雨宮天 “Various SKY”in東京 感想


こちらは2016年10月8日に中野サンプラザにて行われた雨宮天ファーストライブ2016 “Various SKY”in東京に纏わる文章です。

重複する点もありますので前回記事もお読みいただけると嬉しいです。
 
あの日の『Skyreach』から始まり、様々な空を経て今日に届いた物語。

青という切り口によって自身の世界観を可視化、いや歌詞化されてきたこの2年間のソロアーティスト活動。

                 

必ずしも曲作りにそういう意図が内包されているとは限らないかもしれないけれど、雨宮天さんが歌うと『青』を通してその言葉が耳に入ってくるような感じがしますよね。

 

『青』という色が根本言語の様な。

         

今回のライブパンフレットにて『世の中の1つだけ青色に出来るとしたら』という問いに、「声が青色だったらいいなぁーと思いました。」と答えた雨宮天さん。

         

 

サカナクションの山口一郎さんが以前こんな事仰っていたのを思い出しました。

 

 

「匂いと音楽は似ていると思っています。例えば、何もない空間にジャズが流れた瞬間、その空間の印象が一変するような力が、匂いにもある。匂いには成分があり、それを数値化できるわけですから、必ず実現できるはずだと思っています。」 

 

 

だからきっと声にも色ってあるんじゃないかなぁって素人ながらに感じていたり。

 

1曲1曲その『青』の濃淡は様々だけれど、その積み重ねられた青の結びつきは材質の異なった合板のように強靱で、だからこそ絶対的な青さを放っているんじゃないかな。          

 

今回のパンフレットにてティーセットと一緒に撮影されているカットがありますよね。

 

懐古入ります。

 

 

『Skyreach』のリリースイベントにて配られていたのがこちらのポストカードでして。

 

 

 

 

 

意図がどれくらいあったのかは分からないけれど、僕は見つけた瞬間勝手に嬉しくなってました。
そんな事をつらつら書きながら物販列に並んでいるんですけれど、思考がどんどん行き過ぎた加速しちゃいますね。

現在天気は小雨が時折ぱらつく鈍色の空。

鈍色の空を視てると、より青が恋しくなるもんですね。

 

 

こんなステキな日青れるといいなぁ。

 

 

 

空や海の青に馳せる想いが人それぞれである様に、おそらくこの公演を迎えるにあたって『青』への想いは人それぞれで。

 

 

今から書く文章は僕の主観です。

 

 

でも、この文章が皆さんのパーソナルな部分で僕とは違ったアナザーワールドでの、限りない青の旅への懐古の一助となれば幸いです。

 

 


開演前

日青れました。

 

 

会場の扉から漏れる青が凄く青だなぁって、よく分からない事考えていました。

 

 

ステージは前回と同じかな。

 

 

「青いなぁ」という感想以外に開演前の感想が浮かんでこないので、ここらで逃がしてください。

 

 

今回のレポートは多分大阪と重複点がたくさんあります。同じこと書いてるというか貼っつけてある事もしばしばあります。

 

 

なんか、個人的に総集したくて。ご容赦くだせぇ。

 


開演

 

18時2分。

 

重厚なメロディに合わせ、青のライトがステージ上を端から端まで妖しく照らしていく


1.Skyreach

やっぱり嬉しかった。
重厚なメロディーが確かにそれと分かるイントロに変わると同時に、焚かれたスモークの中に人影が浮かび、青い光が階段上の雨宮天さんに注がれる。
流れ出したのはデビュー曲『Skyreach』
青く揺れる会場。
かっこよかったなぁ。
あぁ、あの手の振りだ。
 
あぁ、あの脚でのリズムの取り方だ。
 
あぁ、「揺るぎない声にして」の手の振り好きなんだよなぁ。
 
 
 
あの時の、アーティストデビュー、はじまりである『Skyreach』。
 
 
「どんな未来でも受け止める私でいたくて 今はもう振り向かない」
 
そう決意して、まだ遠く霞んでいて正体も分からない絶対的な青に/夢に、手を伸ばしたあの日の歌。

「これから私は何が出来るかな?」という淡い憧れ。

 

「歩き出すたび世界が広がっていくような感覚」の怖さ。

 

 

 

自分のいいところは出していくべきだし、悪いところは認めて、それをカバーできるようにしなくてはいけないので、楽しいことばかりではなくて、正直つらいときもいっぱいありました。

 

 

 

そんな、揺れる感情と「自分の理想」に対しての不甲斐なさに流した涙の狭間を繋いだ、その直線上に描かれていた場所、

 

 

あの日手を伸ばした先が、今日この1stライブ

 

いや、今の雨宮天さんなんだなって思うと、あれ、大阪でも全く同じこと書いてる。

 

 

でも、今僕にとって『Skyreach』ってそんな曲なんだと思います。

 

 

あとね、僕、影フェチなんですけれど、この『Skyreach』でのスモークに焚かれながらの影がすっっごく好きなんです。

映像化してください。

 

 

そして、僕の“Various BLUE”ブレードはここで一旦息を引き取りました(´・ω・`)普段持たないから怒ったのか、なぜかつかなくなった

 

『Glitter』で復活しました。『Absolute Blue』までに蘇ってくれてありがとう。

 

 

 

会場全体からの青い歓声を受け止めながら、2番を歌い終えマイクスタンドからマイクを取り、颯爽と階段を降りてくる雨宮天さん。

 

 

大阪では嬉しさのあまり「ニヤニヤしちゃった」って感じだったけれど、今回はちゃんと“ドヤッ”を纏っていらっしゃいましたね。

 

 

大阪で見たあの溢れた笑顔凄く大好きで嬉しかったけれど、やり残した事だったのかな。雨宮天さんらしいなぁ。リベンジできたのかな。

 

