月灯りリリースイベント【昼の部】

こちらは2014年12月7日に行われた雨宮天さんの2nd single『月灯り』のリリースイベント第一部の懐旧譚


会場はサイエンスホール。14時開始。

誠に私情なのですが、今日12月7日が21歳の誕生日でした。

 

もう最高の誕生日になる予感しか感じない中入場。

 

入場すると、イベントで使用するとの事でアンケートの記入を行いました。

 

1st single『Skyreach』のプレリリースイベントでのアンケートコーナーで、緊張の中細心の注意を払いながらコメントを読んでくれていた姿が強烈に瞼の裏側に焼きついていたので、今回もアンケート企画を行ってくれてとても嬉しかったです。

 

そんなアンケートの画像はこちら。

カップリング曲の『チョ・イ・ス』に掛けた遊び心満載のアンケートでした。

整理番号は5番。意気揚々と最前ど真ん中へ。

アニメイトの『Skyreach』リリイべでも最前引けたし、嬉しいな。

 

最高の誕生日になりそう。


衣装は真っ白なPVの衣装。靴は白の高いヒールで、腕や胸のアクセサリーもPV通り。

衣装に関してはブログにエントリーしてくれているので、そちらをご確認くださいませ。

http://ameblo.jp/amamiyasorablog/entry-11962242261.html

 

プレリリースイベでの大雨や『Skyreach』リリースイベントでの雨を気にされているのか、開口一番「雨じゃなかったですか?」と心配している様子。

 

そんなに雨降ってなかった様な・・・。


でも、プレリリースイベントでのあの大雨のせいでやっぱり、雨のイメージが強いですね。

 

そしてこれまでのリリースイベントの様に胸元に手を当て軽く一息深呼吸ついてから「それでは、フリートークさせて頂きます。あ、それは言わなくていいのか(笑)」


○2014年緊張したことランキング(上半期)

自他共に認める「緊張しい」らしいコーナーだなと。

 

『3位:ラジオどっとあい群青ガラパゴス』

拳を突き上げ、くしゃっとした笑顔で読み上げる姿が印象的でした。

・普段家で過ごしていると独り言が多いが、それにしても30分もトークできるのか不安だった。

・本当にメールが来るのか不安だった。

・数通しか来なかったら自分で回さなきゃと心配して、練習していた。

・自分に需要があるのか自信がとにかく無かった。

・こだわりを好きに、思う存分語っていいと分かってきて、それを叶えてくれる場所だった。

・終わって見ると楽しかった。また同じ様な機会があればガラパゴスをどんどん作っていきたい。

 

あの空気感とても好きだったし、またこういう機会あればいいなぁ。

ラジオネーム、昔のじゃなくて「うじゃの」で送ればよかったな…。


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『2位:アイマスSSA』

『ライアールージュ』での手の震えがとても印象に残っていますね。この日の緊張に関しては、SSAのライブブルーレイのオーディオコメンタリーを必聴。

 

・会場が大きかったし、人前で歌う事にまだ慣れていなくて「私はどうなってしまうんだ」ととにかく不安だった。

・中央ステージでの歌唱事もあり、宇宙の中にいるような感覚だった。どこが上でどこが前なのか分からなくなって、足元はふらふら。よく転ばなかったなと(笑)

・でも先輩や仲間が居てくれたので乗り越えることが出来た。

・すごく恐ろしかったけど、なんとかなるもんだと思った。


あの『Blue symphony』からの『ライアールージュ』の流れ、とても好きなんですよね。

『Blue symphony』の歌もダンスも堂々とされててカッコよかったし、『ライアールージュ』のラスサビの駆け上がりも、とても素敵だったなあ…。

緊張がすごく伝わってきたのも、良き思い出。


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『1位:MUSIC FAIR』

当時の事を思い出したのか、遠い目。

 

・「放送を見ていた方いますか?」との問いに予想以上に手が挙がったのか、「そんなにいたんですね・・・」と目を丸くし「テレビですもんね。あれ、私なんですよ(笑)」

・テレビ局に初めて入ったが、普通に芸能人が歩いていて驚いた。

・番組のPがアニメを見る人で、知り合いに勧められ『一週間フレンズ。』を見ていてくれたらしく、それが出演のキッカケとの事。

・エレベーターでは共演者のクリス・ハートさんが震えていた自分に優しく声を掛けてくださり、とても嬉しかった。

・『奏』は自分が歌ったver.とは若干異なっており、楽譜が読めない天ちゃんの為にリハでスキマスイッチのお二人が懇切丁寧に教えてくださった。

・また出られる事があったら、もっと上手くなっていたい。


正座待機で見たなあ。

スキマスイッチさん、クリスハートさんとのほんとに綺麗なハモリ、パフォーマンスで。

大切で、大好きな曲です。


 

そしてコーナーの総括として一言。

「おうちで寝てるだけだった人が、14年にこうなるとは人生分からないですね!」

 

