【懐旧譚】雨宮天 4thアルバム『Ten to Bluer』リリースイベント_アニメイト回


こちらは2024年4月13日(土曜日)に行われた雨宮天さんの4thアルバム『Ten to Bluer』リリースイベントのうち、「アニメイト」回の懐旧譚。

 

前回の『Amazon』回はこちら。

 

会場は池袋にあるアニメイトアネックス。

 

会場を取り囲むようにデモ行進が行われていて、とても賑やかでしたね。

 

うんうん、それもまた現地リリイベだね。

 

場内に着席してからも、流されていた楽曲のBGMが次トラックへの切り替えでやむと、デモのみなさんのお声がドーンッと聞こえてきて。

 

うんうん、それもまた現地リリイベだね。

 

スタッフさんの「なんでか知らないんですけれど、周りが騒がしいんですよね(笑) めちゃくちゃ盛り上がって、みなさんの声でかき消してもらえれば」という前説があり、笑いに包まれる会場。

 

こういう前説で笑いに湧くのも現地リリイベならではだね。

 


■挨拶

《雨宮》

はーい、みなさん、こんにちはー!ありがとうございますー!本日は『Ten to Bluer』のリリースイベントにようこそお越しくださいました、雨宮天ですー!よろしくお願いしますー!

 

と登壇された雨宮さん。

衣装はこの前に行われたAmazon回と同様に、ナタリーのこちらの記事でお召しになっていたお衣装と髪型でしたね。

ちょうど会場前列にアルバムの完全生産限定盤特典で封入されていた「マルチクロス」をスカーフ状にあわせている方がいて。

雨宮さんもそちらの方に反応しつつ、自身も衣装にあわせて身につけていることをお話ししていましたね。

 

 

↑↑ この記事サムネイルでもわかるスカーフ、グッズのマルチクロスだったんですね。おしゃんだ。

 

《雨宮》

はーいそんな訳で、今日は楽しく、このアルバムはかなり私もいっぱい気合を想いを込めて作りましたので、いっぱいアルバムについてお話ししていきたいと思います、よろしくお願いしまーす!


と、リリースイベントスタート。


■テーマトークコーナー

ここからは箱から引かれたお題に沿ってトークをしていくコーナー。

 

机の上に置かれた黒箱からお題を引く雨宮さん。


1.曲を作る際にどういう環境で作るか

新規で作詞作曲した『風燭のイデア』と『Dear Blue』の他に、『BLUE BLUES』や『情熱のテ・アモ』と4曲も雨宮さんの自作曲が含まれている今回のアルバム。

 

「基本、家ですね。キーボードを弾きながら作っていくんですけれど、キーボード弾いてメインメロディーとコードを決めたら、それをパソコンに打ち込んだりして。」と作曲についてお話しされていた雨宮さんが、『捗る場所』として挙げられたのが「新幹線」でしたね。

 

《雨宮》

新幹線ってやることないじゃん(笑) やることがめちゃくちゃ限られてるおかげて、それしかやることがないからめちゃくちゃ集中できて。だから新幹線の中だとiPadを持ってピアノを開いて、それをイヤホンさして弾いたりしながら作っていったりしていますね。だから作詞も1番新幹線が捗るんだけれど、まあ、大阪くらいがいいかな(笑) 1番集中力も続くし、名古屋だと「ちょっと今いいところなのに!」って(笑) なので、大阪だとちょうどいいなあって感じですね。なんだっけね、なにの時だっけな、このアルバムを作ってるときに移動で新幹線の移動があったのでゴリゴリそこで作ったりなどしておりました。

で、おうちに帰ってきてメモを整理したりして、土台ができたらもうアレンジャーさんに渡して、「ここはこういう風にしてください」とか「こんなイメージです」とか細かく伝えさせてもらいながら作っていく感じですかね。

 

とお話しされていた雨宮さん。

これまでちょこちょこ新幹線で楽曲を作られるお話を雨宮さんはされていましたが、「あの短時間でこれでけの物が?!」という物も多く届けてくださってますよね。

 

本当にご多忙そうでなのに、ね。

というかその時期くらいでお遊戯会の準備もされはじめていたってことでしょ...?

この人、本当にすごすぎる...。

 

その話にまつわる話として、誰かからか聞いた話として「アーティストのどなたかも作詞作曲するときも新幹線がいいって仰ってて。その方は作詞作曲するために新幹線に乗るそうなんですよね」というお話もされつつ。

「わかる、わかるんだよね。いずれは私もやってたりするかもね(笑) 大阪着いたら食べてまた帰って、みたいな。とお話されていましたね。

 

電車集中できるの、めちゃわかるな...。

思えば卒論も、コミケの本に寄稿した文章も、新幹線での作業はめちゃくちゃ捗ったし。

学生時代にラジオネタ思いつかなくて特に用事ないのに山手線で揺られたことあったな...。

 

それにしても雨宮さん、お遊戯会のベースの練習も「アフレコとアフレコの合間にスタジオに入って練習されていた話」をされていたし、時間活用がお上手すぎますね...。


2.the Game of Lifeの魅力

「これ好きじゃないっすか?(笑) 」とニヤニヤしながら会場に尋ねる雨宮さん。

 

