【Various BLUE感想文】絶対的な青って

絶対的な青って、何だろう

 

 

アルバム発売が決まって今の今まで、ずっと僕の頭の中を飛び回っていた疑問です。

 

絶対的な青って、何だろう。

 

 

それはきっと人それぞれで。

 

それはきっと雨宮天さんにしか見えないもので。

 

それはきっといつか彼女が旅の果てに僕らに見せてくれるものじゃないかな。

 

そう、考えていました。

 

 

でも、歌詞カードを読んで「“僕なりに”、こうじゃないかな?」ってものが見えたので、ちょっと綴ってみようかなと。

まだ、CDインポート中で聴けてないんだけれどね。

 

そんな状態なのに、歌詞カード読み終えただけでもう「言葉にしなくちゃ」ってパソコン開きましたよね。


僕なりの「こうじゃないかな」っていうアルバムへのアプローチです。いろんな人のアプローチ聴いてみたいなぁ。

 

 

あ、今から聴こーっと(o・∇・o)

 

 

お手持ちに歌詞カードあれば、そちらを片手に読んで頂けると、多分伝えたいことをよりクリアにしてもらえるんじゃないかと。お手数おかけします。

 

 

僕が最初に手にしたのはDVD付属版。なんで、これかと言うと単純に『ヒストリーメイキングが付くし、これが1番“アルバム”って感じがするな』と思ったので。こちらの歌詞カードを片手に、感じた事を綴ってみたいと思います。

 

 

 

歌詞カード開いて、まずそこに写ってる青い人が抱いているのが青い本で。『あ、この今手にして読もうとしてる歌詞カードはそういう物語なんだなって、そういう本なんだな』って気づきがありました。そう思った刹那、この本の重みがズシリと。


多分ライブでのセットリストで聴いたり、単体で聴くとまた違った青さを感じるのだろうけれど今はこのアルバムを通して感じたことを書き残しておきたいなって。

 

それでは1冊の物語として、この青い本を捲るとしましょう。


Absolute Blue

結論から行って、絶対的な青が指すものを1度歌詞カードを読んだだけでは、1度曲を聴いただけでは見つけることが出来ませんでした。

 

というか、歌詞カードを読んでいて凄く違和感があったんですよ。「Absolute」と冠してる割には「断定している感じがしない」と言うか。

ラジオで1コーラス聴いた時に感じた、「不安の中で足掻いて、見つけた強さ」、「これまでの雨宮天という人を表した曲」って感じが全くしなくて。

 

確かに「廻る命逆らって」や「永遠の輝き」、並べられた単語1つ1つは力強さを感じるのに。

 

あ、これって『決意』の歌じゃないんじゃないかなって。

 

 

「見えない影に捕らわれて 踏み出せずにいたんだ 淡い望み 胸に抱いたままで わからないことが多くて どこから手をつけよう」

「永遠の輝きは 優しく微笑んでくれるの?」

「恵みの雨は降るの? 見上げれば叶うの?」

「永遠の輝きは 終りを告げる時が来るの?」

 

なんで、この曲はこんなタイトルなのに疑問符が多いのだろうって。

それはきっと、この歌が『決意』の歌じゃないんじゃないからなのではなかろうか。少なくとも僕はそう思う。

 

憶測にすぎないけれど、これはデビュー前、ううん、事務所に入りたて、いや、もっと先の雨宮天さんじゃないかな。

 

歌詞中に「望み」や「輝き」「抱きしめた夢」「未来」って単語が出てくるけれど1回読んで聴いただけじゃ、正直これが何を指すのか見えてきませんでした。

この曲は、そういう曲なんじゃないかな。

 

『夢を持たないといけない。』周りの見えない影は皆そう言う。だから淡い望みを持った、夢を持った。

でも、胸に抱いたままで。わからないことが多くて、どこから手をつけようか。

 

そもそも、この抱きしめた夢は本当に夢なのだろうか。

 

そういった青い頃の経験、ありませんか。

 

 

「見つかるはず  強く光る炎」(=夢)

 

“はず”なんです。

 

その抱きしめた夢の先で、静かな闇/孤独の中で見つけたモノは“輝き”は優しく微笑んでくれるの?それは終わりを告げる時がいつか来るの?

