TrySail伝声管風「糸電話」ささやき会感想



こちらは2016年7月16日に行われたTrySailさんの『「High Free Spirits」&「Sail Canvas」連動購入キャンペーン A賞:伝声管風「糸電話」ささやき会』の感想文になります。


主観しかないです。だから感想文です。
お渡し会のレポはこちら

もうこの後これ以上の日はないと確信するくらい、楽しくてあったかいイベントでした…(´×`)

これから何度もこの日に立ち返って、前に進んで行けるんだなって思えます。

素直な気持ちを書きました。

かなり香ばしい感じに仕上がっていますが、気持ちに整理つけたかったのでご容赦を。

そんな気持ちにさせてくれたイベント。

でも、このイベントすごい楽しかったし、そこだけはちゃんと伝わるといいなー。

当選メールが来たのは7月4日の18時1分。

会社帰りの駅のホーム、『夢空』をウォークマンで探して、「やっと1日終わった」って気が塞いでいた時のこと。

たくさん躓いたり、辛くなったり、礫投げられる事もあるけれど、人生「笑顔のち涙」の繰り返しなんだなって、思うたよね。

会場はお渡し会と同じ発明会館。
16:15集合。

◯開演前
会場がある建物に入ると凄く重苦しい雰囲気。
ただ、会場がある地下では談笑がこだましていて対比的で面白かったな(終わった今だから言える)。
 
地下へと続く階段に列待機する前に、いつものマッチョヒゲのスタッフさん(親しみを込めて)から「On timeでスタートします。」とのアナウンスが。
 
本人確認を済ませると、整理券(掲載画像)が渡される。どうやらこちらで呼ばれるみたい。
この券、記念に欲しかったけど進行の都合もあるし仕方ない。
 
会場に入ると流れていたのは『コバルト』。
 
これはイベント終わって今、書くために曲を聴いてて感じてることで様子は後ほど詳しく書きますが今回の伝声管のセリフ、いろんな岐路に立たされているいろんな方が居らっしゃって。

その中でも結構、エールを求めるセリフの方が多かったんですよね。
 
コバルトの歌詞に「独りきりじゃとても    抱えきれない」とありますが、このイベントを通して御三方が優しく手を貸してくれたのを凄く感じました。

僕だけじゃなくて、今こうして読んでくださっている参加出来なかった皆さんもそれぞれ独りじゃ抱えきれないものを持っていると思います。
そんな方々の中で自分なんかが当選させて頂いて。
 
凄く幸せだし、ありがたい事でありつつ申し訳なさもあって。
だから感想文を書こうと思うよ。
 
個人的な事感想ばかり書いた稚拙な文章ですが、良かったらお付き合いください。
 
 
もちろん御三方の本気の言葉もちゃんと伝わったし、受け止めたつもりだけど、言葉以上に、「本気の言葉を超えてもっとリアル(に)」なエールを頂けたなと。
うん、頑張ろう。

こんなタイムスケジュール的にメモしたの、久しぶりだな...(笑)
 
△16:45
校長先生が卒業式で使うような卓が搬入。
 
△16:55
卓上にペットボトルが置かれる。
 
この時点でステージには上手に卓のみ。
伝声管」って何なんだ…。
 
どんどん重くなっていく客席の空気。
とんでもない所に来ちゃったなと。

メモには「生前葬」って書かれてるけど当時の心境はまさにその通りでした。
まーーーーじで誰も喋んないし、みんなそわそわしてたよね(笑)
 
 
△16:57 上手側に警備員さん登場。凛々しい。
△16:59 下手側に警備員さん登場。猛々しい。
 
こんな事メモしてないと吐きそうなくらいでした。
 
 
◯前説
△17:00 太田さん登場。
ざっくり概略。
・伝声管 #とは って思っていらっしゃるでしょう。
・登壇前にセリフの確認を行いますが、その場での修正はなし!
・1人ずつ、3人同時にセリフを囁きます。
・終わった方もぜひ最後まで残ってイベントを堪能してください。
 
個人的に最後の「最後まで残っていい」っていうのが嬉しかったなぁ。
 
 
△17:02
「またお前かよ!って思いました?」と再び太田さん登場。

《太田さん》
皆さんは選ばれし50名ですからね!!…今どんなお気持ちですか?緊張してます?
 