いやいや。

 

いやいやいやいや。

 

好きです。

 

洋楽のテイストを含んだ『mellow moment』や『the Game of Life』という曲は今回の挑戦だった」とお話しされつつ、EDM調であるこの曲について、流れているBGMに乗りながら「やっぱりこのさ、ノレる感じじゃないっすか?(笑) 大音量とかでさ、かけてさ、暗くして照明とかしてワーってやったらみんな気づいたらこうやって(笑) そういうノレる感じとかは魅力だなって思いますね。」と、お話しされていましたね。

 

そうなんだよね。

この四つ打ちのビートが心地良すぎて、いま地下鉄に揺られながらノリノリだもん。

 

美容院とかで流れ出したら散髪やシャンプーそっちのけでノっちゃうね。

 

《雨宮》

この曲って洋楽チックなところがあるから、ノリがすごく大事だから言葉を伝えるっていうよりは「ノリ重視」で。何言ってるかわからないところもそれで良しというか。私としては珍しい歌い方に挑戦しましたね。

 

とお話しされていた雨宮さん。

崩したように歌われていることについては別のインタビュー記事で

 

例えば「大どんでん返しも」という歌詞だったら「だ」と「ど」と「で」にアタックを付けるんですけど、ここで最優先すべきはそのアタック自体を生かすことなんですよ。そこから続く「甚だあり得る Go On!!」は一瞬たりも止まりたくなかったから、言葉を区切らずに歌っていて。結果、「甚だあり得る」の「る」を蔑ろにしてしまっているんですけど、そういう犠牲を払ってでも流れを優先したかったんです。

(雨宮天「Ten to Bluer」インタビュー|“好き”を追求した先にたどり着いた、濃厚な青の世界)

 

ともお話しされていましたが、曲全体的に流れることを優先して、この「る」を蔑ろにしている歌唱、めちゃくちゃ好きなんですよね。

 

ここで雨宮さんが挙げられた「甚だあり得る」の「る」も好きだし、同じサビの「一振り程度で変わる」の「る」を蔑ろにして「一振り程度で変わる In the future」に流れていくところ、すごく気持ちよくて好きだし、その気持ち良さのまま続くメロの「wow wow~♪」の気持ち良さまで含めるとマジで最高。

 

というかもう、サビ歌唱のメロディーに対するハマりがもう最高すぎて最高なんですよね。

「一生涯はGamble / 一切合切 Gamble」のハマりめちゃくちゃ好きだし、そこでガクッてハマってからの四つ打ち、気持ち良すぎる。毎日これがいい。パリ五輪これで入場しよう。

 

そうそう、Aメロに出てくるケリーとリンディも当初なんなのかわからなかったという雨宮さん。調べて「高級カバン」であることを知り、改めてこの曲の主人公に対して「すごいなって、この女(笑)」と思ったお話をされていましたね。

 

共に、フランスを代表するブランド、エルメスのコレクションなんですね。

エルメスと聞くと「エルメスたん」が頭に浮かぶの、平成オタクの性。

 

パリ五輪、これ持って四つ打ちのビートにノリながら入場しよう。

 

そうだなあ。

 

『JACKPOT JOKER』姐さんが「Play」のひと言で勝っていたのに対して、「the Game of Life」姉さんは「物価上がってケリーが買えない」という入りからもう、「あ、この人は勝ちっぱなしじゃない人だ」ってすぐに分かっちゃって。

 

根っからの強者じゃなくて、叩き上げの強者感、というか。

絶対にラスボスじゃない感じが、すごく好き。

 

 

「そんな、めちゃ強気な女の歌だからそれが歌詞のいろんなところから感じられて。だから歌うときもかなり強気な感じで歌った」というこの曲。

 

会場BGMで流れていたDメロを一緒に口ずさむみながら、「Dメロのところでは『これが私だから』っていうところより、気持ち哀愁を入れた」というお話や、「鼻息で歌うイメージ」というお話しもされていましたね。

 

《雨宮》

ちょっとこの鼻要素を多めにエアリーに歌うっていうのが、海外で育ってきた人とか、英語の曲をよく歌う人ってそういう発声をよくするなってイメージがあって。歌ったりして、それがDメロに濃く出ていたりするので聴いてもらって、この曲でしか聴けない私の声が聴いてもらえるんじゃないかなって思います。

 

とも。

同じように声のトーンが抑えられているBメロについて別のインタビュー記事で

 

「the Game of Life」はどこか哀愁が漂っていて。特にその色が濃いと思ったのがBメロだったので、そこは声のトーンを抑えています。彼女は自分で選択した人生を自分らしく生きているけれど、そのせいで傷付いたこともあったはず。でも、ずっと勝ち続ける人生なんてないし、私は彼女の哀愁も肯定したい。

(雨宮天「Ten to Bluer」インタビュー|“好き”を追求した先にたどり着いた、濃厚な青の世界)

 

とお話しされていましたね。

 

声のトーンを抑えたことで『the Game of Life』姉さんの過去に影を感じることができますし、哀愁とサビに打ち込まれている力強さのギャップが互いにいいアクセントになっていて。

 