 

 

あぁ、でもやっぱりあの大阪での笑顔を思うと凄く胸が熱くなるなぁ。

 

僕はずっとあれが見たかったんだなぁ。

 

 


2.夢空

揺るぎない歌声の余韻に酔いしれていると流れ出したのは優しいメロディ。

 

そして、頭の遠い奥底から浮かんでくるいつかの優しい歌声。

 

 

また、きっと同じこと書きますね。

 

 

2年前何度も味わい何度も救われたこの2曲の流れ。

 

 

『Skyreach』のカッコよさと『夢空』の包容力のある優しさ、僕が感じるのは最初はこの2つだったんですけれど、今はライブタイトルになるくらい様々な曲、様々な雨宮天さんが居て。

 

 

今、この物語の主人公が2年という月日を経て様々な曲で心が彩られていたらこれに勝る幸せはないです。

 

 

という事を大阪公演のレポートに書いたんだけれど、この “Various SKY”を楽しまれている様子やMCを通じて「少しでもそう思ってもらえてるのかな」って感じたのと同時に、これからの物語もそうであって欲しいなぁと思いました。

 

   

ガガーリンの有名な言葉「地球は青かった」。

 

その原文や出処を探ってる方のブログが面白くてずっと読んでいたんですけれど、どうやら原文は

 

「私たちの惑星は、青みがかった光の輪にとりまかれているようでした」だそうで。

 

眠れない夜いつもそっと希望を射し込んでくれたこの曲。

 

まさに、夢空を歌い届けてもらっていると、そういう「青みがかった光の輪」にとりかこまれている様な気持ちになるんです。

 

 

 

真っ暗なステージの中で、射し込んだ希望に照らされながら優しく会場中に語りかけるように歌う雨宮天さん。

 

 

笑顔のち涙で積み重ねられてきたこの物語が、確かに新しい夢空へと続いていたらいいな。

 


MC

《雨宮》

こんにちわーっ!!(腕バッ)

 

 

わー!ありがとうございます!!

「LAWSONpresents雨宮天ファーストライブ2016“Various SKY”」へようこそー!!


うわー!青い!!青いですね!!凄い青い!凄いです!!ありがとうございます!あっ、雨宮天です!

とうとう来てしまいました、“Various SKY”東京公演。“Various SKY”というのは2週間前の大阪公演と東京公演の場所が違う様々な空という意味、そして様々な私を感じて欲しいという意味が込められています。

いやー、大阪の時は自分でもビックリするくらい、予想より緊張しなかったんです。今日も全然緊張しなくて、「私どうした?」って(笑)


でも10分前になって急に凄い緊張しだして、凄くバタバタしてしまいました。


でもね、前日ブログにも書きましたが、私は楽しむ気満々ですので!この時間、東京で一番青い場所になるんじゃないですかね(笑)

東京の方ってどれくらいいらっしゃるんですかね?・・・それ以外の方は・・・。

大阪でも「どこから」って訊いたんですけれど、サウジアラビアって方が居て、さすがにその方よりはっていう方はいないですよね。


私のライブと言えば天気なんですけれど、(すーっ)、皆さんがいらっしゃった時はどうでしたか?雨?朝雨が降ってて「あぁ、私のせいだ」ってなってたんですけど、昼にはやんだ?今やんだ?・・・くもり?よかった、それなら万々歳です(笑)


2週間前の大阪やリリースイベントも雨降らなくて!ライブ中はどうか分からないですけど、あれ、もしかして私・・・、雨女じゃない?(笑)


外は晴れでも雨だとしてもここは晴れの気持ちで頑張ります!



(水を飲みに行き、からあげクンと目が合う)
まだ、触れないでおきます(笑)

3.Glitter

 「声優としての特権」と、その曲の主人公の気持ちを歌いたいと語る雨宮天さん。

 

「歌詞からは、「こうしたい」という気持ちはあるけれど、まだ解決しきれないもやもやした感情に苛まれている様子を受けたので、歌い方も気だるくあいまいな歌い方を意識しました。」

 

 

というのがとある雑誌で語られていた事でして。

 

 

何が言いたいかって、この曲には『気』と『氣』がせめぎ合っている様な印象をずっと持っていたんです。

 

 

そんな印象だったからこそ、今日のライブで気になったのがステージのスポットライトの演出。

長くなりそうなので別記事に纏めてみました。

 

 

 

「光が暗闇を覆うとそこに青が現れる」と詠んだのはルドルフ・シュタイナーという哲学者。

暗黒である空(宇宙の闇)を明るい大気を通して見たときに現れるのが青だって事言ってるんですけれど、噛み砕くと


青を通して高い理想を見ている傍ら、同時に闇を見ていた

って事であって。


デルモア・シュワルツという作家が残した

『In dreams begin the responsibilities(夢の中で責任が始まる)』という小説。
 
この言葉大好きなんですよね。

夢を見たときに、そこに苦難や葛藤は必ず生まれるものなんじゃないかなって。
 
 
この曲の主人公も。
 
 
 
 

「もともと歌は好きで、ずっと「うまくなりたい」とは思っていましたけど。でも、「うまくなりたい」と思いすぎて嫌いになった時期もあって(中略)自分の歌を聴いて幻滅しかなかったというか、絶望してしまって。

 

それがデビューするということになると、もう歌から離れるわけにはいかないので、絶望しても練習して上達していくしか乗り越える方法はないから、きっと今よりもうまくなっていけると思うんです。」

 

雨宮天さんも。

吹っ切れた訳でもないけれど、うまく言えないけれど、最後にこの曲の主人公が「今日も笑顔でいくんだ…多分大丈夫…」と足掻いていく終盤までの歌詞が好きです。


だから、何かに葛藤している人って凄いカッコいいと思うし、2年前からずっと「カッコいいなぁ」と思っていました。

 