(緊張してるー!)
 
《太田さん》
私もです(笑)こんだけ少人数ですしアットホームな感じで、メンバーと楽しんでください!それでは、メンバーの登場です!!

伝声管前トーク

◯伝声管パート
ここでTrySailの御三方が登場。衣装はお渡し会と同じでした。凄く、『The 3人!』という感じの衣装でしたよね(´-`)
 
《麻倉》
すごい新鮮だねー。
 
先ほどまでの大入りとは打って変わり、D〜F列と会場前方3列にギュギュッと詰められた客席を見て驚かれてました。
 
《麻倉》
みなさーん、こん…(会場側面の時計見る)どっち?
 
《夏川》
んー、ばんわじゃない?
 
《麻倉》
こんばんわー、麻倉ももです。えっと、皆さんは選ばれし50名って事ですよね!何か言ったりは初めてなので、緊張してますー。
 
《太田さん》
声優さんですからね!
 
《麻倉》
楽しんで行ってくださいねー!
 
《雨宮》
皆さん、こんばんわーっ!(バッ)あぁ、何だか凄い寂しい(笑)雨宮天です。皆さんが元気で、ニコニコで安心しました。「声優さんだからね」にハードル一気に上がりましたが...(笑)
 
《麻倉》
ぷれっしゃー!(笑)
 
《雨宮》
あはは、楽しいイベントにしましょう!よろしくお願いします!
 
 
《夏川》
皆さんこんばんわーっ!はーい、夏川椎菜です。あれだね、こうさ、席も1/4でそうとうプレミアム感あるよね。前説であんなに笑い取ってましたけど何か言ったんですか?
 
《太田さん》
セリフの直しは出来ないよって。
 
《夏川》
え、出来ないの!?キャンセルできないそうですー(笑) 私達はもう原稿全部見ましたから!
 
《雨宮》
見た見た!
 
《麻倉》
ねー。
 
《太田さん》
プレミアム感本当にありますよねー。『High Free Spirits』と『Sail Canvas』両方買ってくださった訳で。
 
《雨宮》
生粋のTrySail好きってことですね!
 
凄く嬉しそうで(´-`)
 
 
《太田さん》
出しちゃう?
 
《夏川》
ビックリしちゃう?
 
《太田さん》
ちょっと!ハードル上げないで(笑)最初は糸電話風囁き会だったんですけど、「あれ、伝声管作れる?」って話になりまして。
 
いや、この前のライブのセットといいスタッフさん本当に良い仕事をなさる…。
 
《麻倉》
でもさっき壊れてたよねー!
 
《一同》
しーっ!!!
 
《雨宮》
でも、伝声管って分かるよね。Sailに合わせてるというか。上の人が下の人に「モシモシ」ってする様な。
 
《夏川》
アルバムのジャケット撮影の氷川丸にもついてて、その前で撮った写真がフォトブックのどこかに入ってると思うんだけど。
 
《雨宮》
あー、撮ったねー!

《麻倉》
さっきからあそこにチラ見してるんだけどねー。
 
「伝声管風囁き会」と言われて頭に???が浮かんだのは恐らく僕だけではないでしょう。いよいよ、その全貌が明らかに。

なんだこれ……。

いや、でも結構そのまんまです。呑み込んでください。

《麻倉》
結構ねー

《夏川》
遊んでてね。

《麻倉》
ちゃんと伝って聴こえてくるんですよー。

《太田さん》
こちら(下手くそ図解の左手側)に耳をつけて、

ここで右耳に手を当て聴きポーズの真似をする麻倉ももさん。

《太田さん》
メンバーは囁くつもりですが、皆様にも聞こえるかなと(笑)
 
 
1番恐れていた事態ですよ、これ。

《太田さん》
あはは!結構頭抱えていらっしゃる方が(笑)

《麻倉》
セリフがバレる!(笑)

《夏川》
後悔するなら今のうちですよー!

《太田さん》
航海だけにね
 
 《夏川》
あー、うまい!!
 