この曲の主人公のキャラクターを、ただ力強いのではなく、「過去を乗り越えて発揮されていく強さ」を持った人物像へと見事に昇華させていますよね。

 

圧倒的な強さというものにも憧れることもあるけれど、こういう様々な日々を乗り越えたことが力強さとして発揮されている人物、好きになりがち。

 

そうだなあ。

四天王の三人目感ある人だなあって、この曲の主人公の人物像を描写した歌唱から感じていて。

 

怪物としか言えん圧倒的なラスボスのひとつ手前、主人公に「過去を肯定し乗り越えることの強さ」の必要性を生き様で説いてくるような、四天王の三人目。

 

四天王の中で結果いちばん人気になるような、三人目の人。

 

ラスボスって圧倒的強者として過ごしてきたが故によく最終回で虚を衝かれて敗れるし、実質この四天王の三人目がいちばん手強いみたいなこと、物語によくあるじゃないですか。

 

そういう人って、本当に「負けをよく知っている人」っていうイメージがあって、だからこそ強さが発揮されていくシーンに多く心当たりがあるのですが、この『the Game of Life』姉さんもそういう強さを歴戦の中で手に入れたタイプの人なんじゃないかなって思うのです。

 

「でも、ずっと勝ち続ける人生なんてないし、私は彼女の哀愁も肯定したい。」っていう雨宮さんの言葉、すごく素敵ですよね。

実際にそのアプローチやエッセンスを色濃く感じる曲だなあと受け取っています。

 

この「勝ちっぱなしじゃない人生を肯定してくれる感じ」が曲を聴くにつれ「人生勝ち続けることはできないけれど、でもやっぱり火種は失くさずに戦い続けていこうぜ!」っていうメッセージとして感じられて。

 

だからこそ、すごく響くんですよね。

人生、やっぱり勝ちっぱなしじゃいられんからさ。

 

《雨宮》

めちゃくちゃ勇気出さなきゃとか、今日ちょっとドキドキの会議や試験があるとき、胃が痛くなりそうなときとかに聴いてもらえると、「いや、やれっし」って(笑) 思えると思うのでそんなときとかに聴いてみてください。

 

そうですね、本当に。

「今日こそ勝ちに行こうか」って、すごく、前を向く勇気をくれる曲だなあと受け取っています。

 


3.ジャケット撮影の裏話

トークテーマを読み上げる際に、うっかりマイクをオフにして生声で喋っちゃう宮さん。

リリイベならではの感じで、ほんわかでしたね。

 

3形態ある今回のアルバム。「それぞれ衣装が異なっていて、メイクや髪型も違う。かなりいろんなあたくしを楽しんでいただけるんじゃないかなって。」とお話しされていた雨宮さん。

 

ん〜、白宮さんが特に好きです。

 

そんなジャケット撮影の裏話として、まず最初に挙げられたのが「オブジェの椅子」についてでしたね。

 

その椅子の先に、「雨宮さんの楽屋がある2階へ続く階段」があり、みんな2階へあがるときは椅子に触れないようにちょんちょん歩きで歩いてたことを可笑しそうにお話しされていましたね。

 

セットの小道具については他にも、「しかも物がいっぱいごちゃごちゃ置いてあるから、なんか私をね、直しに衣装さんとかメイクさんが来てくれるときも、みんなすごいこっそりこっそり歩いてきてくれて。それでも、ちょっとズレちゃったりして。だからすごい繊細な撮影でしたね。」とも。

 

あのジャケットの感じ、すごく好きなんですよね。

 

雨宮さんの10周年にかけていろんな「10」が小道具に仕込まれているそうなんですが、うーん、でもやっぱ10個の青い椅子が1番アクセントとして強くて好きだなあ。

欲しいもんな、あの青さの椅子、部屋に。

 

カットとしては、チーク濃いめ宮さんが🧸ちゃんと横並びに椅子に座ってるの、かわちくて好きです。

 

その他の裏話として、「音楽チームのスタッフさんからミカンの差し入れをもらった話」をする雨宮さん。

 

そのミカンがすっごく美味しくて、バクバク食べていたらメイクさんに「速いねー!」と驚かれたとのことで。

 

《雨宮》

とにかく速くて、もしかすると今後特技にできるレベルに速いかもしれないんで見てほしいなって思うんですが(笑) 

  

「身長162cm」の他に「特技:ミカンの早食い」が、事務所のプロフィールやWikipediaに載る日も近い...?

公開、楽しみに待ってます。

 

《雨宮》

かなり全体的に世界観が、衣装の世界観が強いからポージングとかを変えてやったりしたんですが、その間はアットホームというか、ほっこりする現場で行われていたりしました。

 

これまでの楽曲たちも、どれだけ世界観が強い曲でも、メイキングを見るとすごくほんわかアットホームな雰囲気で楽しげに制作されている印象があって。

 

雨宮さん、本当に素敵な人たちとお仕事されているなあって、ほっこりしますね(´×`)

 


4.風燭のイデアの魅力

会場を流れていた曲が『the Game of Life』から『風燭のイデア』に切り替わり、そのイントロを聴いて雨宮さんは、「笙の音」を例にメロディー面での和テイストについてお話しされだしましたね。

 

