こちらは2018年1月7日都内某所にて行われた雨宮天さんの5thシングル『Eternal』、リリースイベントへの懐旧譚。
都内某所、それはそれは果てしない道のりだった。
最初の内は「あ・る・こー♪あ・る・こー♪」という感じでトト□のテーマ曲が頭の中に流れていた。メイと一緒に頭の中でスキップをしていた。
しかし都内某所に辿り着いた時、頭の中のメイは倒れる寸前だった。
メイのお母さんより確実に弱っていた。
孤独の中で見出した光
逆境を乗り越え勝ち得た都内某所
我々が目指したモノとは何だ
その答えがこの下にある
次回『都内某所Eternalリリースイベント』
(雨宮天さんご出演『パズドラクロス』好評放送中)
ちなみにAくんはスキップができなかったので家で留守番をお願いしていたがどうやら飼い主を追う飼い犬が如く後をついてきていたみたいで、しかしながらやはりスキップが上手くできなかったらしく道中裸になって気絶している姿で発見された。
都内某所はライブハウス。
フロアには椅子が縦に5列並べられ横に8つ。その後ろはスタンディングとなっており本当にこじんまりとしたライブハウス。
ステージはフロアから少し高くなりつつ、若干天井が低め。
今考えると余分な空間がない分、リリースイベントのあの『心の近さ』がよりぎゅぎゅっと凝縮された空間だったんじゃないかな。ホントこの空間大好き。
いやぁ、僕があそこでジャンプすると多分天井に刺さるんじゃないか。
入場するとリリースイベント恒例のアンケートが配布される。
アンケートはこちら。
しかし実際この都内某所回では一番上の質問が『「Eternal」のカップリング、MVの中で良かったところなどがありましたらピンポイントで教えてください』となっておりました。
アンケートが2パターンあったらしく、今回分を撮影し忘れたので画像は撮影させてもらった別パターン分です。
1番上の項目以下は共通。
オープニングトーク
イントロの轟音が鳴り響き、下手から入場されてくる雨宮天さん。
メロディーがあいまって、ラスボス感しかない。
黒を基調とした衣装(公式ブログを参照)がとてもお似合いでした。
トーク内容はこちら。
(パスワードが必要です)
アンケートも含め発言は全てこちらに纏めているので、基本こちらも開きっぱなしにしてもらえれば。
【みなさまへ】
今回の記事も悪意ある拡散を防ぐため以下の対応をとらせて頂いております。イベント内にてご本人が話された事は新規投稿より別途記事にして別途パスワード付きのページに纏めさせて頂いています。上述のリンクからお進みください。
こちらからご連絡頂ければ、パスワードの程お知らせ致しますので、お手数ですが下のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
僕のTwitterアカウントにメッセージを頂く、などでも構いません。
記事の投稿の都度パスワードの方はリセットさせて頂きます。ご了承ください。また、不定期で投稿の有無に関わらずパスワードはリセットさせて頂きます。
お手数をおかけしますが、御理解くださいませ。
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簡略してお話された点を纏めると
・会場ギッシリ、女の子は背伸びしすぎて足を攣らないようにね
・最近晴れ続きで「これでいいのか」って分かんなくなる。物販ならんでくれる皆さんを心配しなくて済むから良い
・iPhoneの天気予報がどこに行っても文京区
・初めてのライブハウスでのリリースイベント。今朝までライブハウスでやると知らなかったけれど来てみたら意外と服が合ってた
・スカートは前日のリリースイベントと同じで今回も上を変えずに行こうと思ってたけれど、せっかくのリリイべ、もったいない、楽しませたいとのことで家に帰ってタンスをひっくり返して服を探した話と出てきた服の話
・服に興味がなくて東京住みなのにまずどこに買いにいったらいいのか分からなくて、最初麻倉ももさんと夏川椎菜さんに手伝ってもらった話
・「合う」か「合わないか」って分かんないし何を以て「合う」のか「センスがない」なのか。ありえないファッションでも「敢えてのオシャレ」かもしれないという話
・この仕事をはじめてから人前で話すなどいろんなことが出来るようになった話
・『Eternal』は出してきた曲の中でも、なんかこう、「攻め攻め」。『irodori』も突然、赤着てみたりそういう意味では「攻め攻め」だったけれど聴いてくれる観てくれる人に攻撃していく感じ、という話。
・撮影現場は意外とフワッとしていて、「煮物が好き」と言ったらスタッフさんが奥さんに作ってもらってきてくれた/休憩時間にたべっ子動物のイチゴ味を差し入れてくれたという話