最後のオチを太田さんが持って行ったのは笑いましたね。特にこのイベントでより感じたけれど、スタッフさんも含めて和気藹々としてて本当にTrySailさん、いいチームだなって。

《麻倉》
こういう事言って欲しかったんだなーって思うといいですよー。

《太田さん》
伝声管を通してを聴きたい方はもう片方の耳を塞いで、生声も聴きたいって方はこっちも開けつつという具合にですね。

《麻倉》
迷いますねー。

《太田さん》
でも意外と聞こえるよね。

《雨宮》
そうそう。

《夏川》
不思議なエフェクターがちょっと掛かっていてね。

そんなこんなで準備が完了してしまう訳です。

《太田さん》
心の準備は出来ていますか?

《麻倉》
1番絶対緊張するよねー。32番くらいがいい。

《雨宮》
皆さんにも聞こえてるからね。

そう言って客席を眺める御三方。結構頭を抱えてる人がいたのか

《雨宮》
みんなこうなってる!(笑)

額に手をやったりポーズをとる雨宮天さん。古畑だ…。そして急に笑い出す。

《雨宮》
ウフフ、がんばれって。

《麻倉》
そらさまが楽しんでいらっしゃる!

《夏川》
楽しいですか?

《雨宮》
楽しい…!!
 
なんかここら辺の件から緊張が取れてきたというか、腹が据わったというか。今回のブログ記事で雨宮天さんが仰っていたけど、逆にこちらがほぐして頂いた感じ。楽しんでいる所見るのが1番の薬だなって。

《雨宮》
生声のみならこれなくてもいいんじゃない?

《夏川》
それはイベントの趣旨に反するからダメ!

《雨宮》
そうだよね、あははー(笑)

1.2歩詰め寄る夏川椎菜さんと少したじろぐ雨宮天さん。

《麻倉》
でも、結構壊れやすいんだよねー。

《雨宮》
繊細。

《麻倉》
2回程壊れたよねー。

壊れやすいがどこの部分かは分からないけれど下手そ図のパイプが折れ曲がってる部分左右共にスタッフさんが抑えていらっしゃいましたね。

《夏川》
準備は出来ていますかー?

(イ、イエー…!)

こんなに語気の弱い煽りの返しはかつて聞いた事ないくらいでしたね(笑)

御三方もこの反応には爆笑されていました。

そんな流れで、客席の方(とあるフォロワーさん)からの発案で深呼吸をする流れに。

深呼吸大好きマン(なんか語弊がある気がする)な僕は歓喜な訳で。

この深呼吸の一体になれる感じが本当に好きなんだよな。

唐突に変な話始めるけど、ステージに立たれるアーティストの方のパフォーマンスを見てると、とても同じ人間だと思えないじゃないですか。QUEENのライブDVD観ててもとてもフレディが同じ人間だとは思えないし(あの人は次元が違うけど)。

まぁそういう非現実に魅力されるんですが。
でも、この深呼吸は「あぁ、向こうも緊張されているんだな」って現実を感じる事が出来て。これでいいんだって肯定される様な感じがして好きなんです。

ここの深呼吸の流れお読み頂く前にお渡し会レポ1部の深呼吸の件をお読み頂くと、ここの流れがより楽しんで頂けるかもしれない。

伝声管から参加された方々にも、この件に???を浮かべてる方がいらっしゃいましたがこんな事がありました。別の方のレポを拝見する限り、お渡し会2部でも深呼吸の件あったのね。

《雨宮》
今回はどこから吸って?鼻から?
 
そして、深呼吸。
深い呼吸。
 
いや、深すぎではってくらい吐き出す御三方。
雨宮天さんは身体を折り曲げ膝下まで掌を持って行く。
 
隣に釣られて吐き出しすぎたのか、麻倉ももさんは変な音を漏らす。
 
《夏川》
ねえ、今の出していい音?ガーって(笑)
 
《麻倉》
いびき

伝声管パート

《麻倉》

1番は誰だーーー!?
 