 

そんな葛藤を歌詞を読んでいて感じました。僕はそんな曲に感じる。

 

 

 

このアルバムを読み解いていく上で1つめのキーになりそうなのが『夢』なんじゃないかなと。

 

そして2つめのキーワードは『空』なんじゃないかな。

 

「指先をすり抜けると分かっても 触れずにはいられない 思い描いた通りの無傷なものが欲しい」

 

これは“空”=夢/青だと僕は解釈しました。

 

僕なりに考える青はこちらの記事を凄い暇な時でいいので読んで頂ければ理解の一助になると思うのだけれど、青』は空にせよ海にせよ、常に背景にあって手に取ることができない色んですよね。

 

 

それをいつかこの手に掴み取る。

 

だから「Absolute Blue」なんだと。

 

このアルバムをくぐると、きっとそれが見える気がする。

 

そう、思うんです。


だから、今はそう感じてるけれど最後に書きたいことは少し違うかな。


書き終えて戻ってきました、違います。

 

 

全ての曲に触れ終えて、また飛び立ったこの場所に戻ってきた時そこにはまた違った青が頭上に広がっていると思います。




夢空

ほんとにねーーーー、だいすきなんですよ、この曲!!、1!!!

 

取り乱しました。

 

 

『Skyreach』のカップリングでもあるこの曲。『Skyreach』との対比でも凄く面白いなと色々な事を想起させてくれる曲なんだけれど、今回『Absolute Blue』と比較してみてまた違った空模様を観察できた気がします。

 

キーになるのは『夢』。『Absolute Blue』とはまた違った夢への想いが、夢空がそこには広がっていて。

「見えない影に捕らわれて 踏み出せずにいたんだ 淡い望み 胸に抱いたままで わからないことが多くて どこから手をつけよう」

「淡い憧れ 小さな日々を動かし始めて 歩き出すたび 世界が広がってくような感覚少し怖い」

「遥かな夢空 祈りを込める これから私は何が出来るかな?」

 

その夢への葛藤を/淡い夢を抱きながら、想いはいつか愛おしい未来の側へ

 

輝く未来へと手を伸ばしていくんじゃないでしょうか。

 


Skyreach

そう、夢へと届かせる為に人は手を伸ばすんですよ。


タワーレコードでの『Skyreach』リリースイベントでも仰っていたけれど、「最初から力強いのではなくて、弱いから進んでいく、そういう力強さ。」

 

「どんな未来でも受け止める私でいたくて 今はもう振り向かない」

 

 

この曲で出てきた3つめのキーワードは『声(歌声)』。これは夢空にも出てきますよね。

「遠くからいつかの 優しい声が聴こえる」

「現実の哀しみとか やりきれない季節とか 消せないけど 綺麗なメロディ達 響かせて心を彩りたい」

 

その声に後押しされて飛び立った。

そして今度は自分が

「揺るぎない声にして 届けるきっと いつか辿り着くその時まで」

 

なるほどなぁと。



そう決意して、まだ遠くて霞んでいて、正体も分からない絶対的な青に/夢に手を伸ばす。

 

多分、よく考えずに勢いでなんだろうけれど。それもまさにだなぁって思ったり。

 

ここまでは、青い物語の中でもそういった流れなんじゃないかな。


羽根輪舞

空の青を見上げて、抱いた夢。

 

「祈って望んで手を合わせ夢を背負って。瞳を閉じて描いてたあの日の想い」

 

『Skyreach』で抱いた強い(脆い)決意とはうってかわって、凄く美しい情景なのに、凄く哀しい叙景詩だなって感じました。

 

「幾千の羽根音鳴らし カラカラ細れゆくデュアド」


デュアド、1対になるもの。

これは両羽根じゃないかなって。


じゃあ、この左右の羽根が表すもの。


片方は『夢空』の様な夢への憧れ=あの日の想い、もう片方は『Skyreach』の様な夢への決意だったりするのかなぁと僕は解釈。


片方の羽根だけじゃ飛べないと思うし、やっぱりその2つ1対で羽根になるんじゃないかなって。



幾千も羽根音をさせる程の距離を飛んできてあの日の想いからは遠く離れて、暗闇の中ずっと飛んできて決意=未来への熱も冷めてきて。


目が不自由な人の体験をしようって、アイマスク付けて廊下歩かされたことあるけれど、あんな感じの先行きへの不安なのかな。


「幾千の羽根音鳴らし カラカラ細れゆくデュアド」


そんな中で、両羽根が細れてゆくって描写なのかなと。

その狭間で揺らめく心の歌なんじゃないかと感じるのです。

模範解答は何なのでしょうね。

これはたぶん違うんだろけれど、この渡り鳥が満天の星空を飛んでいるなら、その左右の羽根は昨日と明日だったり。

この曲は解釈が人それぞれになって面白いと思う。



「幾千の羽根音を鳴らし ハラハラ舞い落ちるノート」

「あぁ 霞む面影 飽かずむせび泣く慕情」

「一つ一つ築いてきた結びもきっと壊れて行く為」

 