という感じでした。あくまで肌触りは。
すっかりお馴染みの光景になりつつあるけれど、椅子が用意されているにも関わらず立ったまま進行してくださるのは本当にありがたいし優しいなぁって。
トーク中にも触れていらっしゃいますけれど確実に女性の方が増えていらっしゃるなと視覚的に感じられていて、それはそれは勝手に嬉しいなぁと思っている点だったりするのですけれども、女性目線とかで考えるととても優しい振る舞いですよね。
そしてそれ以上に、これはアンケートコーナーの話になるんですけれど、読まれた方が下手の方にいたら下手側へ、逆もまた然りに近くまで来てくれてるのですよね。
それだけであの形容し難い黄金の微睡みの様な優しい空間の純度がグンッとあがるのですよね。
僕の悪い癖で照れると変な言い回ししちゃうんですけれど、雨宮天さんのリリースイベントって、うーん、この感覚を表現で結論づけていいとは
思わないんだけれど、「会話」だなぁと思えて。
寒い日や雨の日のライブでしばしお話してくれる「物販とか並んでくださるので心配」っていう話もそうで、なんか、うまく短文にして言えないんだけれど。
そうだなぁ、この気持ちは今年中にちゃんと自分の中で理路整然とさせないといけないと思うんだけれど、僕はやっぱり大変失礼な表現をするけれど「フィクションの存在」として多分頭の中では捉えているんですよね。
まだ漠然とした気持ちで自分の中でも「いやでもさぁ」って余地はあるんですけれど、もちろんステージと客席っていう交わらない関係という意味でもあるけれど、ちゃんと頑張って掴まれた環境とかその姿勢だとかそういったものを含めて「雲の上の人だなぁ」って思えることが実際多くてその蜘蛛の糸に救われることも多くありつつ、凹んじゃう時もあるんですけれど、やっぱ救われてて。
なに言ってるんだろうなぁ、そんな感じにフィクション的に捉えていることの方が大きいんですけれど、リリースイベントって今度は頭悪そうな発言しますけれど、めちゃくちゃノンフィクションなんですよね。
フィクションだと思ってた存在が急にノンフィクションとして出てくるんですよ。ビックリするよね。
そんで自分も日頃の「社会人」だとか「学生」だとか、そういう社会を構成するフィクション的なアバターから、集団の中での個人から人間としての自分に還っていく感覚。
何言ってるんだろうね、本当に。でも、そういう普段の自分からより呼吸が楽な自分へと、あの空間ではなれるのですよ。
あとは『Eternal』の撮影現場でのスタッフさんとのやり取りの話。
P.S 僕のiPhoneもいつも文京区です。
アンケートコーナー
今回分は大丈夫かなと思えたので、パス付きに纏めずこちらに記載しますね。
○2017年最もAggressiveだったこと:日本一アクセスが困難な島である青ヶ島にヘリで恐怖しながら行ってきました
「これは何で行ったんですかね。
日本一アクセスが困難な島ってことは凄い綺麗な景色とかあるんですかね?
あー、やっぱり。
ヘリでしか行けないんですかね?
怖いですよね、ヘリ。私乗れる気しないですね。
飛行機なら羽あるし、あれだけ大きいエンジンとかあるから大丈夫だって思えますけれど、ヘリだとこれだけじゃないですか(笑)
私がもし行くなら降ろされてそうですよね、叫びすぎて。
高いところダメなんですよね。飛行機でも1回着陸の時に強い衝撃の時があって、私だけ「キャッ」って悲鳴をその時あげちゃって(笑)
もちナンが励ましてくれたんですけれど。私だけね(笑)」
○お正月の過ごし方:有頂天・纏を熟読していました
「素晴らしい。マーベラス。
これ読んでくださった方います?あれ本当に読み応えがたっぷりで、3年、「彩」からだと3年半くらい経ってるので自分が何を話したのか忘れてしまっているので「面白い!」って(笑)
自分も面白いと思えたので皆さんにもオススメします。」
○2017年最もMarvelousだったこと:スポーツジムに通いはじめました
「凄いですね。
ネットニュースを見てると「3人でライングループを作ってジムに行ったら『行きました』と報告する。そしたら他の2人は『偉い!』と褒める」という方法が載っていてこれが一番続くそうで。
たまたま「ジムに行ったよ 」って人がいたのでさっき「偉い!」ってやってみたら「嬉しい!」ってきて(笑)
そうですよね、褒められることってなかなかないじゃないですか。
私は皆さんからお手紙もらって、もうそこには褒め言葉ばかりなので私は気分よくなってるんですけれど(笑)
褒められることって意外とないですよね。
でもいいですよね、こういうの。運動の時とか巻き込んでやっていきたいですね。」