いよいよ伝声管。

まだこの頃は「どれほど自分のセリフが聞こえてしまうんだろ…」と「これ自分どうなっちゃうんだろ」といった不安がぐるぐると。

そんな中ぼくの前列の初めから5人くらいがステージ脇へ。


伝声管の流れは以下の通り。

①ステージ脇で整理券をスタッフさんに手渡す
②番号と照らし合わせてスタッフさんがセリフが書かれたカードを探し、内容の確認
③登壇、スタッフさんが「◯番の人です」と三人へ伝達
④スタッフさんが持ってたのと同じカードを三人が探し、「大丈夫ですかー?」とokマーク向けてくれたりしてこちらの準備確認
⑤セリフ伝声。「せーのっ…」の後、御三方はブログ記事画像の様に掌を頬の前に持ってきて、本当にエールって感じ。発声中も笑顔で視線こっちにくれたり
⑥一言お礼言ったり出来る時間。スタッフさん含めてみんなで拍手
⑦セリフやお礼を受けて御三方が身振り手振りさらにエールをくれる(ほぼ席に戻るまで)

うん、書き出してみたけど、これはヤバすぎて語彙がなくなってしまう…。
こんなの受け取ってえぇんか...。

話を戻して1番目の方が登壇。
自然に湧く客席からの「がんばれー!!」コール。

どう頑張るんだろって今思い返すと笑えるんだけれど、本当にこの時は、みんななんか「頑張れ」って心境だったと思います。

わしもそうだった。

《麻倉》
明日は我が身だ!

そう、明日は我が身だから。

《麻倉》
絶対緊張するねー、これ。

そんな訳で最初の方のセリフを、⑤の様に投げかける御三方。

読み上げだした途端に「丸聞こえじゃねぇか!」と密かに笑いが渦巻く客席。

《麻倉》
最初の人は勇者だね!!これ楽しい!!!!

《雨宮》
ね、これ楽しいね!!

御三方のセリフを受けた後も、「ありがとうございます!」だったり、一言抱負を返せる時間があって。

もう言葉にしきれない方々は体で感謝を表現されてたり(御三方がそれを真似されてるのが凄く面白かった。主に雨宮天さんがノリノリで)
それを受けてまた御三方が大きく身振り手振りや言葉で返してくれて。

「誕生日おめでとー!!!」だったり、「とんでけー!!!」だったり、「トラセジャージだー!!!」とか「頑張ってー!!!」だったり。

最初は「他の人にも聞こえちゃうの…」って思ってたけど、そんな流れを一緒に楽しむ事が出来て僕はこのイベント、めちゃくちゃ、くちゃくちゃに楽しかったです。

御三方もこれまで見た事ないってくらい楽しまれてる感じで。

それに引っ張られるみたいに客席側の緊張感も薄れていった感じがあったなー。

戻ってくる人に「お疲れ様です」って掛け合ったり、笑顔で会釈したり。

開演前当初こそ重たい空気だったけれど、2〜3人終わる頃にはめちゃくちゃあったかい空間になっていて。

そんな空間に溶けそうでした。

溶けてた。


累計すると3ページくらいこんな「あー」だとか「はー」だとか溶けてる言葉が。

途中には8番の方の所で9番の方のセリフを言いかけるハプニングもあったり。

《雨宮》
すいません、うちの子が!

《麻倉》
今のはなかったことにしてください!

《9番の方》
何も聞いてません!!

セリフ紙の束をめくる役目は麻倉ももさんでしたね。

《雨宮》
これ卒業式みたいだね!!(笑)

卒業式で校長先生と卒業生が着席までこんなやり取りしてる姿想像すると面白くて面白くて、校長先生めっちゃ拳振ってるって笑っちゃいそうで。
もちろんセリフは丸聞こえなので、名前を盛り込んでいる方や自ずと立場が分かっちゃう人も居て。

《麻倉》
こじんじょーほー

そんな感じで目を細めながら手だけは膝の上で忙しく動かしてると、ついに、僕の元へお呼びのスタッフさんがいらっしゃって。
 

ここで日記は終わっている…。

ざんねん!! わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!