空を目指し旅立った、その先は雨雲があって。そこで酷く羽根を濡らして。

幾層もの雨雲を天へ、天へと抜けた先に広がる満天の星空。

 

行き着いたその場所でそう唄っている様な感じがしてきて。

 

次曲が『Glitter』でもある事からそう情景を思い浮かべました。

 

その雲で霞んでいく今まで築いてきた、結んできたもの

 

飛ぶこと、青へと手を伸ばす事の怖さや不安が美しい情景の中で紡がれていて素直に綺麗な曲だなと感じました。


Glitter

飛ぶことへの怖さ、不安を抱えながら羽を休めに降りた地。暖かい風が吹いた、雨上がりのそんな日曜日。

 

ふと見上げたこの自由(=さっきまで飛んでいた空)。夢を描いた空でさへ、また怖くなる。

 

ねぇ、どこまでゆけるかな?

 

 

そんな怖さや不安を救ったのは、青空じゃないかなと。青なんじゃないかなと。

 

 


「いつもわかってくれるから アタシ頑張れるよ」

 

何となくだけれど、前々からそうだったらいいなーって思っていたけれど、いや、これは最後に残しておこう。

 

 

羽根輪舞で感じた「一つ一つ築いてきた結びもきっと壊れて行く為」。

 

独り孤独の中で光を求めて飛ぶ先で、厚い雲に行く先を遮られて。

振り返ると築いてきた結びも遠く霞んでいって。

 

 

でも、

 

「うまく言えないけど きっと繋がってるんだ 多分大丈夫・・・」

 

僕はここで言葉を失いました。ちょっと深呼吸。

 

 

天気(雨)なんて気にしてるんじゃなくて、傘なんてもう邪魔で。

 

「今日も笑顔で行くんだ」

僕はこのフレーズが凄く哀しくて、愛しくて切なくて心強さを感じてて、この曲凄く哀しい曲に思ってたんですよ。でも、それだけじゃなくて。

それでも明日の空へ、青を目指して向かうの。

 

このアルバムを通して、また違った『Glitter』を感じれた気がする。

 

 

「いつもわかってくれるから まだまだゆけるよ ah うまく言えないけど たまに悔しくなるけど もう大丈夫」

 

そうして、また空の青を目指して飛び立っていった光景が見えました。

 

     


ASH

「打ち捨てられた 夢の記憶 認めたくなくて 行き過ぎた言葉をかざして 臆病を隠していた」

『Absolute Blue』で、『夢空』で描いた夢。
『Skyreach』で手を伸ばすと決めた夢や、弱さ故の強さへの決意。

再び飛び立ってまた折れそうになって。

この曲が後にあるからこそ、前曲の『Glitter』の「今日も笑顔で行くんだ〜」の部分から立て続けに聴いたり読んだりすると、やっぱり揺らめきを感じるのです。

夢だとか決意ってそんな事の繰り返しだと思ってて。

そこへのアプローチとして『夢空』は多分僕達には計り知れない不安や怖さと言った揺らめきの部分、内面的な部分での雨宮天さんだと思う一方で、この『ASH』もどこかそういった暗い青の中で足掻いてる雨宮天さんだなぁと感じるのです。

二面性ではなくて、確かに両方内包されていて。

ヒストリーメイキングの方に残されていたけれど、あのデビューしたての感じが、あの頃に怖さや不安の中で真っ直ぐ一人一人に眼を見ながら歌ってくれた『夢空』の様な、そんな面が前者で。

当初はそんな面が表に出っぱなしだったんですけれど、確かにその青さは今でも内在されているけれど、ブログ記事に見て取れる様に、だんだんとずっとご本人に内在されていた『こだわり』だとか『こうなりたい』だとか、そういう『強さ』が表に出てきて。

勘違いかもしれないし、思い上がりなんだろうし、もちろん本人の足掻きが大きいんだろうけれどそれって一緒に作る青色を、受け入れてくれたからなのかなって。そういった部分曝け出してもいいかなって思ってもらえたのかなって。誕生日の記事お渡し会/伝声管の記事だったり、14年大晦日の記事を読み直してると思うのです。