 

理想や現状に苛まれながらも進んでいくような光景。

 

 

『苛む』って漢字ちょっとど忘れして検索した際サジェストに『咲きなむ』って言葉が出てきました。

 

「きっと(必ず)咲くだろう」という意味です。

 

 

思う気持ちは、『咲かなむ』(咲いてほしい)ではないですね。

 

 

きっと僕らの想像し得ないほどの『苛む』が雨宮天さんにもあるはずなんじゃと思うんですけれど、それは涙の雨の後で、絶対的な青い空と虹の下で『咲きなむ』。

 

 

苛むしないと咲きなむできないんだなぁって。

 

 

その葛藤が凄くカッコよかったから、今こうして凄く楽しそうにされていて、それがとても嬉しくて。


でも少しだけ「自分は」って思いもあって。

 

でもそれは全然後ろ向きではなくて。

 

 

うん、僕も頑張ろう。

 

曲中のレポートは先程も貼ったけれど、こちらをご参照ください。

いい加減レポートしよう。

 

 

 


4.チョ・イ・ス

 

『Glitter』で揺れる気持ちに背を向け暗転した後、流れ出したのはつい散歩したくなるようなメロディ。

 

《雨宮》
盛り上がっていきましょー!!せーの!
振りが本当にかわいらしいですよね。

 

水たまりに映るキラキラ光る青空。
 
でもそこに映る青空は単純にGlitterじゃなくて、悲しみも内在していて。そのキラキラ輝いている正体はそっちのGlitterじゃないかななんて。
 
そんな青を、つま先ではじくのです。
 

 

多分、きっとその波紋はキラキラ綺麗に輝きながら隅々まで青の上を拡がっていくんじゃないかなって。


「もともと歌は好きで、ずっと「うまくなりたい」とは思っていましたけど。でも、「うまくなりたい」と思いすぎて嫌いになった時期もあって(中略)自分の歌を聴いて幻滅しかなかったというか、絶望してしまって。

 

それがデビューするということになると、もう歌から離れるわけにはいかないので、絶望しても練習して上達していくしか乗り越える方法はないから、きっと今よりもうまくなっていけると思うんです。」



なんか、ここ数時間上手く取り繕った言葉回しを考えようとしていたんですけれど全然言葉にできませんね(笑)

だって、
 
 
あんなに楽しそうに、一段と声を張ってここ歌われたらもう
 
 
あの日から始まった物語がこの中野に届いて。
 
 
あの日「揺るぎない声にして届けるきっと」と誓って、「綺麗なメロディ達響かせて心を彩りたい」と始まった物語。
 
 
時折見え隠れする不安や葛藤はきっと一端でしかなくて、たくさんの不安や足掻きがあったんだろうけれど、いつの間にか彼女の周りにはたくさんの綺麗なメロディ達が寄り添っていて。
 
 
そんなメロディ達をあの頃とは格段に揺らめきの少ない、揺るぎない声で「これがMy Song」と歌われているのが凄く涙腺にきました。
 
 
リリースイベントで「みなさんが好きならこういう曲も歌っていきたい」と仰っていて。それは心から嬉しかったけれど、
これからも、自分が好きな歌も歌っていってほしいな。
きっとその曲の青さにまた惹かれて好きになっていくんだと思います。
 
 
 
大阪公演では、ステージ反対側(下手)を指して、そのまま反対のステージへ向かう「さてそろそろ行くかな」を上手側で堪能したけれど、大阪のリリースイベントでは初めて下手側の席だったんですよね。
 
上手から「さてそろそろ行くかな」と指さしてもらいながら、こちら(下手)に来てくれるのも、いとをかし。
(でも僕は上手側が好きだなぁ)
(人差し指を一点に)チョイスではなくて、(左から順に振って)チョイスと読んでください。」
 
そういう遊び心が満載な曲に載せて軽やかに歌う雨宮天さん。
どの選択肢もチョイスじゃなくて、チョ・イ・スであって。

 

僕も、上手くよりずっと本気でいたいなぁと思いました。

 

 

 

「例えるなら『月灯り』が重厚な曲だとすれば、『チョ・イ・ス』は気持ちを軽やかにしてくれる曲。街中をスキップしながら、自分の好きな場所に、好きなことをしに行くようなイメージを持った曲です。」

 

 

イベントやライブが、収録現場がそんな好きな場所に/好きなことをしにいく様な場所になるといいな。

 


MC

《雨宮》

ありがとうございますー!ヒー!楽しいー!!アハハ!うわーっ!!みなさんも楽しいですかー?うわー!!

 

満面の笑みでぴょんぴょん喜ぶ雨宮天さん。

 

 

あぁ、嬉しい!皆さん真っ青で!なんか、顔色みたいになっちゃった(笑)振ってくださるのは青で、顔色はニコニコで、元気もらいました。

 

 

(給水に行く。見つめるからあげクン)

 

まだかな。

 

 

 

ここからはアルバム以外の曲を歌ってみたいと思います。

 
 
ALDNOAH.ZEROより、私がアセイラム・ヴァース・アリューシア starring 雨宮天として歌った曲です。
 
聴いてください、『Harmonious』

 


5.Harmonious

 

