてね。



そこから派生する本人の葛藤はもうこちらがいくら慮っても慮り尽くしても神様じゃないから拭い去ることなんてできないし、仮に取り除いてあげることができるにせよその挑戦の中で見えるものがあるんだろうし何よりその発露を僕はとても美味しく頂いてるので、その慮るっていう営みはやめることはないしその葛藤が出来れば自身によって肯定されればいいなと思いつつ、僕にできることは挑戦の発露を受け取ることとそのお返しを言葉ですること、そんでもって一生懸命生きていくことなので、照れくさいことは長文に隠しつつ能天気に喜んでます。



嬉しいな、嬉しいな。


曲の感想はまた聴ける機会もらえてるのでそちらでそこでのお話を受けてまた繕り直して述べるとして、一貫して最初に聴いた時からある気持ちは『意思』と『意志』が詰まった曲だなあって。



Aメロの優しさに意思を、サビの強さに意志を感じるのです。

それをエリザベスとメリオダスの関係を観ながら眺めるともうドミノみたいに倒れるしかなく。

  


かと言ってその姿に間違いなく『雨宮天』という在り方を投影することもできて、僕はサビでもエリザベスを感じてしまうのだけれど、御本人の言葉を借りると「キャラソン」かと言うとそれは違くて、なんだろね。


幕張初日でその景色に思ったことなのだけれど、眼前に立っている人がメリオダスのように見えたのだよな。聴こえてくる声が自分の奥底から流れているようで、眼前のその人から聴こえてくるはずなのに、逆にその人に歌いかけているみたいな感覚。


ぬぁーん。




その後にはジャケットとMusic Videoについてもお話されましたね。


これまで『目で殺す』表情が多く、また自分の自分に対するイメージとは違う分優しい表情を作るのが難しかったこと、Music Videoでは初めて自分以外の生命の存在を許したことに触れお花のお陰で優しくなれたことを苔や生姜との微笑ましい?エピソードを交えながらお話されていましたね。


以前トラハモでも擬人化して声色をそれに合わせて遊んでいたり、いつかのリリースイベントの「てやてやっ!」って菌を退治してたやつとか、擬人化で楽しんでる時の、今回でいう苔の演技が思わず目尻が下がるような。


んぐー。



いやあ、『誓い』の購入者応募特典で頂いた待受画像を眺めてて強く思うのだけれど、今回の植物とのカットがとても好きで。あの待ち受け画像とても芸術的で、なんだろう、絵画だなあって。飾りたいよね、ポスターください。



「どういう感じになるのか、作品のファンの方に、そして今までの私を応援してくれている人にもどんな反応をしてもらえるんだろうってドキドキしてたんですけれど、今のところどこからもいいお言葉を頂けていて、『誓い』を歌えて、タイアップをやれて良かったです。」


って言ってもらえて嬉しかったです。


アンケートコーナー


◯歌ってほしい曲/やってほしいこと

第二回リサイタル

「これ私もねー、私もやりたいんですよね。ちなみにそうなると来てくれるよって方…わー、本当に?! 信じるからね(笑)」


とその場の反応を嬉しそうに受け取ってくれていましたね。本当に怖いイベントだったと振り返りつつ、改めて「私のためのイベントだった」とお話されていました。いやあ、多幸感がものすんごいイベントでした。


「お手紙でも『リサイタルまたやってください』って頂いているので嬉しいです。私も頼み込んでいる最中で、私もぜひやりたいと思っています。」


と嬉しいことも。

70〜80年代の曲のみを歌われていた前回のリサイタル、MCではさらに昔の曲(『真赤な太陽』『東京ブギウギ』)や、逆に90年代の曲にも好きなものがあるとのことをお話されつつ、そちらでも第二回を待望されていましたね。


リサイタル第二回があることを心待ちにしてます。




◯聞きたいこと

最近最も青くて綺麗だなと思ったこと

この質問に対しては「真新しくないんですけれど、ネイルですね。」と回答されました。
『Truth.』のMusic Videoやジャケットの撮影に合わせてクリアなものにしていたそうで、久々にいつものこだわりのある青を入れてみると「なんて綺麗な色なんだろう」と思われたと。
ペディキュアにも青を入れていることもお話されていましたね。声優アニメディアさんでも伺えるようで。

そのお話をされてたの声優アニメディアさんを読み返していたんですけど、いろんな好きなカットあるというか全部のカット好きなのだけれど、27ページの青いネイルとのカットが良いねえ。

これまで込められてきたみたいに、口元から発せられた声に青が纏わるようで、その目は遠くを見据えていて。
ひゃー、読んでて嬉しい記事でした。


◯誓いを立てやり遂げたこと

ツアーで体重を増やさない

LINEで送った「結果にセイルアウト」より麻倉ももさんのブログで生まれた「結果にもちょっと」が受け入れられていることに少し悔しさを滲ませつつ笑い話にされていましたね。 

「結果にセイルアウト」には『結果に向けて出航しよう』という意味が込められているとか。深い。 




◯訊きたいこと

最近やっちまったこと

スタッフさんも含めてお酒を頂いた機会で、酔っ払いに酔っ払ってしまい道の真ん中で少年マネージャーさんを「いっつも、この人頑張ってんですよぉ!」と髪わしゃわしゃしのハピネスピースで褒めちぎってしまったことを明かしてくれました。憶えていないそうで。
いやあ、でも、綺麗な光景だなあって。微笑ましくなりました。


            