改めてこの1年を振り返ってみて、恐ろしい1年だったという事が犇々と伝わってきました。


お疲れ様でした、たくさんの素敵な景色をありがとう。


○Music Video 鑑賞会

『月灯り』のMVを一緒に鑑賞しようという企画。

一通り話して緊張が少し解れたのかお水を飲む前に少し伸びをされていました。

 

・撮っている時は青い空間じゃなかった。

・天井から吊るされている飾りは扇風機で風を当て回していた。

・「ネックレスはスタッフさんの手作りなんです!」と大興奮。

・「ビー玉はお気に入りを見つける事が出来ました!」

・床でごろごろするシーンは床がとにかく冷たかったが、頑張った。

・泣くシーンはもっと頑張った。

・涙が頬をつたうと「泣いちゃったー!」となぜか大興奮。

・泣くシーンの解説をしていた所、突如自分の顔がアップになりこの日一番の「うあああああ!!」感。「笑っちまいますね」と江戸っ子。

 


○アンケートコーナー

1.おすすめのお菓子:松戸の矢切の渡し

・「松戸って千葉?ナンちゃんだね。」

・お土産は七つの大罪で行った福島で買った桃がおいしかった。

・2015年は旅行に行くことが目標。

・矢切の渡しはナンちゃんに買ってきてもらおう。

 

2.和食or洋食or中華:和食

・アンケートの質問欄が「チョ・イ・ス」になっていた事を楽しげに語る。「チョイス(選択)自体がチョ・イ・スという選択肢になっているのが可愛くてお気に入りです!」と興奮気味。

・半年くらい前から和食にはまっている。安心できる味。

・肉じゃがは作れるらしい。

 

3.和食or洋食or中華:洋食(ハンバーグが好き)

・昔ハンバーグが出るお店でバイトをしていた。

・ハンバーグは元々そんなに好きではなかった。

・バイト料金でよく食べてましたねーと目を細める。

 

4.2014年の思い出:進学し友達が増えた

・色んな人と出逢い話す機会が増え、友達がたくさん出来た1年だった、と。

・だいぶ人見知りは改善された・・・かな。最近は人と関わるのが楽しい。

・もちとかナンちゃんと話しているととても楽しい。

 

5.おすすめのお菓子:いもけんぴ

・雨宮母が好きで、よく買って来る。

・自己主張は強くないけれど、食べるとハマるよね。

・突如始まる好きなお菓子ランキング(最近)。

トロット、いちごポッキー、すっぱムーチョ、リセ、マカダミアチョコのカラメルコーディング(レッスンの先生に貰って気に入った)

 

6.2014年の思い出:自転車で小豆島に行って花火などで遊んだ

「・・・あずきとう?」ツッコミを受け恥ずかしそうな天ちゃん。

「・・・地理は苦手です。」

・北海道にはスキー旅行に行った事があるが、星が綺麗だった。

・線香花火が好きで競争するのが好き。線香花火を身振り手振りで表現していらしたが、どうも僕の語彙では形容出来ない。

・来年は旅行に行くと静かに闘志を燃やす。

 

1枚1枚丁寧に読んで、しっかり自分の中で咀嚼してから話してくれる姿は健在でした。反応も読まれた方を見据えていらして、出来た娘さんやと。同い年で僕の方が遅生まれなんだけどなぁ。

 

採用された方に大きく手を振る姿がとても印象的でした。最後列の方に立ち上がって手を振る姿が特に。そういう優しさに、少し胸が熱くなりました。


○ライブコーナー

「それではライブコーナーですね・・・」とまた再び少し緊張の面持ち。でもすぐに笑顔になって「・・・深呼吸しましょうか!」とこれまでの単独イベントと同じ流れで会場一体となり深呼吸。

 

これが1つの定番になって欲しい反面、向上心の強い彼女だからいつかこの流れを懐かしむ日が来るのかなと色々な気持ちが渦巻く深呼吸でした。うん、書いていて気持ち悪い。

 

①月灯り

仮歌を貰った段階で、難しくてびっくりしたとの事。転調の高音が特にレコーディング時に気を遣ったそう。この曲中で一番というか、唯一波風立つ場面だと思うのですが、実際歌唱中も体をしならせ正に「心に秘めたもの」を感じました。

 

夜というか、月灯りの下って普段奥に沈めたそういう気持ちが湧き上がってきて静かに吐露したくなる事ってありますよね。僕の中ではそこが一番共感というか、自分を重ねられる歌詞です。

 

歌唱中は自分の中の「月灯り」の主人公に入り込んだのか、しっとりした歌唱の中に時折、力強さがあって、静かに胸の内に決意を秘めたアカメと重なりを感じました。

 

「一年前ならきっと歌えなかったと思います。アカメがいたから、アカメと重ねながら自分の中の月灯り像で歌いました。」

 