響く重低音からアセイラムの決意を感じられて。
 
暗闇の中で青のスポットライトに照らされ歌う雨宮天さんは、真っ暗な宇宙の真ん中で青く地球が輝いている様でした。


曲終盤に左右へ捌けていくダンサーさんが火星と地球の想いで、その真ん中取り残されるアセイラムみたいな構図で
 
うん、ちょっと何言ってるか分からない。


どうかその景色 消さないで


というフレーズが重低音と共に腹にズシンときました。


この景色、消さないでほしいなぁ。
 
歌い終わりにちょっとアレンジも入っていましたね。

どんなこだわりがあって、そうなったのかいつか聴いてみたいなぁ。

MC

《雨宮》

この曲知ってた方結構いらっしゃるんですね。でも結構前にこの話数が放送されたんですけれど、生披露はこの“Various SKY”が初めてになります。

 

 

イベントでもね、「やる」「やらない」で結局「やらない」感じになりまして(笑) 

“Various SKY”に来てくださった方だけのちょっとプレミアム感が出てればいいなぁと。

 

 

この衣装もエレガントで姫っぽくないですか?『Skyreach』ではドヤってましたけれど(笑) この衣装は『Absolute Blue』の衣装を作ってくださった方に作って頂いたんです。

 

 

私あのアルバムの『青の色』にすごいこだわっていて、色見本表?青だけでも何十種類もあるところから「これで」と選んだのでアルバムの青は統一性があって好きですね。

 

 

私の好きな青を把握してもらえたので、完璧な私青です! 本当にこの衣装を初めて見たときは「うぉー!私これ着るんだ!うぉし!」って感じで(笑)

 

 

皆さんもだいぶ青いですよねー。そうそう振ってくれる方が・・・もしやそれは噂の“Various BLUE”ブレードでは?(笑)


それ色替わるんですよね!全6色!なんだけど全部青っていうね(笑) 今まであったんですかね、中々斬新ですよね。私の好きな青はたぶん最初に出るやつ、それです。

 

 

今回のグッズ全部青で、他の物もだいぶ青いですよね。青にこだわったので、これで私の好きな青が浸透すればと思います。

 

 

傘もね、あれ水に濡れると青い人浮かび上がるんです!


私『Glitter』で「折り畳んだ傘なんて邪魔だ」とか言ってるのに(笑) 私のグッズは傘が多いですね。

 

 

パンフレットも幸か不幸か私ばかりで(笑) めちゃくちゃ綺麗な青なんですよね。

 

 

青の話しつこいかな(笑)

 

いや、もうちょっと話させて!青の話しないから!!

 

 

湯呑は私おうちで書いたんです。

結構紙何枚も使用して。頑張って書いたんですけれどシュールな感じになってしまいまして(笑) 私もよく使っています。

 

 

ポータルサイトの方ではお天気予想もやってまして。

 

あ、あのね晴れが61%で。よくいれたねー(笑) 知らなかったのかな、私よく降らせるって(笑)


 希望込めてくれたのかな、泣けてくるねぇ(笑)

 

 

曇りが24%でヤフーの15時の時点では今日は曇りだったのでこちらが正解なんですかね。

 

他に強い雨が2%で、弱い雨が13%、雪が0.1%でして。あんまり雨少ないんですね。


見事な曇りになって良かったです。

 

 

フォトコンテストもちゃんと私が選んだんですよ!2週間前かな、大阪向かう新幹線の中で「雨宮さん、選んでください」って。


凄い枚数で、青にこだわっている方やその時の空を撮った方などいろんな写真があって。

 

乗ってる間ずっと選んでた感じですねー。1周目で気になったのを選んで、それをもう一周して選抜して、その中から3枚を選びました。


ポータルサイトの方に受賞された写真が掲載されているので、よかったら見てみてください。

 

 

ここからはカバー曲です。

以前ポータルにてリクエスト募集させて頂いたんですけれど、その中から。

 


6.月光花(Janne Da Arc)

体を屈める様にして低音を振り絞っている様に歌われていました。

 

低音が凄く良かったなぁ(良かったbot)

 

 

なんか、こう、青に置いていかれた様な、そんな叙景詩の印象を今日のステージからは受けました。

 

 

 

蛇足だけれど、Janne Da ArcというかvocalのyasuさんのソロプロジェクトのAcid black cherryの楽曲だと僕は『20+∞Century Boys』や『Re:birth』が好きです。蛇足でした。

 


7.みずいろの雨(八神純子)

 

カバー曲なのにすごく雨宮天さんらしい曲でしたね。

 

凄く難しい曲なのに、流石だなぁって。

 

 

 

大阪でも思ったけれど、吟遊詩人みたいだなぁって。

 


8.魂のルフラン(高橋洋子)

 

優しさと夢の水源たる青に還っていく様な感覚。

 

 

快晴だったり時々雨も降ったり、曇りの日もだったり、そんな気分をいつも必ず、普遍的に上から包み込んでくれるのって青じゃないですか。

 

 

そういう青に想いを馳せてる様な、ひと時でした。

 

カバー曲、どれも雨宮天さんらしいというか、凄く青かったなぁ。

 

 

曲の終盤、そのまま下手へ捌ける雨宮天さん。

そしてそのまま曲は終わる。


9.羽根輪舞

黒い傘を持ったダンサーさん達が登場。

 

流れていたノスタルジックな曲がどうも耳に憶えのあるワルツ調に。

 

 

そして下手から真っ白な、つゆ先にぐるりと羽根をあしらった傘をさして雨宮天さんが登場。

 

 

空を目指し旅立った、その先は雨雲があって。そこで酷く羽根を濡らして。

 

幾層もの雨雲を天へ、天へと抜けた先に広がる満天の星空。

 

行き着いたその場所で優雅に寂しく飛んでいる様な、そういう情景を雨の中で唄っている様な印象を受けました。

 

その雲で霞んでいく今まで築いてきた、結んできたもの

 

新しい場所に踏み出して、飛んでいくこと、青へと手を伸ばす事の怖さや不安が美しい情景の中で紡がれていて素直に綺麗な曲だなと。

 

 

あぁ、影、しゅき・・・。

 