《雨宮》

初めはこの「笙」の音がない状態からのスタートだったんですけれど、なんかちょっと、この曲怖い歌なんですよ。歌詞を見てみると怖い感じの歌なので、なんかそういう不穏な感じを感じさせる音を入れたいなっていろいろ試したんですよね。最初は笛の音とか、いろんな楽器を試してアレンジャーさんに聴かせてもらうんですが、あーでもない、こうでもないってなって。最終的にこの「笙」の音に落ち着いたんですが、この「笙」の音もどれくらい長くやるとか、あとは「クレッシェンドして迫る感じで始めたい」とか、結構そのひとつにしても細かく要望してそれをアレンジャーさんに叶えていただいた感じになりますね。

 

 

というようなお話を。

 

そうなんですよね、イントロからすごく和を感じる音色の入りで、一気に世界観に引き込まれるところがあって。

 

いつも曲を受け取ったとき、最初の1階は歌詞を読まずに曲だけ聴いてみるのですが、この「笙」の音でただならぬ不穏さを感じたのをおぼえています。

 

クレッシェンド、まじでいい味出してますよね...。

 

オンラインリリースイベントでの「和ロック」を要望する声を受けて作ってくださった本曲。

 

「せっかく和ロックを作るんだから和をいっぱい入れたいなって思って」と、笙の音や歌詞の和テイスト、さらにマニアックなものとしてヨナ抜き音階も勉強して制作されたお話も。

 

本当にね、「雨宮さんめちゃくちゃ勉強したんだな」っていうのが伝わってくるし、それが作品としてとても見事に昇華されていて、賞賛でしかないのですが。

 

「そうなんだよ、本当に大変で。」とお話しされはじめたのは、この曲の作詞について。

 

《雨宮》

その時は新幹線に乗るチャンスはなかったの(笑)でも、結構時間がなくて、時間がない中でだったから、丸一日休みの日があったんだけれどこの日を全部作詞に充てようと思って。1番はほぼほぼできてたのかな、で、2番がまったくできていませんって状況だったんだけれど。おうちでもう8時間かな、ぶっ続けで百人一首のサイトを見ながら作詞をしていきました。もう本当に辛かったね、これは(笑)

本当に大変だったから、まあ私も実はわりとそうなんだけれどメロディーを聴いてそんなに歌詞を読まなかったりすることも多い人間なんですが、『風燭のイデア』に関しては歌詞を読んでいただけると嬉しいなって思うんですが。

 

とも。

 

いやあ、『風燭のイデア』ね、名文学なんですよ。

 

自分は1番の歌詞が、文学的すぎて大大好きで。

 

もちろん2番以降のおどろおどろしさも「そうなるの?!」って感じでびっくりしましたし、その不穏さの表現が和のテイストをしっかり踏襲しつつ見事に描かれていて、大好きなんですが。

 

長くなるので、写真4枚ドン。

(【感想文】④「 風燭のイデア」に今見せてもらっていることについて(雨宮天「Ten to Bluer」より)

 

もうね、すごいです。

雨宮さん、めっちゃめっちゃ勉強したんだなって感じと、雨宮さんのセンスが爆発してて、ビッグバンです。

 

ほかでは提供できない哀愁を内包しています。

古語表現や技法を用いながらここまで見事に作詞できる人、そうそういないでしょ...。

 

とにかくね、すごいんです。

教科書載せれるレベルの古語表現、世界観だと思うんですよね。読んでて面白いもん。

 

塾講のアルバイト時代にこの曲を受け取っていたら、自分で設問して生徒に解かせてたな...。

 

そんな1番を経ての2番の歌詞について雨宮さんは

 

あまり詳しく説明するのもアレですけど、この曲は妻がいる男性を好きになった浮気相手側の視点の歌詞で、この“裏切り告げる春の報せ”のところは、「奥さんと離婚していると言っていたのに、妊娠してるじゃないの!」のゾーンなんです(笑)

(“青き民”への感謝の想いを込めて――。雨宮天、4thオリジナルアルバム『Ten to Bluer』、そして活動10年を迎えた今の気持ちを聞いた。)

 

と、お話しされていましたね。

 「便り」や「知らせ」じゃなくて、「報せ」なのが、これまた...ですよね。

 

「あなた」からの通いもパタリと止み、音沙汰や便りもないまま、きっと人伝に「奥方のご懐妊」を聞いてしまったんじゃないかなって解釈していて。

 

そっちの方が、「疾風に乗って あなたの元へゆきます」のおどろおどろしさが増す気がするし、実際に雨宮さんの歌唱も狂気を孕んでいて、噂話を聞いたままに飛び出したような姿を感じるんですよね。

 

「疾風に乗って あなたの元へゆきます」って...。

ここまでのバックボーン踏まえると、マジでこんなこと言う女、怖すぎんのよ。般若だよ。

 

あおしゃべりでもお伝えできたけれど、間奏明けの落ちBメロも静かな歌唱から「声優としての技」を感じれてすごく好きで。

 

この身も愛も救われぬのなら

あとは悪意の巣食うままに

道を違えたその足掬い

もろともに共に転げ落ちて地獄まで

 

前半の「この身も愛も救われぬのなら あとは悪意の巣食うままに」の部分。

 