そんな訳で魔女狩りの列に並ぶ僕ら。

僕は番号がE-1で列の先頭だったのですぐにセリフ確認へ。

予想外に準備の時間がなくて焦る僕を見かねたのか、本人確認していたスタッフさんが一言。

《マッチョヒゲスタッフさん》
三人ともコメント返してくれるから、降壇しても目を離さないでね。


好きだ、スタッフさん、付き合ってくれ。

そうして、自分の番。

セリフを確認し「うわ、これ読まれるのか...もろペンネーム入っとるが」と。

そして辞世の句を詠む暇もなく、ステージへ上がる。

《太田さん》
19番の方です。

僕の前の18番の方がいらっしゃらなかったので19番を探す麻倉ももさん。そして見つけ、グッドサイン。

僕、伝声管、耳、近づける。

雨宮天さん、「大丈夫ですかー?」、okマーク、つくる。

僕、不自然な笑顔で、okマーク、返す。

伝声管から声が、届けれられる。

丸聞こえだったしいいか。
セリフはこちらです。

みゃー。


セリフは『Youthful Dreamer』と『明日も晴れる』から引用させてもらって作りました。


ちょっと、小話。


イベントが決まってから、ずっと応募のセリフを考えてて。

「自分が誰かに何を言われたいのかなー」って先ずそこから悩んでいるようで、悩む以前に、自分のどこか奥底では、「もう誰かにかけえてほしい言葉」が存在していたんだけれどね。
 
それを果たして自分に投げかけてもらっていいのかなって、そのレベルにまでちゃんと自分は何かやっているのかなって凄く葛藤しました。
 
実際、いろいろうまくやれてなくて。
普段ライブやイベントであんなに活力貰ってるのに。
 
雨宮天さんの自分の青さ残しつつ変わっていかれてる姿に凄く感動してるくせに、刺激を受けるってよりは、自分はどうなのかって。
 
変わろう、変わろうって思うけどその前に今の自分を肯定するっていうステップが中々出来なくて。
 
だから多分こんなセリフを、歌詞を選んだのかな、なんて思います。
肯定してもらいたかったんでしょうね。
 
でもせっかくの機会だし、これを機にしっかり先ずは自分を肯定しようって思って応募したんだと思います。
 
 
うわー!!!!気持ち悪い文だ寒気がする!!
 
話を伝声管に戻します。
 
伝声管に耳をあてると、向こうにいる御三方と目が合う。
 
直線上には御三方と僕な訳で(気持ち悪い)、離れてるのに、なんだか近さを感じました。
 
そしてセリフを。
僕は確かもう片方の耳は塞がなかった気がする。
 
読んでくださっている最中も、凄く優しい笑顔を向けてくれたんですよ。

ぐさぐさ刺さって。

でもその部分全部がツボで心があったかく、涙腺のツボも押されたようでした。
 
なんか比喩がおかしくなってるけれど、思い返すとそうなってしまうくらいの体験で。
 
セリフを投げかけてくださった後、「ありがとうございます…!」と何とか絞りだす僕。

 
《雨宮》
素直に生きろーーッ!!!!!!
 
 
と真っ先に声をかけて頂いて。

嬉しかった。
実はちょっと既にうるうるきてたのに、ちょっとだけ嗚咽漏らしちゃってさ(笑)

んー。
 
今まで生きてきて、数え切れないくらいたくさんの人に数え切れないくらい優しい言葉をかけて頂いてきたけれど、今までで、そしてこれからもだろうけど1番心に響いた言葉で。
 
これまでの数えきれないくらいの優しい言葉に僕は応える様な事出来てこなかったけれど、この言葉にはちゃんと応えたい、応えなきゃいけないって。

そう思った瞬間、胸が熱くなってその熱さで胸のつっかえになっていた氷が溶け出した様な気分になって、ポタポタと。
 
正直そこで頭真っ白になってしまって。でも夏川椎菜さんや麻倉ももさんにも「がんばれー!!」って仰って頂いたのは何とか。

「もうひとことふたこと、ちゃんとお礼言いなさいよ(笑)」なんて思うんだけれど、それは、これからの応援でしっかり返していきたいな。

 
降壇してもぶんぶん腕を振ってくれて。
ステージ下御三方の前を通る時も、雨宮天さんが笑顔で会釈返してくれて。
着席まで3人とも手を振ってくれて。
 
「ワー!」って。

客席拍手で我にかえって、めちゃくちゃ恥ずかしかった(笑)
 