10.月灯り

 

気がつくとダンサーさん達は捌け、傘をさしたままの雨宮天さんは一筋の灯りに照らされ、いつの間にか雑踏の中に。

 

 

振り向き儚げに月を見やると、傘を閉じ、また月灯りに目をやり、椅子に腰掛ける。

 

その後ろには優しく灯りを放つガス灯とアンティークな時計。

 

腰掛けて歌う、MVの再現でしたね。

 

 

常に心の奥には小さくても燃えてるものがあるっていうところを、すごく自分の中で大切にしたつもりなので。その灯を感じていただけたらうれしいです。

以前そう仰っていました。

 

 

一心に注がれる月灯り。

 

暗闇の中背後のカーテンに映し出される光模様。

 

星々・・・、いやハラハラと舞い落ちる羽根、いや「振り返る過去はない」と手を離した過去であったり、閉じ込めたはずの弱さなんじゃないかなぁって。

 

 

そう聴き耽っていました。

 

 

最後は立ち上がってステージへ。

 

もう、雨は振っていません。

 

静かな決意を月に溶かし、次の曲へ。

 


11.ASH

ステージ中央に雨宮天さんの元に、ダンサーさん達が集まり雨宮天さんの服を剥ぐ。

 

中に着ていたのも凄く青の、ダンサブルな衣装。

 

衣装と、曲とが相まってカッコよさに拍車がかかる。

 

 

 

月と太陽の対比が、凄く鮮やかな曲順ですよね。

 

 

月灯りの下、静かに燃やした決意。

 

私を突き動かさす熱。

 

 

とまってた蒸気機関が静かにその内に熱を宿して、やがて煙を上げて動き出すようなそんな流れ。

 

 

 

ボードレールという詩人が『或るイカロスの嘆き』で

(前略)
空しくもわれ試みき、
天空の心と果しを、さぐらんと。
火の如き、眼の光に、
今わが翼、くだけ散る。

美に、あこがるる心ゆえ、身の焼かるる


と詠んでいます。

身を焼かれてもなお、高みを目指す、青に、あこがるる心ゆえ



この曲の主人公はそういうイメージ。

そして雨宮天さんも。

 

 

「自分ってこんなにできないんだと感じて、そう思ってしまうと周りの方に「良かったよ!」と言ってもらっても「こんなんじゃ・・・」と思っちゃうんですよね。でも諦めきれない気持ちがあって続けてきて、今はそれを乗り越えて前に進んでいきたいという強い気持ちがあって。自分に対して「ありえない」と何度思ったことか。」

 

 

カッコイイなぁ、本当に。


MC

 

《雨宮》

はー!ありがとうございます!!なんと衣装も変わりましたー!!でーん!!ビックリした?ビックリした?ビックリした!?

 

 

変わっても青なんですけれどね(笑) 


最初の衣装は四分割になっていまして。その為に『羽根輪舞』から髪を片側にこうやってたんです。


そのままだとお察しな感じになっちゃうので(笑) その時に仕込んでおりました。

 

 

ここでダンサーさん紹介。

何故か「好きな食べ物」と一緒にダンサーさんを紹介。


(カタカナかひらがなかは僕の勝手な名前からのイメージです)

 

・カレー好きの「おりえさん」

・チーズ好きの「みくてぃん」(大阪の方ではみくてぃと聞き取ってそう表記してました申し訳ない)

・タピオカ好きの「やぎちゃん」

・アボカド好きの「ケイティ」

 

 

ここで、公演限定のダンサーさんのインタビュー。


今回は「みくてぃん」と「ケイティ」。

 

 

 

「貴重な特典」と雨宮天さんが仰っていたので、ここは書くのは控えようかなと。

 

 

人にマイクを向ける時に口元を抑えて笑う姿が好き。

 

 

まさかダンサーさんが付くとは思ってなかったけれど、ステージ上の表現の幅が大きく広がったんじゃないかなと。

 

曲の節々で、そう感じました。特に『Silent Sword』ね。

 

あとダンサーさんいないと、ほら、自分で服剥がないとだし(バリバリー)

ダンサーさん皆さんも爪を青く塗って臨んでいるとの事。

 

 

素敵なダンスでした、ありがとうございました。

 

 

 

《雨宮》

ここから後半戦です!!

 

戦闘力高めになってます!

 

盛り上がってますか1階ッ!?

 

2階まだまだ元気残ってますか!?

 

中野どーですかッ!?

 

 

ひと時の優しい空間から一転、再び会場は青く燃えはじめる。

 


12.Velvet Rays

 

新しくついたサビの振りがとてもカッコイイんですよねー!

 

ついつい真似したくなりますよね。

やっぱりこの曲は凄く盛り上がりますね。

 

いつか弦楽器隊引っ提げての歌唱も聴いてみたいなぁ。

 

 

あと、個人的になんですけれど、この曲すごくアコースティックで聴きたいんです。

いつか、アコースティックライブとかどうですか(チラッ)

 

 

今回のステージでも、まるで初披露した時の様に、最後の「信じて」という言葉がロングトーンでしたね。


いざステージに立たせて頂いたら、「信じて」という言葉、そしてこのVelvet Raysに込められた想いをぶつける様な形で届けたいと凄く思ったんです。
 
ライブでお客さんを前にすると「この曲を届けたい!」という気持ちを強く感じるんだなって。
 
私が最も気合を入れた「信じて」のロングトーンで、皆さんの心に何かを残せていたらいいなと思います。


ずっしりと残ってますね。

 


13.Silent Sword

 

カッコイイんですよ。

 

大阪公演の感想文で、「ちゃんと語彙もって帰ってきます」って書いてるんですけれど、ごめんなさい。

 

 