勘違いしちゃいけないし甘えちゃいけないとこなんだけれど。でも、そういう優しさは感じるよね。

勘違いしちゃいけないんだろうし思い上がってはいけないんだろうけれど。



話を戻して、『ASH』はそういった揺らめきの中で足掻いてる青い人なんじゃないかなーって事を書きたかった(伝わり辛くて申し訳無い)。


「涙枯れるまで 突き抜けたいと願った あの日の歌は もっと高く 明日を照らすイカロス」


この歌は、この声は何なのだろう。
遠くから聴こえるいつかの優しい歌声、「いつか届ける」と決めた揺るぎない歌声。

多分、両方じゃないかなって思うのですよね。『夢空』〜『Skyreach』での決意の再確認みたいな。

そういう『Skyreach』とちょっと近しいけれど、でもちょっと違った、弱さからの強さを感じる曲だなぁと。

イントロ、凄く朝陽って感じがするんですよね。そんでイカロス…、色々と考えてニヤけちゃうけれどライブまでとっておきます。


チョ・イ・ス

『Glitter』が雨上がり、『ASH』がイントロから感じる様に朝陽って感じだとしたら、『チョ・イ・ス』もまさにその延長線上というイメージ。
朝陽と赤い靴、折りたたんだ傘と閉じた傘。

多分この傘は青くて、そんな青と水たまりに映るキラキラ光る青空。

でもそこに映る青空は単純にGlitterじゃなくて、悲しみも内在していて。そのキラキラ輝いている正体はそっちのGlitterじゃないかななんて。

そんな青を、つま先ではじくのです。

多分、きっとその波紋はキラキラ綺麗に輝きながら隅々まで青の上を拡がっていくんじゃないかなって。


そんな情景が通して聴いてて思い浮かびました。

あぁ、この流れも好きだなぁ。


そしてこの『チョ・イ・ス』がこのアルバムの中で、この物語の中で大きな分岐点なんじゃないかなーって思うのです。


『Absolute Blue』や『夢空』での、未知の夢/青への憧れ

『Skyreach』での「踏み出す手探りな明日へ 」という強く、迷いのない(様な)決意

儚くも愛しくも、夢から剥がれ落ちていく『羽根輪舞』。

再び青空/夢への輝きに憧れた『Glitter』。

不安や怖さといった揺らめきの中で足掻いていくと決めた『ASH』。

遠くから聴こえるいつかの優しい歌声、「いつか届ける」と決めた揺るぎない歌声。

揺らめきと、信念とこだわりとの中でチョ・イ・スし続けて見つけたモノ。

手探りな明日へ踏み出して、見つけた未知の青。

飛び立ち、静かな闇の中で羽根を失い朝陽に焼かれながらも、足掻きながらもその旅の最中で見つけたモノ/聴こえてきたモノ。









それは『自分の歌』なんじゃないかなーって。


もう、この流れでこのフレーズ来たらもう、ね。



これからの旅路は、ドラマチックに決まっていて。

いつでも展開/シナリオは無限に広がっていて、それはきっとアドリブで進んでいって。

未知の明日をチョ・イ・スし続けていくこと、それは素敵なクライマックスへのプロローグになるのではないでしょうか。

月灯り

月灯りリリース時のこちらの記事。

挑戦すると痛い程に自分の未熟さを感じ、自覚していたはずなのにとても辛く苦しくなります。
でも負けたくない、諦めたくない。
そんな『月灯り』の歌詞に込められているような静かで小さくとも消えない灯を持ち続けて、『チョ・イ・ス』のように楽しむことを大切に、寄り道しながらもその経験も大事に、自分らしく進んでいけたらなと思います。


静寂に漂う月 どんな闇も照らして行ける
強い光 未来へかざす 負けたくはないから


それはきっともう

抱きしめた夢の先 静かな闇に光を求める僕

ではなくて。
きっと彼女はもうその手に、光を持っていて。


私を突き動かす熱 描き続けてきた世界へ導く

終わらない

『羽根輪舞』とはまた違った、

月のクレーターが見る人達によって違ったモノに見える様に、『羽根輪舞』とはまた違った月のパワーを感じますね。


Silent Sword

素敵なクライマックスへと、描き続けてきた世界へと加速してく物語。

自分の居たい場所/居ていい場所を探して「笑われてもいい」と貫き通すスタンス。

その支えは、きっと心の底に隠したあの日の誓いであって。青い涙を重ねて辿り着こうとしている描き続けてきた世界、夢に、絶対的な青に迫る未来に揺さぶられる心に嘘はつけなくて。