ー挨拶ー

 

「これで最後になります」に客席からは「えー」という声。「えーって言ってくれた!!これって需要ですよね!(笑)」と凄く嬉しそう。

 

「この娘頑張ってるんだなと思われるように、頑張りたいと思います。不安も大きかったですが、終わって見ると今日はとても楽しかったです。」

 

②チョ・イ・ス

『月灯り』とはうってかわってイントロから凄く笑顔。不安を越えて、充実感から来てたのかな、そう勝手に解釈するととても嬉しい。

 

「チョ・イ・スは自分らしくないチャレンジな曲でした。『赤いスニーカー』という私でない感じが凄く好きなんです。」

 

 「チョ・イ・スの発音は、『チョ、イ、ス』じゃなくて『チョイス』で大丈夫です(笑)」

 

予想外だったのが、乗っけから煽ってくれた事。

予想外というか、「こういう子じゃないかな」と勝手に決め付けてたのかな。良くないですね、反省。

 

お陰様で曲初めからとても気分が乗りました。

 

「どちらにしようかな」と人差指で左右に弾く様な振りがとても可愛らしい。

『月灯り』をセンターで歌い上げたのとはうってかわり、会場全体に気を配った様な感じ。

 

サビでは「あちこち」「手が掛かる」でそれぞれ上手と下手を指差し、掬い上げる様に腕を下から持ってきて「私のやり方よ」でセンターを指差しチョイス。

「昨日も」「明日も」「私を奏でてる」も同じ振り。

とにかく楽しい・・・!!!

 

Bサビ終わりのCメロはステージをいっぱいに移動し、本当に楽しそう。

「人差し指で『どちらにしようかな?』」ので上記と同じ様に人差し指で左右に弾く様な仕草、そしてそこからの「即決まり!」で呼び鈴を押す様に人差し指でワンプッシュ。最高の笑顔。

 

最後のサビはセンターに戻ってきて。

うん、最後のチョイスもセンター。多くは気持ち悪いだろうから語るまい。

 

このイベントを通してだけど、最前でこの曲を楽しめたのはとても嬉しかった。

 

『Skyreach』も会場一体の雰囲気を感じながら歌われている印象だけど『チョ・イ・ス』はもう本当に会場一体というか会場を楽しんでいるという感じ。


アニカンの記事(月灯り:2nd Single Part2)で『チョ・イ・ス』について「街中をスキップしながら、自分の好きな場所に、好きなことをしに行くようなイメージを持った曲です。」と仰っていましたね。

 

『チョ・イ・ス』、まだ実はあまり『雨宮さんの楽曲』という感じがしていなくて。

 

理想に向かって進んでいくという意志の込められた1stシングルの『Skyreach』。

不安に対して怯えながらも歩みを進めていくという『夢空』。

立ち止まってしまっても自分を突き動かす熱を篝火に弱さを強さに変えていこうとする2ndシングルの『月灯り』。

 

それまでのどの楽曲も声優として曲の主人公を歌いつつ、どこかにそれまで見せてもらっていたパーソナルな一面を感じさせてもらえるような楽曲だったけれど、この『月灯り』のリリースイベントでは「チョ・イ・スは自分らしくないチャレンジな曲でした。『赤いスニーカー』という私でない感じが凄く好きなんです。」と仰っていたように、『チョ・イ・ス』の主人公は、これまで見せてきてもらった雨宮さんの姿を感じることがあまりないなあって受け取っていて。

 

これからも、あちこち手をかけながら藻掻いたり足掻いたりしながら進まれていくのだろうけれど、でも、でもいつか『これが私のやり方よ』と自分自身で認められて優しくなれる日がちゃんとあってほしいなあと、聴きながらに思っていたのでした。

 

僕らがいるここを好きな場所だと思ってくれて、好きなことをしに来るみたいに会いにきてくれる、そんな日がいつか来たら嬉しいな。


 

そう、『夢空』もね。

Skyreachリリイベ後に書きそびれたので、少しだけ『夢空』の話も。

 

『夢空』はこちらを本当に一人ひとり全員って言っても過言じゃないくらい、優しい笑顔で見渡しながら歌ってくれていたし、この4曲に今後どの様な曲が加わって、どの様に歌われていくのかが凄く楽しみ。

 

『Skyreach』のリリイべ、纏めてない事もあり、少し記述させて頂きました。

 

 

終わりの挨拶も終えていた事もあり、歌唱後はぶんぶんと手というか、腕をふりながら退場されていきました。

 

 

しかし、本当にこの1年、出逢えた事で、色々な方と縁が出来て充実してたなと。多少なりとも自分の人生観が変わった1年でした。

 

私事だけど、11月精神的に凄く辛い事が重なっていて正直今日まで引きずっていた部分あったけど今日参加出来て良かったなって。

 

いいことの前には落ちるのがベタな手ですよね

 

 

 

最高の誕生日でした。