Cメロの、斜めに並んで雨宮天さんが振りをダンサーさんに投げ、ダンサーさんが雨宮天さんに戻していきそれを受け取った雨宮天さんが「指の先を流れる 生命の脈動は」って歌いだすあの箇所がめちゃくちゃ好きなんですよ。

 

あそこずっと感じていたい。

 

 

あとあとダンスしながらステージ中央から下手へ移動していったり、サビ前の手上げ下げするやつとかね。

 

 

映像化本当に・・・

 

 

以前とある記事で

 

「歌いながら踊るのってどうかしてません?」

 

と仰っていた雨宮天さん。

 

 

そんな人がキレッキレのダンサーさんを後ろに引き連れ、カッコよく踊ってて。

 

 

その剣はきっと、

 

なりたい自分への理想の熱に溶かされ、足掻いたからこそ手に入れた確かな自信に冷やされ、想像し得ない程の怖さに繰り返し鍛えられて

 

 

重みのある、美しい地鉄の青を放っていました。

 

 

 

確かな誇りと情熱を、このステージで感じました。

 

 


MC

 

《雨宮》

戦闘力高めでしたが、みなさんもかなり戦闘力高めでしたね!!

 

 

ですが、次で最後の曲になります・・・

 

会場からの「えー!?」を浴びる雨宮天さん。

 

《雨宮》

あー、またイヤモニしてたから!(腕ぶんぶん) あのねぇ「えーっ!?」でビリビリしたいんです!

 

いきますよ、・・・あっという間で、次で最後になります!

 

再び会場中からの歓声を浴びる雨宮天さん。

 

 

 

 

 

あくまでイメージ。ぴょんぴょん跳ねていらっしゃいましたね。

 

 

《雨宮》

はーー!!ビリビリしたー!!いやー、すごい!本心ならこの上なく嬉しいです。本当にありがとうございます。

 

『Various BLUE』を出させて頂いて、これが初めてのアルバムで、そして私初めてのライブで。あー、もう終わっちゃう!!

 

 

でね、今日で“Various SKY”は終わってしまうけれど『Various BLUE』をライブで披露させてもらったのはここが初めてです。私も『Various BLUE』の曲と出会ったばかりです。初披露の曲も多くて、まだまだ私と曲達は出会ったばかりです。

 

 

これからも皆さんの前で歌う機会があれば、この曲達を雨宮天の曲にしていきたいです。

 

 

そう思わせてくれる曲ばかりなんです。大好きです。

 

今日盛り上がったのは、私のところにきてくれた楽曲のお陰です。

 

 

きっとたくさん聴いて、大切に聴いてくださってる、この曲を好きだと思ってくださる皆さんに感謝です。本当にありがとうございます。

 

 

今はまだこの歌を歌うのに、世界感を表現するのにいっぱいいっぱいです。

 

 

もっと世界感を広げていきたいです。

 

 

その為には皆さんの手伝いが必要です。皆さんの盛り上げが必要です。

 

 

ライブで歌の世界観が広がる、広げられる様に自分を成長させて、歌も成長させたいです。

 

 

これからもよろしくお願いします。

 

 

最後は、アルバムのリード曲です。

 

 

Absolute Blue。

 


14.Absolute Blue

以前とある記事で「大切なものは?」という問いに「こだわり」と答えた雨宮天さん。
 
周りを振り回しているという自覚はあるんですが、逆に助けられている部分もあると思うんです。


そんな、こだわりがたくさん詰まったアルバム。
それはきっと、ここまでの道のりがこだわりに満ちていた証でもあって。


ダメだ、MCの後って本当に語彙がなくなりますね。


この『Absolute Blue』という楽曲は導く曲ってこともあって、アルバムに収録されている全ての楽曲の要素を含んでいるなぁと感じるんですよね。


『Skyreach』や『夢空』での揺らめきであったり、『月灯り』の様な静かな決意とそれでも『指先をすり抜けると分かっても触れずにいられない』という青に憧れる『ASH』であったり。


全部は到底この記事では収まりきれないくらいに、全ての楽曲の要素を感じるんですよね。


まさに、記事の冒頭に書いたんですけれど、

1曲1曲その『青』の濃淡は様々だけれど、その積み重ねられた青の結びつきは材質の異なった合板のように強靱で、だからこそ絶対的な青さを放っているんじゃないかな。


でも、理想に燃える雨宮天さんにとってまだまだ絶対的なモノではないのかな、それなら僕達ももっと絶対的な青さを見せてほしいなって。


きっとこれから、たくさんの雨宮天さんの歌を歌われていくんだろうけれど、その積み重ねが必ず絶対的な青に繋がっているんだと強く思います。


曲終わり、自らの手で青を閉じた雨宮天さん。

眩い程の青の中に消えていきました。

15.奏(かなで)

 

藤宮さん、でしたね。

 

 

あのMUSIC FAIR、そのまんまだって。

 

 

ここからちょっと驕る平家しますね。

 

 

君の手を引くその役目が僕の使命だなんて そう思ってた

だけど今わかったんだ 僕らならもう

重ねた日々がほら、導いてくれる

 

 

 

 

正直そんな風に思ってた時期もあって。

 

声優として活動を初めて、ソロデビューして。

 

あれだけラジオや雑誌記事、作品イベントやプレリリースイベントで不安そうに、でも「こうしたい」って気持ちを確かに語っていらして。

 

 

少なくともこの仕事が、自分の好きな場所に、好きなことをしに行くような感じになってくれていたらいいなぁって。特別何も出来ていないですけれど、手を引けた訳じゃないけれど、そんな気持ちだったんです。

 

 

だけど今分かったんですよね。

 

 

彼女ならもう自分自身で足掻いて重ねてきた日々が導いてくれるって。

 