静かに般若の面を被るような狂気の芽生えを歌唱から感じられてマジ怖い。

でもこの曲のMVが観てぇよ、俺...。

 

救われぬ気持ちに巣食う悪意。

 

「救う」と「巣食う」、「足掬い」にも「すくい(掬う)」という音が踏まれていて、雨宮さんの遊び心を感じる箇所なんですが、そんなのほほんと楽しんでいるような場面でもないんですよね…怖いんよ、ここ。

 

「道を違えたその足掬い」から徐々に、さらに輪を掛けて増していく狂気。

闇落ちというより、闇から般若が徐々にこちらへ全速で駆けてくる感じ。

 

ここまくると「物の怪」と言った方がしっくりくるレベルですよ。

 

《雨宮》

そうなんだよ和ロックだかさら、その「作詞どうしよう!」って思って、何をテーマに書けばいいんじゃろうって思ったんですが。やっぱり和ってなったらさ『天城越え』とか「あなたを殺していいですか」っていう世界観だと、これだと思って。殺したいほどの情念だと思って。曲はアレンジも相まってかっこいい感じにしてもらっているんですが、歌詞はめっちゃドロドロなんで、ぜひ読んでみてください。

 

最初読んでて声出して笑っちゃうくらい、めちゃくちゃ楽しかったです。

作品集として今後また別の話も出していってほしいくらいに、大好き。

 

そこからサビを駆け抜けての後奏も決して一件落着のそぶりを見せない、狂乱のままに曲を終えていくの、なんかもう凄いっすよね...。とても好き。

 

雨宮さんもその後奏について、

 

《雨宮》

この後奏も謎に転調したり戻ったりするんですけれど、それも私からお願いしてこの主人公とこの主人公が愛するあなたも最終どうなってしまったかという不穏さを思わせるために転調を後奏に入れてもらいました。この人たちもう、地獄、うまくいけば地獄行っちゃってるんで(笑) 主人公のわたし歌ってる心情のままうまくいってれば、そうそう地獄に行って地獄を彷徨う感じになっていると思うんで。いや、これもう地獄行ってますね(笑) 行く行く。

 

とお話しされつつ、「うまくいけば地獄行っちゃってるんで /いや、これもう地獄ってますね」で会場は爆笑の大盛り上がりでしたね。パワーワードすぎるのよ。

 

この後奏も雨宮さん案だったのかーって、ほんとそのセンスめちゃくちゃ好きってなりました。

 

本当に、「曲の世界観」をエッセンスとして落とし込むのがめちゃくちゃ上手いなって雨宮さんのこだわりや歌唱自体を聴いていると多分に感じられるところで。

「声優として歌う」ことの段階をのぼり続けられた人の境地だなあって、すごく勝手に嬉しくなっちゃうところなのですが。

 

「あとさ、もうちょっと『風燭のイデア』について歌っていい?」とお話しされだしたのは、「コブシ」について。

 

《雨宮》

このコブシ、これはひとつポイントで。作詞をするときにこのコブシを自分がやりやすいメロディー運びと、そうでもないメロディー運びがあるから、やりやすいメロディー運びになるようにして作曲しましたね。それも自分が作るからならではじゃん。

「『お〜しまず〜』っていうメロディーだったらやりやすいんじゃん、だったらこれはこれでいこう」とか、「こっちのメロディーだったらワード的には入れたいけれどやりづらいな」ってなったら変えてみたりして。コブシもね、ぜひ聴いてもらえればと思います。

 

ともお話しされていましたね。

 

「うらぶれ」「緋桜」のこぶし、趣深くて良きですね...。

 

ロングトーンとビブラートは相変わらず美しいのは言わずもがな、こぶしとか絶妙な裏声とか和ロックな曲調に合う歌い方に仕上げられてて。

 

 

それらが、おどろおどろしい曲の世界観をぐっと深めていますよね。

ライブで浴びるの、めっちゃ楽しみだ...。


5.完全生産限定盤のグッズについて

「持って帰るの大変だったでしょう?(笑) ありがとうございます。」と雨宮さん。

 

自分は店舗展示も見に行けないような地方住みになってしまったのでもう宅配ばかりだからわからないんだけれど、これ、みんな持ち帰ったんだよな...?

 

っていうか、店頭にどうやて置かれてたんだ...?

 

「このでっかい重箱の中には私がさっき言ったクロスも入ってますし、あとはね、これだよね!これ!やっぱりこの目標達成カレンダーが、いろんなグッズが入っているんですけれど、その中でも1番オススメで。」と、取り出したるは「目標達成カレンダー」。

 

「まあでも何を入れようかなってなったときに、私が欲しかったんですよ。トイレに掛けるカレンダーが欲しくて(笑) 目標を達成していくカレンダーを私が欲しかったから。と、まさかのカミングアウト。

 

6月からの新しい職場に持って行こうかなあって思ってたけれど、確かに個人的な目標も書くし、家に置くか...とリリイベから帰ってきて書斎スペースの壁に貼ってます。

 

このカレンダーに対しても、

 

《雨宮》

これはほんと私がひとつひとつ書き下ろして色塗りはデザイナーさんにやってもらったんですが、「いやここの色が黄色すぎます」とか「団子の色はもうちょっとクリーム色にしてください」とか、「靴までちゃんと青く塗ってください」とかかわいく塗ってもらいましたので、結構ね、動物が描かれていたりするんですが「尻尾の先は茶色でお願いします」とか、結構細かいところまでこだわって。

 

と、こだわりを欠かさなかったお話をされていましたね。

まだ4月以降見てないので、今からめくるのめちゃ楽しみだ。

 

そんな4月のカレンダーは「4月が私の好きな『燕雀鴻鵠』っていう四字熟語が載っていたりとかもします。ぜひ意味は調べたりしてほしいんですが。」というお話もされていましたね。

 

意味調べて、なるほど、とニコニコ笑顔になりました(?)