でもね、自分なんかにかけて頂いた言葉が、どれ程嬉しかったか。

 
んー、今から勘違いしますね。

お手紙とかでもまぁ色々こんな記事のテイストになっちゃう時もあって。

それが申し訳なくて。

でもそれも踏まえて何だか全部を「肯定」して頂けた気がして。

見返りが欲しくてお手紙送ったり、ラジオにメール送ってきたり応援してきた訳ではないけれど、どうしても勝手に引け目に感じたりする部分はあって。

でもその全部が肯定して頂けた気がして。

気がしてじゃないな、うん、肯定してもらいました。


「いつもありがとう」って仰って頂いて、本当に嬉しかったです。

頂いてばかりな上に見返りとか烏滸がましいにも程があるし思ってもないけれど、こんな素敵な経験させてもらって本当にね。

ありがたいなぁ。

(...)

その後も伝声管は続いて。

いろんな方のセリフを聴いていて、自分もそうだったけれど歌詞から発想を得た方が多かったですね。

セリフを受けて一言コメントを返す際にも御三方を笑顔にしようというユーモラスな方もいたり。それを受けて御三方も凄く笑顔で、楽しそうで。
そんな空間が心地よかったなぁ。

『ひかるカケラ』の「こんなに広い世界で」というフレーズが多かったかな。
まぁ他にも色々感じたことありますが、それは最後にでも。
 
ステージBGMにアルバム曲がずっと流れていましたね。
自分の出番前に『明日も晴れる』が流れててそこからもう胸がいっぱいだったなぁ。

終わりの挨拶

《雨宮》

地声でもいいんじゃない?こんな距離ですし。

という事でオフマイクで話し出す御三方。
本当にアットホームだなと。

《夏川》
どうでしたかー?

《雨宮》
「◯◯頑張ります!」って方が多くいらして、私達も励まされたよね。色々な立場の人がいらっしゃって。

《夏川》
これ楽しかったー!

《雨宮》
他ユニットには出来ないよね。

《麻倉》
なんで伝声管なんだろー?

《夏川》
TrySailだからね。

《麻倉》
たしかに!(笑) あとは、選ばれし皆さんだからね。

《夏川》
みんな仲良くしてください!

《雨宮》
友達になって飲みに行こうって。

《麻倉》
行けばいいよー!(時計を見て)いい時間だよ!!

17:41くらいだったかな。

《夏川》
ちょうどいいね!

《雨宮》
二次会でカラオケでTrySailとかね。

《麻倉》
歌い分け出るの?

《雨宮》
私が前歌ったコバルトは出なかったなぁ。歌う時は中の人意識してね。私の時はドヤっと(笑)

《麻倉》
見たい!それ見たい!!

《太田さん》
私も安心しました。

《麻倉》
楽しかったー。楽しんで頂けましたかー?それを聞けて嬉しいですー。

《太田さん》
お気をつけて帰ってくださいね。もしよろしければ「レポート書いたよ」って方は教えて頂けたら。

《麻倉》
読んでる読んでるー!こういう事思ってたんだーって。

《夏川》
そうなんですよー。面白いなーって。

「楽しかったです」って言われると当然嬉しいと思うし、せっかく門戸開いてくれてるならちゃんとその気持ち伝えたいなって。

僕は絵も描けないし、今回のお渡し会で改めて思い知ったけどとんでもない人見知りで、うまく言葉を面と向かって伝えられないし、何か出来る訳でもなくて。

だから今後も、公式さんがいいと仰ってくれている限りレポート書いてその中で読んで頂けるなら、頂いた分返していきたいなって。

まぁ好き勝手書いていて主観ばっかりですが。
そして御三方が退場へ。

《麻倉》
みんな色々がんばれー!!!

《雨宮》
がんばれー!!!