 

あの頃よりもっともっと大きな青の空間に包まれながら、そう思っていました。

 

 

抑えきれない思いをこの言葉に乗せます。

 

 

君が僕の前に現れた日から

 

何もかもが違くみえたんだ

 

朝も光も涙も、歌う声も

 

君が輝きをくれたんだ

 

 

 

これからも応援させてください。

 

 

 

 


MC

 

《雨宮》

アンコールありがとうございます。一週間フレンズより『奏』を聴いて頂きました。

 

 

いやー、久々に聴いた方も多いのではないでしょうか。一週間フレンズは2014年の4月から放送されて、もう2年半前になるんですね。

 

 

未だに「香織ちゃんの奏大好きです」っていうお手紙を頂いたり、心に残るキャラクターを務められて、歌を歌う事が出来て凄く嬉しいです。

 

初めてヒロインを務めた作品で、ここで知ってくださった方もいるんじゃないでしょうか。アフレコ最初の時に、「こんなに自分の台詞たくさんあるんだ」って不安になったりしたんですけれど、現場の皆さんが温かくて、毎週収録が楽しみになって、香織を演じる事が凄い楽しみになっていました。

 

 

最終回の打ち上げでは「終わっちゃうんだ、香織演じられないんだ」って、キャストさんやスタッフさんもたくさんいらっしゃる中で、ぎゃーって凄い泣いちゃいました。

 

 

思い入れのある作品です。

 

 

1stライブで、私の大切な作品の曲を香織として歌えて幸せです。

 

2年半って信じられないですね。

 

歌いながら一週間フレンズの景色を浮かべながら「2年半経つのか」って思い返していました。

 

 

でも、2年半分のことはしてたなって。

 

 

2014年は私にとってかなり転機でした。他にもヒロインや重要なキャラを演じさせて頂いて、そんな2年半前がありまして、声優の仕事の他のところでも、大きなステージに立たせて頂いたり、ユニットを組んだり、振り返ってみると激動の人生でした。

 

 

だから、毎日怖かったんです。

 

 

でも、実際やってみたら楽しくて。

 

 

いろんなところに出させてもらって、反応ももらえて、皆さんの目に触れる機会が多くなって。

 

 

お手紙などで「このキャラが好きです」って感想も言ってもらえるようになって。

 

 

ステージは緊張するし、足とか手とかガクガクなんです。怖いこともたくさんありました。

 

 

 

でも、今振り返るとどれも本当に楽しかったです。

 

 

私はネガティブで小心者なんです。まさか、こんな私が乗り越えてこれたのも、皆さんの応援のお陰です。

 

この“Various SKY”も不安や緊張はあったんですけれど、応援がいろんなところから伝わってきて。

 

私にはこんなに応援してくれる人がいるって思えました。

 

振り返ると私が怖かった瞬間、楽しいに変えてくれたのは目の前にいたみなさんなんです。

 

そんな感謝を込めて歌います。

 

 

After the Tears

 


16.After the Tears

 

大阪のリリースイベント二部にて、歌詞を「受け入れる」から「受け止める」に変えてもらったというお話をされていました。

 

 

「受け入れる」を「受け止める」となると曲は『After the Tears』ですかね。
 
 
確かにここ前者と後者では字面似てるけど感じる印象全く違くて、勝手にだけど、なんか、こう上手く言えないけれど、雨宮天さんだったら「受け止める」だなぁって勝手によく分からない事考えました。
 
リスアニvol.26.1でこの曲に込めた想いってのを語られていますけれど、その部分と、
 
 
そこの「受け止める」ってソロアーティスト活動はじまりのSkyreachでも歌われている部分で。

 

受け止める私でいたくて」というはじまりと
 
「受け止める勇気くれたんだ(=受け止めれてる)」という今。
 

…ちょっと席外しますね。

MC

 

《雨宮》

歌詞がね、『After the Tears』の歌詞には私の皆さんに伝えたいことが詰まってるんです。

 

 

うぉーっ!泣かない泣かない。

 

本当にこの曲は大切な曲で。レコーディングの時から皆さんへの気持ちを込めました。

 

 

今日こうしてライブが終わりに近づいて、でもそもそもアルバムを出す話はちょっと前の私は全然知らなくて。

 

 

いざ作ろうと選曲会議に参加して、自分の好きな歌を選んでいったんですけれどまだそのときには完成を想像できなくて。

 

レコーディングが通していざ形になったモノが自分のところにきて、「出しました」って世に出て、嬉しい言葉をたくさんかけて頂いて。

 

 

「次はライブ!」ってリハーサルが始まって、ちょっとずつ本番を意識していました。でも、実際始まると想像以上で。

 

 

「ここは皆さんのほう見て歌おう」とかリハーサルから考えていたんですけれど、歌っているとありがとう・・・うん、ありがとうって。

 

 

凄い嬉しかったです。

 

 

大阪公演も東京公演もどちらも私にとってかけがえのない時間でした。

 

 

私がイメージ出来なかった事を皆さんが現実にしてくれるんです。

 

 

私が一生懸命考えてもその想像を遥かに超えるものを皆さんが作ってくれるんです。

 

 

私は「こうなりたい」がいっぱいあります。

 

 

ネガティブだけど、いっつも楽しくて、いっつも出来たんです!

 

 

夢を人に言うとなると恥ずかしくて。でも言えなくても、持ち続けていきたい。

 

臆せず、挑戦していきたいです。

 

 

 

皆さんと過ごした1つ1つの時間を大切に、挑戦しつづけていく、成長していく事が私の生き甲斐です。

 

 

 

これからも皆さんと最高の時間を作っていきたいです!

 

 

 

最高の時間をありがとうございました!!

 

 

皆さんに全部伝えられました!