 

“Various SKY”のグッズで『青』にまつわる四字熟語の湯呑みが出ましたが、今度は「雨宮さんが好きな四字熟語」の湯呑み、出して欲しいなあ。

 

それに続いて、「何よりこれだよね、この狂気を感じる青い人シールだよね。」と目標達成カレンダーのシールを紹介する雨宮さん。

 

最初悲鳴あげちゃったもんな、カレンダー取り出したとき。

 

《雨宮》

これは笑顔の状態なので真顔と不満顔と入っていて。しっかり目標を達成できてたら笑顔のシール、ダメだったら不満顔のシールのつもりで作りました。ちょっとさ、いろいろ目標立ててもさ、いまいち達成するのって難しいじゃないですか。このシールを貼る楽しみがあったら頑張れるかなっていう、ぜひね、使ってみてほしいんですが。

 

夏休みの宿題のあの感じを思い出しながら楽しんで使ってます。

 

マルチクロスについては「カバンにつけたりしてもいいし、何かを包んだり、それこそお花見の季節だからさお弁当を入れたりね、できますので、いろんな使い方をしてみてください。」ともお話しされていましたね。

 

花見しそびれちゃったなあ。

来年みんなで花見できる機会があれば、そういう使い方もしたいものね。


6.Ten to Bluer SKYはどんなライブになりそう?

現時点でリハはまだ進んでおらず、セトリは決まっているので振り入れが始まったところというお話をされていましたね。

 

《雨宮》

でも、まず今回のアルバムって曲がどれもすごい個性的で。みんな我が強い感じだから、結構やっぱりその曲の個性は活かす方向で演出を組んでもらったりしていますので、かなり楽しい感じになるんじゃないかなって思います。

(...)あとは、どこまで叶うかわからないんだけれど、HIROMI先生が結構ね無茶な衣装の提案をしてくれていて、「それいける???」みたいな感じなんだけれど、実際実現可能かどうか揉まれている最中なので、すごい衣装とかもね、見応えある衣装になりそうなので、ぜひここだけの時間を楽しんできてくれたらなと思います。

 

そうですよねー。

 

今回のアルバム、雨宮さんがお話しされているようにどの子もすごく我が強くて、世界観が色濃いからそれぞれがどんな『可視化』で届けられるのかすごく楽しみなんですよね。

 

曲それぞれの独立した世界観の可視化もすごく楽しみだし、ライブでの連続した曲同士の流れの中で新たに感じる曲の世界観とかもあるから、今からすごくライブ楽しみなんですよね。

 

 

HIROMI先生、何をしかけてくるおつもりなんだ...。

戦々恐々ですよ。

 

『風燭のイデア』かなあ。和ロック的な衣装なのかなあ。

ドキドキしつつウキウキ Watchingですよ。

 

ダンサーさんが般若のお面つけ出したらめっちゃ笑っちゃいながら「それを待ってた!!」ってなってる自信がある。

 

衣装も演出も可視化、すごく楽しみですよね。

 

《雨宮》

あとはさ、わかんないけどさ、10周年記念ライブでもあるんで、なんか「祭りだあ!」みたいな感じになったらって思ってますね(笑) 曲のときとかはもちろん曲の世界観をしっかりやっていくんだけれど、トークのところとかはゆるゆるに喋ったりしたいなって思うんだけれど。

 

そうねぇ。

本当に、なんだろうな、こう、本当に今から楽しみで。

絶対幸せだよね、ハム太郎。

 

「私はほんとうに『Dear Blue』を泣かないで歌えるかっていう勝負なので(笑) 楽しい時間になったらなと思います!!」と付け加えた雨宮さん。

 

楽しもうね(´×`)


■目指せピッタリ!挙手ゲーム

【ルール】

・いいともの1人ぴたり当てゲームみたいなやつ

・目標人数ぴたりを目指す

・ぴったりになるまでチャレンジできる回数は10回

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【第一目標】10人

《雨宮》

さっき、ここの前の会場でやったときにほとんどの人がなんか3日以内にラーメンを食べていたの。びっくりして。それはここまで同じはずだから、その中でもイチオシのラーメンは「塩ラーメン」だという人。

 

4人:×

 

(わたし手挙げましたね。豚骨の国福岡生まれだけれど、豚骨の濃すぎるやつ苦手だなって感じはじめたときに初めて食べた塩ラーメンの感動、今でも憶えてる。)

 

《雨宮》

すっくねぇーーー!!4人?!4人か。少なそうだと思ってたけれど、それにしてもだな。イチオシは別にあるんだね。ラーメンシリーズで行ってみようかな(笑) 豚骨と醤油はいっぱいいそうだから、味噌ラーメンが1番好きって人!