月灯りの下静かに研ぎ澄ませた剣は、きっと重みがあって、深く青々とした地鉄の鍛え込まれた美しさを放っていて。

その形容し難い儚さや力強さに、これからも魅力されていくのだろうなと。

そんな武器を手に入れて、また、未だ見ぬ雲へ。

Velvet Rays

閉じた世界の空へ羽根を伸ばした小さな鳥。

抱きしめた夢の先に、静かな闇に、かすか差し込む光を探し求め飛び立った小さな鳥。


揺らめきの中で願いを手にした小さな影は、雲の果ての青を求め、雨雲より高く遠い空を目指したのです。

その旅路は振り返れば孤独で。

霞む面影に「一つ一つ築いてきた結びもきっと壊れて行く」と飽かずむせび泣き情を募らせつつも、しかし振り切る様に強く誓いを加速させたのです。



歌詞中に出てくる『君の声』が指すものは何なのでしょうね。


このアルバム中にも幾つか出てきた『声』。


手探り辿る道のその先で感じた声が指すものは。




迷い断ち切る腕が目指した夢は



この青い物語、今回の絶対的な青を探す物語の行き着く先で得た夢は何だったのでしょうか。


迷い断ち切る夢をたしかめながら、物語は素敵なクライマックスへ。


After the Tears


RAINBOW

この曲、このアルバムの、この青い物語の総纏め振り返りというか、凄くエンディング曲の様に感じられて。

なので、この曲をエンディングに流しながら僕なりの絶対的な青の解釈、感想をば。


まず僕は1つ大きな勘違いをしていました。
『Absolute Blue』はオープニングじゃなくて、エンディングではないのかと。

この青い物語は1番最初にエピローグが来ていて、そこから素敵なクライマックスへプロローグが綴られているのではないのかなーって。

空に夢を馳せて、揺らめきながら足掻きながら辿り着いた先に見た夢。

涙の後に、見つけた夢。











もーーーーーーだめだ。











深呼吸しましょう。

繰り返しになっちゃうけれど、勘違いしちゃいけないし甘えちゃいけないとこなんだけれど、そう思ってくださる優しい心の持ち主だというのは確かに実感してて。


だめだ言葉にできないです。
この曲、大好きだ。



本当に、本当に素敵なアルバムをありがとうございました。


でも、これは間違いなく僕から、いや雨宮天さんが大好きな人みんなが御本人に対して抱いてる気持ちだと思うんですよね。少なくとも僕はそうです。




このアルバムは、この青い物語はまさしくずっと見てきた雨宮天さんの青さだなと。

今回は物語通しての流れで見てきたけれど、1曲1曲聴けば聴くほど青さが滲み出てきてて。

まさしく、Various BLUEであるなぁと。


その、様々な青の積み重ねの先にあるのは


想い高まる夢の果てにあるのは、







ここまで稚拙な感想文を読んで頂きありがとうございました。これが僕の「こうじゃないかな」です。


ライブ、楽しみましょう。
また、ライブで綺麗な青が見られます様に。

それでは。

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コメント: 2
  • #1

    (水曜日, 07 9月 2016 02:06)

    誕生日の青についての記事は普遍的な青色を通して雨宮天さんを捉えるのに対して、アルバムというメディアを通した場合の青について考えるということは、「雨宮天という青色」について考える行為になると思うんです。うじゃのさんは雨宮天さんと同じかそれ以上に青というものをもはや研究しているかもしれないです。また「雨宮天という青色」についてもここまで考えられるのはうじゃのさんの愛の深さだと感じます。愛だとか簡単に言葉にするのは陳腐かもしれませんが、とにかく感服します。

  • #2

    うじゃの (水曜日, 07 9月 2016 09:26)

    椋さん、素敵なコメントありがとうございます。「雨宮天という青色」を考える行為ですか、何かズシリときますね。ご本人以上とまではいかないでしょうが、青の魅力に取り憑かれた様な気はしてます。これから書いていく事は僕なりのアルバムへのアプローチですが、椋さんをはじめいろんな方のアプローチ聞けるの楽しみにしています。