○2017年最もMarvelousだったこと:“Aggressive SKY”の演出
「そうですね、“Aggressive SKY”の演出は本当に凄くて、何が凄いって私はそんなに動いてないんですよね(笑)
スポットライトの演出も凄くて、ダンサーさんもバリバリで最高の演出でしたよね。
私のソロもTrySailの先生が振りをつけてくれたんですけれど、ダンサーさんが下僕みたいで(笑)
こうやって寝転がって、「あ、いい女」って「あんたなんて興味ない」捌く感じで。乗せとけば乗っかるみたいな(笑)」
○2017年最もMarvelousだったこと:宝くじ当選しました
「えー、凄い金額気になるんですけれど今言った瞬間から周りが敵になりますよね(笑)
いやー、当たるんだ。興味なくはないんですけれど、あれって年中売ってるんですかね?キャラものとかもありますよね。
買ってみたいきもするんですけれど、当選する頃忘れてそうだし失くしてそうですよね(笑)
でも当たったという話を聞くといいよね、何かの機会に買ってみよう。イベントの日に買うとか、皆さんに言っておけば「そろそろですよ」ってメールもらったり(笑) 番組で買うとかね。」
○カップリングの好きなところ:ラストサビ前の『しーん』という無音のところ。『Marvelous scene』だけに
「あれが「Marvelous scene」だったっていうね(笑) これが言いたかった私も。その為に採用しました(笑)」
○2017年最もMarvelousだったこと:年収100万円アップしました
「え、これは転職しないでですか?
へー、凄いですね。これで心おきなくあがった分を私に、ね(笑)
いやいや冗談です、無理のない範囲でこれからも応援してください。
100万円とかっていうと焼肉何回分かなって思っちゃって私チェーン店の焼肉屋さんが好きなのでそうとういけるって(笑)
やー、みなさん結構マーベラスってあるんですね、羨ましいな。」
○2017年最もAggressiveだったこと:体重を20kg落としました
「凄いですね、アグレッシブ且つマーベラスですね、
これはジムに通ったりですか?
(「毎日10キロ走ってました」)
落ちてたんですか?!あ、走ってた、いやなくなっちゃうし20kgも2日だからね(笑)
凄いですね、すぐにバテそう。
私もTrySailなかったら全然運動してないんだろうなぁ(笑)
でも、部屋で使ってる椅子をバランスボールにしたり、バランスボールやりながら台本とか読んでるんですよ。何かが変われって(笑)」
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そんなお話。
奇遇ですね、僕も昨年青ヶ島に行ったんですよ。その時の体験記がこちらとこちらなんですけれど。
東京のプラネタリウムにも採用される星空、四方を取り囲む太平洋、世界的にも珍しい二重カルデラ、カナブンの軍勢、ぜひ皆さんにも1度帰れなくなるの覚悟で行って頂きたい島ですね。
有頂天・纏は本当に読み応えしかない本ですよね。
なんか本当に僕らからしてもアルバムみたいな一冊で、この三年半のいろいろな景色を同時に思い出せるような。
いろは順になっていたことは本当に周りを見ても気づいていた人皆無で笑っちゃうんですけれど。
いやー、でも、末尾に「皆さんと漢字が繋がるきっかけになっていたらとても嬉しいです。」と超綺麗な文字で綴られていますけれど、まさにその通りなんですよね。
元から好きな漢字とかこだわりもあったりして(僕は「氣力」という言葉が座右の銘だったりするのだけれど「気力」ではないのだ)漢字は好きだったのだけれど、この連載/雨宮天さんの漢字好きが僕と漢字を、僕と言葉を繋いでくれたのだ。
今やってる謎解きゲーム「歌舞伎町セブン」だって出演してくださらないと謎解きゲームって縁遠い世界だったと思うし、この漢字とかリサイタルの昭和歌謡とか青とか。そういったモノへの新発見だったり見つめ直す機会をくれるのもそうだけれど、御本人がやりたいことを前提として結果的にそういったものと繋がるキッカケをくれるのは本当にありがたいし、「次はなんだろう」って本当に楽しみなのだ。
あと僕は収録されているものだと文章も含めて「嫌」と「暗」が好きです。あれ、なんか字面だとめっちゃ暗い人間みたいだな、あれ。
でも一番好きなカットはオフショットの「こんにちは~」です。
(お札を持つのが似合うなって『ソライロ』のあのカットを思い出しつつ)
歌唱パート
「立つとちかー!」と客席とステージの近さに驚き、「あまり細かいとこ見ないでくださいね(笑)」とお話されつつ歌唱パートへ。
○Marvelous scene
この「かー」に全て詰まってます。