 

10人:◯

 

《雨宮》

早いし!まだ2問目なんだけれど(笑)

 

(ちなみに醤油と豚骨を尋ねる)

 

《雨宮》

ちょっとこんなに早く終わっちゃうなんて(笑) じゃあ、数字を変えてね、10はクリアしたということで続けていきたいと思います。次は4枚目のアルバムということで、4…え?あ!塩ラーメン!!!!うわー、残しておくんだったね、塩ラーメン。じゃあ、塩ラーメンくらいのね、質問をしていければと思うんですが。

 

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【第二目標】4人

《雨宮》

この3日間の中でラーメンを食べていない人

 

たくさん:×

 

《雨宮》

えぇ!ぜんぜん食べてない!!そうか、もう数えないです。どうなってんの?!あれ、私ちゃんとお昼に学んだんだけれどな。前の会場では9割くらいがここ3日以内に食べていたんだけれど、集まる地域?そんなことある?ん〜、あ、これは私がそうなんだけれど、お寿司を食べるときにわさびを醤油に溶いて食べる人

 

20人くらい:×

 

《雨宮》

多い!おいしいよね。お行儀的にそんなに良くないそうなんですけれど、自分で自由にさ、私、サビ抜きを頼んでわさびを醤油に溶いて食べるのが好きで。自分でわさびの量好きに調整して食べれるし。でもまさかこんなに同志がいたとはさ(笑) ハズレちゃったけれど、なんか嬉しいですね。じゃあ、私の曲をカラオケで歌ったことがあり、かつ、90点以上をとったことがある人。

 

6人:×

 

《雨宮》

4じゃないけれど嬉しい!すごい!歌うまさんが多いんですね。私の曲歌うの難しくない?私はちなみに自分の曲で歌ったことがあるんですが、ちょいちょいやって、たぶん96を切ったことはない気がします。結構さ、採点のゲームってビブラート好きだよね。ビブラートをいっぱいかけると点をあげてくれるので私は仲良しだと思うんですが。

 

(Skyreachリリイベのソフマップ回で『Skyreach』のカラオケを採点で歌ってみたっていうお話しされていたのを懐かしく思い出していました。そのときも、96~98点くらいの高得点を取られたお話しされていましたね。懐かしや。)

 

 

《雨宮》

じゃあ、どうしよう。あ、じゃあ、『BLUE BLUES』の歌詞に出てくる「麺シンク」、カップ焼きそばを作るときに麺をシンクにダーッと流しちゃったことがある人。必ずしも焼きそばじゃなくてもいい。麺なら。

 

20人くらい:×

 

《雨宮》

そんなやってんの?!そっかー、このシリーズいけそうだな(笑) 指タンスだ。タンス多そうだよなあ。今年度?今年度って数日か。今年に入ってから指タンス、待てよタンスがないかもしれないから、ちゃんとタンスに小指をぶつけたことがある人。これまでの人生の中で。タンスね。

 

20人くらい:×

 

《雨宮》

多いなー!やっぱ塩ラーメンだったんだ!(笑) どうしよう4人が全然当てられないや。あ、じゃあ、1番好きな動物を思い浮かべてください。それがウサギだった人。いや、羊にするかな、でも羊はいないか。ウサギだった人!

 

4人:◯

 

《雨宮》

これなんだ、そうなんだ。だいたい塩ラーメンが1番好きな人と、うさぎが1番好きな人の割合が同じくらいってことになりますね(笑) もっと大規模にして調査してみたいですね。

 

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【第三目標】27人

《雨宮》

このゲーム、みんなのことがしれる感じがして楽しいですね。(…)じゃあ、コーヒー、私コーヒーが好きなんですけれど、レコーディングときにね、必ずコーヒーを飲むの。コーヒーを飲む人の中でブラックが1番好きって人。もうミルクも砂糖もいらないわ、ブラックが1番好きよって人。

 

34人:×

 

《雨宮》

多かったね。そうなんだ、え?そうなの?私さ、よく行く喫茶店があるんだけれど、その喫茶店でさ、必ずさホットーコーヒーを出してもらうときに必ずちっちゃいスプーンがついてくるの。あれって、砂糖を混ぜる用だよね?いっつも「いらねぇな」って思うわけ。だしさ、なんだっけな、そのお店で何杯も飲んだりすると、毎回毎回付いてくるんだけれど、スプーンをどかして返すの忘れちゃうから机の上にスプーンが溜まっちゃうの(笑) そうなの。あれさ、スプーンなしでいいよね。で、必要な人が「スプーンください」って言うシステムがいいと思うんだよね。それをぜひ声をあげてさ。あ、じゃあ、次の質問にいきたいと思います。これは個人的に聞きたいと思うんだけれど、東京の出身の人。どれくらいいるのかなって。大人になるとみんないろんなところからきているよね。

 

12人:×

 

《雨宮》

少ない!じゃあ、関東、広い?この間都道府県覚えたの、私(笑) じゃあ、東京神奈川埼玉千葉のどこか

 

33人:×

 

《雨宮》

じゃあ、どっか1個削るか…。スーッ、埼玉?私が会う人神奈川が多くて、埼玉と千葉削るってなると、埼玉かな。じゃあ、埼玉を除きます。東京都神奈川千葉!