最後まで温かい御三方。
本当に、本当に素敵な御三方だなと。

敷地を出てのが17:49。

お渡し会自体のレポートは以上になります。

ここからは僕の稚拙な感想なので、そういうのいいやという方はこちらで。

いろんな方のセリフを聞いていて、いろんな立場・境遇の方があの会場に居た訳なんですが(認識する機会ないだけでどのイベント、いや日常でも実はそうなんだろうけど)、いろんな所でいろんな人が頑張って、踏ん張ってるんだと直に感じれて凄く刺激になったし、セリフの都度みんなで拍手したり「がんばれー!!」ってエール送ったり。

スタッフさんも大きな拍手をされていましたね。
会場出る際に扉を出て敷地内最後の所までお見送りして頂いて。

《マッチョヒゲスタッフさん》
楽しかったでしょ?俺も参加したいもん(笑)

そんな風に普通にスタッフさんと会話したり。
付き合ってくれ。

こんか温かさを感じられる空間って、そうそう在る訳ではなくて。
こんなに直に心を動かしてもらえる経験ってそうそう有る訳ではなくて。

在る(有る)のが難しいから在り(有り)難いなんだろうなと。そう思えた事が凄く嬉しかったです。

そんな気持ちを少しずつなんて言わず、全部、いや倍以上にして返していきたい、いかなきゃなって。

気負いとかではなくて、そんな気持ちで今後も応援していきたいなって。

今日のお渡し会も踏まえて、気持ち伝えれて良かった。プラマイゼロになったとは微塵も思ってないけれど。

今回、言葉を投げかけてもらって何だか自分の中の氷塊が溶け出したかの様な気持ちに今なっています。

あまり感情出したり、会話したりって得意じゃないというか怖いなって思ってたけれど、どんどん感情が溶け出してきて。自分にこんなに感情あったのかってくらいに。

何か凄く暗い子って思われそうだけど、そうだけど(笑)、でもそういった根っこってみんな持ってるんだなと、自分だけ、自分1人じゃないんだなって今日を過ごせて、御三方に出逢えて考えれるようになったかな。

極端な事言うと、今凄く人生楽しいなって。

「そのままの君でいい」っていうあのセリフ、僕の解釈ではこうしてうだうだ考えてても良いんだよって。

そんな自分を残しつつ素直に生きていけたらなって。

そんな経験をさせて頂いて本当にありがとうございました。

やばい、主観ばっかり以前に主観しかないですね。

終わりの挨拶で「みんな仲良くね」と仰っていましたが、終演後もイベント中のアットホームさそのままにみんな会場の外へ出ました。

いろんな人に声をかけて頂きまして、ありがとうございます。お渡し会前後、伝声管後もいろんな方と楽しい時を過ごさせて頂いて。
 
御三方に出逢っていろんな方と縁を繋がせて頂いて今日、自分が確かに変われるって思えて。
 
世界がぐるんと廻りました。ほぼ無色に近かった日常が色がついて楽しく、いろんな事感じれる様になって。

この色彩は全部与えて頂いたものです。
 
何回言葉を尽くしても足りないけれど、本当にありがとうございます。
 
うん、頑張ろう。
 
 
「素直に生きていってね」と言われたので素直に書いてみました。結果主観しかない文になりました、ごめんなさい。
 
 
今回のイベントは酸素ですかね。

噤みそうになっても今回の経験・エールがあったから声に出来る、細胞が死んでも蘇れるなって。
 
というか御三方の存在が僕にとってそうなのかなって。
 
どうしよう、語彙がない。何言ってるんだろう。
 
どうにか纏まりつけようとしてますが、どうしようもなくなってきたので諦めて締めます。
 
 
長くなりましたが、僕の今の気持ちは『Youthful Dreamer』曲全体そのものです。
 
曲を聴くたびに胸に響いて。
 
 
黄昏時ふいに自分の居場所が分からなくて 立ち尽くした
そんなボクに笑顔で手を差し伸べて 
 
「そのままのキミでいい」と そんな言葉が ココロの中で響いたの
 
大袈裟だけど、生きる意味を与えられたイベントでした。

僕の歩む人生、オリジナルな存在なんですよね。
 
今後またこんなイベントが催されて、1人でも多くの皆さんが今日の僕みたいな気持ちになれれば嬉しいな。
 
主観しかない、稚拙な感想文にお付き合い頂きありがとうございました。

少しでも楽しさ、素敵さ、温かさが伝っていれば幸いです。
 
これからもよろしくお願いします。
 
こんなに広い世界で御三方を見つけれてよかった。

今日頂いた胸に響くひかるカケラを大切に、これから素直に生きていきたいなと思います。
 
明日が見えなくなって、泣きたくなってももう大丈夫です。

普段はバインダーだけど今回だけは特別にノートに。

それでは。