(TrySailの時は「かわいい」の意になりますが、雨宮天さんのソロ活動の場合はだいだい「かっちょえぇ・・・」となります)
いやぁ、かっこいいんですわ。
他に言葉が見つからないくらい、あの空間をその「かっこよさ」が支配していて。
サビ終わり一旦ステージ奥に下がったと思いきや「Marvelous」でよりグッと客席へと一歩踏み出すのですよ。
前述の通り普通に歌われててもめちゃくちゃ近いんですけれど、さらに一歩踏み出すのですよ。
一歩たじろき後ずさりしそうになる訳ですよ。
画面の向こうのフィクションがいきなり3D映像とかそんな話を飛び越えてテレビから出てこようとするようなもんですよ、これ。
(青い人がテレビ画面から出てくる画を想像して10分書けなくなる)
エンディングトーク
こちら一度私を挟んでいるのでより御本人の色に近いお言葉となりますと公式ブログを、と思います。
話されている内容もほぼ同じです。
(風邪ひかないでね的な話が加わる)
○Eternal
イントロがかかった瞬間にキリッと表情が変わるのが御本人が仰る「曲の主人公になりきる」感があって、好きなんですよね。
だいたい曲中に感じていることはAggressive SKYの記事で話したことの確かめみたいだったんですけれど、いや、そんな短期間で変わらんて。
とか言いつつ、「It's a new world」で手の仕草が、まるで届かなくてすり抜けるように抗ってつかみたい『new world』がすり抜けていくみたいな感じに思えたのが新しく感じたところかなぁ。
御本人の考えがどうかは分からないですけれど、少しずつ僕の解釈も変形しながら成り立っている感。
Cメロの感情の込め方も見事だったなぁ。圧倒されたなぁ。
Marvelous sceneでも感じたけれど、なんなら“Aggressive SKY”でも感じたけれど、曲終わりの雨宮天さんだけが浮かび上がるスポットライト演出、あれめちゃくちゃかっこよすぎて意識が遠のくのですよ。
なんだあれ、ホント。
「めっちゃ楽しかったー!!お陰さまで今日はご機嫌です!いっぱい遊びに来てくれたら嬉しいです、ありがとうございましたー!」
と仰って客席に一通り笑顔の爆弾を降らせた後、退場。
感想
かわいかった。
かっこよかった。
いやぁ、どうしたもんかね。どうしたもんかね。
気持ち的にはまだ日が経ってないから“Aggressive SKY”の気持ち悪い「幸せだー」っていう心持ちとあまり変化はなくて、上からコンクリートで舗装された様な気分かな、「おらおら、今年は楽しむんだから凹んでる暇ねぇぞ」って。
そうわねぇ。楽しまないとね(´×`)
上述したところだけれど、やっぱり僕はこういうノンフィクション的な空気の、この雨宮天さんのリリースイベントが大好きだ。
勝手な勘違いだけどさ、いろいろ勝手に勘違いするところはあるけどさ、もしかしたら勘違いっていうのは失礼で本当は勘違いじゃないかもしれないけれどさ(勘違い)、トークの節々でこちらを意識してくれる姿、この人のそういうノンフィクションさがとても好きなのだ。
悩み葛藤する、この人のそういうノンフィクションさがとても胸をうち、そしてそんな人が内に秘めた青を外に纏い魅せる至高のフィクションさ、それがたまらなくかっこいいのだ。
はぁ、何言ってるんだろうな。本当に、なんか、よく分からないんですよね。
一旦この話やめ!
Aggressive SKYでは春には新曲も?的なお話もされていましたね。
これまでいろんな曲を歌われていく姿を、こうしてたまに自分のお腹の底のごちゃごちゃに手を突っ込んで整理していくように感想を書いてきて最近感じるのが「僕は雨宮天さんのいろんな曲を聴いていろんな感性をもつ自分に出会いたいんだなぁ」ってこと。
正直自分の感性だとか引き出しとかってよく分からないし、そういうものって外からもたらされるものだろうし、今僕は雨宮天さんの活動にそこを見出す楽しみを持ってる、みたいな、感じ。
かと言って全然こちらなんて気にせず好きに自分のやりたいことを突き進んでもらえれば幸いだったりして、その先に自分も成長してないとなぁ。
なんか本当に訳のわからない方向にこんがらがってきたので締めよう。
今はその言葉通りなら新曲の準備中かもしれないし、もしかしたらそれはもうひと段落しててその先の、準備を進めていたりするのかもしれないし、いや別にTrySailツアーとかアフレコとかあるから進めてなくてもいいんだけれど、その発露をめちゃくちゃ楽しみにしています。
言ったでしょ、今年は楽しむかんねって。
楽しませてくださいよ、期待していますからね。
(お体にはお気を付けて(キャラに徹しきれない奴))
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