 

15人くらい:×

(自然連番していた埼玉出身のオタクが怒ってておもしろかった。それもまた人生だね。)

 

《雨宮》

あー、へっちゃったー!さいたまー!!埼玉の人多かったみたいですね。ということで、エンディングのお時間です(笑) 27って微妙な数ですね、でも、めちゃくちゃ面白かったな。こういう遊び方できるのってリアルリリイベならではなので楽しかったです。

 

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Amazon回のアキネータークイズに続き、このミニゲームもとても面白かったですねー!

後から効いてくる「塩ラーメン4人」、めっちゃ面白かったし、雨宮さんも楽しそうで。

 

こういうコミュニケーションとれるレクリエーション、ありがたみ。


■おわりの挨拶

《雨宮》

みなさんは『Ten to Bluer』のリリースイベントいかがでしたでしょうか?! ありがとうございます。今回ちょっとね、みんな覚えてるかわらからないけれど(笑) 魅力をね、いっぱい伝えたので!ぜひね、それを思い出しながら楽曲を聴いてもらえると嬉しいなって思います。

そして、さっきね、ちょっと話しましたが、5月からはツアーもはじまります。アルバムの楽曲も歌うので、なんとなくね、ツアーを想定してこういう感じのノリで盛り上がったら楽しいんじゃないかなって思いながら聴いてもらえるといいのかなって思いますので、ぜひツアーでもお会いできたら嬉しいかなって思います。

 

と、お話しはじめた雨宮さん。

ミニゲームコーナー、白熱しましたもんね...(笑)

 

今回も楽曲の話も、雨宮さんが意識的に込めたものとか、技術的なところとか深くまで聴けて嬉しかったな。

聴かせてもらったお話を参考に、自分なりの曲の解像度をもっと上げてツアーに臨みたいですね。

 

また、当日LINEで送られてきた「今朝見た怖い夢」について、ここで詳細にお話しされていましたね。

 

《雨宮》

その夢の内容が、ライブの本番日にスタッフさんと喧嘩して。で、青き民とも喧嘩するっていう。青き民とも喧嘩するっていうか、青き民に紛れて悪い奴がいて、その人がうちのマネージャーをわーって襲って、それを私がこうやってマネージャーさんの前に出て守るっていう(笑) そういう夢だったんだけれど、本当に寝起きが最悪で疲れたって感じで。でも今日みなさんの優しい眼差しを感じることができて嬉しかったです。

 

本当にね、ライブ当日は仲良くね...(笑) 

一緒に10周年を楽しく噛み締めたいですね!

 

《雨宮》

このアルバムは10年間で得てきた表現力のすべてをぶつけたつもりですし、そして11年目もまだまだやっていくぜっていう意気を込めて洋楽風の曲に挑戦したりとか、本当に自分がこれまで得てきたものやこれからの挑戦と、みんなへの感謝といっぱい込めましたので、いっぱい聴いてもらえると嬉しいです。

今日もいっぱいなんだか遊んだんですが、せっかく10周年イヤーですし、みなさんとまたちょこちょこ遊べることも増やせればいいなって思っていますので、一緒にまだ引き続きイヤーを盛り上げてくれると嬉しいなって思います!今日はありがとうございました!!

 

本当に、「これからも声優として歌いたい」って気概を感じるアルバムだなあって。

 

随所に声優らしいアプローチの味付けを感じるし、「まだまだ青く進むぞ!」っていう雨宮天さんの意気が伝わってくるようで、より青くなる未来がもっと楽しみになる、素敵なアルバムでしたよね。

 

せっかくの10周年イヤー。

 

まだまだ施策を考えてくれているみたいだし、雨宮さんと、友人たちと一緒に「祭りだーー!!」ってめちゃくちゃ楽しみたいですね。

 

ツアー、ほんと楽しみだなあ。

がんばろ。

 

それにしても、やっぱり、Amazon回でも感じたけれど、現地のこの距離感と雰囲気が本当に心地良くて。

こういう機会を設けてくれるの、ほんとうにありがたいね。

リリイベが大好きすぎる。

(TrySailの方では復活していたアンケートも復活してほしいなあ)

 

スタッフさん、雨宮さん、ありがとうございました!

 

次はゲマズ回!

 


■ライブ情報

LAWSON presents 雨宮天 Live Tour 2024 “Ten to Bluer Sky”

 

詳細:https://trysail.jp/contents/740276一般販売中

 

大阪・オリックス劇場

2024年5月11日(土)17:30開場 /18:30開演

2024年5月12日(日)16:00開場 /17:00開演

 

埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール

2024年5月26日(日)17:30開場 /18:30開演

 

愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

2024年6月9日(日) 17:30開場 /18:30開演

 

東京・立川ステージガーデン

2024年6月22日(土)17:30開場 /18:30開演

2024年6月23日(日)16:00開場 /17:00開演