 

 

 

 

あぁー、なんだか、流れが(笑)

 

 

 

あっついなー黒いの着てんなー、脱いじゃおっかなぁ。

 

 

・・・私ここまで下手じゃないよね(笑)

 

 

(纏っていた黒い羽織を剥ぐ。青い人Tシャツ)

 

 

見て見てー!いっぱいお揃い!!

 

 

あ、あと言っておきたいことがあって!

 

スッ・・・私グッズの為にこの青い人5人ぐらい書いてスタッフさんに「一番良いの選んでください!」って渡したんですけど、選ばれたのがこれです(笑) 選ばれし青い人なんです!

 

 

(給水に向かいからあげクンと目が合う)

 

 

わーっ!こんなとこにからあげクンが!!

 

大阪でもそうだったんですけれど、しっかり見守ってくれて。

 

見守る役割でした。

 

 

私はライブ中は食べないんですけれど、中にはそういう人も、パクっといっちゃう人もいるみたいで。

 

 

リハーサルの時には期間限定のスタ丼味?を食べてました。本編中無視しちゃってごめんね。

 

 

 

最後はみなさんと笑顔でお別れしましょう!

 

いっぱい歌って、いっぱい青を見せてください!!

 

 

本当に最高の時間をありがとうございました!

 

RAINBOW!!

 

 


17.RAINBOW

 

(以下は間奏部分で叫んでおられた事です)

 

 

皆さん、今日は本当に最高に楽しい時間をありがとうございました!

これからも皆さんと楽しい時間を作っていきたいです!

 

 

最後はみなさんの『RAINBOW』のイメージに私の歌を刻ませてください!!(Rainbow in my eyes...に入る前)

 

 

本当にありがとうございました!!

 

また皆さんと素敵な思い出が出来ました!!

 

これからも頑張っていきます!!!

 

 

 

 

 

ずっと、あぁしていたかった。

 

 

最後は会場中に笑顔を振りまいて、

 

大きな声で挨拶。

 

 

ありがとうございました。

 


“Various SKY”を終えて

 

大阪公演でのレポートで若山牧水の歌を引用したんです。

 

 

白鳥は かなしからずや 空の青海の あをにも染まずただよふ

 

 

《僕なりの鑑賞文》

白鳥(しらとり)はかなしくないのだろうか。いやきっとかなしいことであろう。
あんなに美しい空や海の青にも染まろうとすることもなく、独りで、真っ白いままで青の間を孤高に漂い飛び続けている。
そんな白鳥が、私は愛おしい。その姿は美しいと思う。
白鳥よ、どんなに自然が大きく美しくとも、その青の中でくっきりと自分の姿を写して漂いながらも飛び続けてほしい。

 
これまでのグラビア記事でもそうだけれど、今回のパンフレットでも白い衣装を纏った写真が掲載されていますよね。

最後のコメント付きのページとか。


まさに、そういう気持ちになりました。


綺麗な青ですね。



公演後、とある方が企画された打ち上げに参加させて頂きました。

ずっと仲良くさせて頂いている方、何度かやり取りはしてきたけれど初めてお会いする方、まさしくはじめましての方。


僕の隣にはインドネシアやニューヨークからお越しの方もいらして。全53名だったそうです。


ライブ後までとーーーーーーーーっても幸せな時間でした。


2年前、『Skyreach』のリリースイベントに際してもその方からお声かけ頂いたんです。


でも2年前はちょっと勇気なくて。キャンセルしちゃったんです。


その方達は変わらずずっと仲良くして頂いて。
2年後こうして飲みながらお話出来て、この2年間のなんか、つっかえてたモノが取れました。


本当に企画して頂き、これまで仲良くして頂きありがとうございました、これからまたよろしくお願いします。


冒頭に掲載させて頂いた寄せ書きも大阪公演や開演前にいろんな方に書いて頂きました。

 
雨宮天さんをここまで好きになれたのはそういう仲良くさせて頂いてる方々がすごく魅力的で親身で優しくしてくださってるからだとも思うんです。
本当にありがとうございます。

僕に居たい場所をくれて、ありがとうございます。


雨宮天さんに出逢えて、僕も多少なり変われました。


そして、そんな素敵な方達との縁を繋いでくれたのは雨宮天さんです。本当にありがとうございます。



僕はずっと応援「してきた」なんて言える程近い人間じゃないし、ましてや「見守ってきた」なんて大口開いて言える立場でもなくて、かと言って他に何か提案出来る訳ではないけれど、応援させてもらってきた・・・かな


応援という言葉のチョイスでいいのか、読んでくれているという手紙が重荷だったりノイズだったり気負いを生んでいるんじゃって気持ちはずっとあって。
 

でも、リスアニの記事や今日のMCを聞いていて、なんか、こう、これからも応援させてほしいなって思いました。


僕達の理想じゃなくていいです、自分の理想を叶えてください。

きっとその姿に、その絶対的な青さにまた惹かれます。


本当に素敵な公演を作ってくださった皆さん、ありがとうございました。
 

これからも青い星に住まわせてください。


ここまで稚拙な長ったらしい感想文を読んで頂き(どれくらいの人がここまでたどり着けたんだろう)ありがとうございました。



“Various SKY”で鮮明に描いた新しい夢が、揺るぎない声と綺麗なメロディ達に溶けながら遥かな夢空へと届く事を楽しみにしています。
 

1.Skyreach

2.夢空

3.Glitter

4.チョ・イ・ス

5.Harmonious

6.月光花

7.みずいろの雨

8.魂のルフラン

9.羽根輪舞

10.月灯り

11.ASH

12.Velvet Rays

13.Silent Sword

14.Absolute Blue

15.奏

16.After the Tears

17.RAINBOW