◯歌ってほしい曲/やってほしいこと

ジェットコースター


DJCDの収録に備えて、「乗るかもしれない」ということで、酷いことになる訳にはいかないと実はお仕事帰りに遊園地に行って練習されていたことを明かされました。お仕事って大変だナー。プロだナー。 


「仕事だったら乗りますけれど要望はしないでくださいね(笑)」と念押しされていましたね。 


それに続けて 


「でも私が乗ったことを知った苦手な方が『挑戦しました』と言ってくれたのはめっちゃ嬉しかったです。その姿に勇気をもらいました。怖いのに私をキッカケに乗ってくれたのは嬉しいです。」 


ともお話されていましたねー。いやあ、怖かったというか記憶がないですけれど。 

でも、バンデットに限らずキッカケになってくれたことで挑戦できたこと頑張れたことってたくさんあったのだよな。


普段「うわー」ってなることもいざその後アニメを観てたりライブに行ったりすると「うわー」っていう感嘆詞になったり。その綺麗な光景を推進力に挑戦できたり頑張れたり。


そういう自分でいたいし、もしそれが何かの推進力の本の一端にでもなってくれるならお伝えしていきたいね。 



◯歌ってほしい曲/やってほしいこと

『disco』の「一進一退しつこく行こう」のこぶしが好きなので演歌曲

『一進一退しつこく行こう』は「演歌っぽくしてください」っていうディレクションがあり、ちょっとしたver.とめっちゃこぶし効かせてやったのとがあって、結局CDにはちょっとそれっぽくした方が採用されたことをお話されていましたね。


併せて最初はこの曲はもうちょっと大人しいイメージだったけれど、踊っているうちに楽しくなって、こぶしの効かせも公演ごとに強くなってしまったことを話された時には会場も「そうだったね」という頷きが多く、「めっちゃ頷かれてるやん(笑)」とあたたかな空気になりましたね。 


「それからもう『好きに歌うゾーン』ですね。もうね、やめられないと思います(笑) 次の振りとかも、「やってやったぜ!」ってニコニコしちゃうんですけれど(笑) 」ともお話されていて、CDから好きな歌唱ポイントで毎公演とても楽しみに、そして各公演違う景色にとても大きなものを貰っていたのでこのお話を聞けて良かったです。早くまた浴びたいなあ。


『津軽海峡冬景色』も懐かしいですね。荒れる海のような圧倒的なエネルギーを浴びたことを鮮明に憶えています(´×`)また聴きたいなあ。

でも90年代の好きな曲も前回とはまた明るさも変わってくるだろうし聴いてみたい(´×`)



◯聞きたいこと

喉のケア法

うがいや加湿器、喉を潤して寝たり鼻うがいをあげられましたね。鼻うがいは話を聞く感じめちゃくちゃ面白そうで仕方ない(そうではない)


うがい薬でのうがいはあんまりやり過ぎると喉の粘膜を傷つけることを知り今では帰宅程度に留めているそうで。

マヌカハニー、強そう。



【プレゼントコーナー】

サイン入り歌詞カード(期間限定版) 3名

ポスター3名


挨拶

「みなさんにも感じて頂けていたら嬉しいですけれど」と前置きされつつ、


「私リリースイベントが、作品のイベントだったりいろんなイベントに出させて頂いていますけれど、自分の、ソロのリリースイベントがみなさんに対して安心して、気を遣わずにたくさん話せるんですよね。」


って挨拶してくれましたね。


とてもとても幸せなことだなあって、嬉しいなあって思いまして。

その一方で、その『みなさんも感じてくれてる』っていう実感をどうにか伝えたくてねえ。


死ぬまで言い続けるけれど、僕本当このリリースイベントの空間が、この人が紡いできた時間の中でこの人を媒体として濾過された空間がとても安心感があってあたたかくて、『誓い』のジャケットやMusic Videoでの優しい表情についてのお話で「優しさそんなにあるタイプじゃないけど」と話されていましたけれど、あの空間に僕は紛れもなく優しさを感じるのだよなあ。


リサイタルもその一連だけれど、やってきたことを並べるだけで一つの詩ができあがるような。



恥ずかし恥ずかし遠回し遠回し濁らせ濁らせ。


Google検索に引っかからないのでバレてないのだろうけど、めちゃくちゃリリースイベントが好きだしくちゃくちゃこの人が紡ぐ作品だったり時間が好きなのだ。



なんの話だっけ、僕はそんな風にあの空間を感じているので今回あんな風に話してもらえて嬉しかったです。



また、『声優として歌うこと』と『歌から声優として演じること』、エリザベスの感情に寄り添って歌うことで、それをより良く作用させていく目標が体現できているなと、成長を感じられているというお話もありました。


「これからもキャラクターを真摯に想い、キャラクターの理解者としてキャラクターから受け取ったものをみなさんに届けていきたいと思います。」

とも話されていましたね。

エリザベスとして歌うことで、2014年からずっと携わってこられたこの作品のタイアップ曲を担当されることで声優雨宮天としての在り方だったりこれから在りたいのかなっていう姿を感じることができたかなと思っています。

どんな時もその在りたい姿が在ってくれたらいいな。
ほんの一端でもその推進力になれたらいいな。僕がそうしてもらったように。

これまでを慮り心がホクホクしてるのと同時に、これからにニヤニヤしちゃうというか。

これからも私の挑戦を、私の声を受け取ってください。」と結ばれていました。

受け取れることを楽しみにしていますね。

@えらい人
リサイタル待ってます。