TrySail live 2016 Headwind Sailing レポート

こちらは2016年6月18日に行われたTrySailさんのライブ、「LAWSON presents TrySail Live 2016 “Headwind Sailing”」のレポートです。


今回はメモりました。

 

前回の“Smooth Sailing”の記事と重複する点もありますので前回記事もお読みいただけると嬉しいです。結構曲の感想等もそちらに記入しているので。

また、結構私的な事だったり主観的な事書いてたりしますがよろしければお付き合いください。

 

会場は国際フォーラムAホール。

予報では最高気温は31度。早くから物販列に並ばれた皆さんはお疲れ様でした。

 

 

ゆるやかな2年目の出航(“Smooth Sailing”)からの今回の表題は“Headwind Sailing”。

 

「どんなに 強い風 高い波 押し寄せる日も 諦めないよ 故郷(このばしょ)に誓うよ」と出航した2年目の旅。

表題はちょっと物々しいけど、このお三方ならって安心感を持って会場に向かうことが出来ました。

 

18:32開演。

 

 

先にセトリをぺたり。

00.TrySail30分劇場「名探偵モチョン」(作雨宮レイン)
01.ひかるカケラ
02.sewing dream
MC1
03.whiz
04.コバルト
05.High Free Spirits
MC2
06.Velvet Rays/雨宮天
07.PEACH(大塚愛)/麻倉もも
08.じょいふる/いきものがかり
MC3
09.七つの海を渡る風のように(相内里菜/三枝夕夏)
MC4
10.パーリー☆パーティ
11.あかね色
MC5
12.明日も晴れる
13.primary
14.Baby My Step
MC6
15.Youthful Dreamer
Encore
16.ホントだよ
MC7

17.Sail Out 

 


朗読劇 『名探偵モチョン』

まさかの続編。僕のブログでは前回の朗読劇は詳細に纏めてはいないので、ぜひ他の方のブログ記事をご参照くださいませ。
『兼ね役が多くなっております。』と事前に映像の方で告知。バーロー、兼ね役ってレベルじゃなかったぞ、おい。
 
○導入:お金持ち殺人事件
殺人事件に巻き込まれた名探偵雨宮天一は見事な推理で真犯人金田餅男を自白へと追い詰める。
そんな帰り道、毛利夏(ナン)と道を歩いていた天一は道中「クロクロクロ・・・」と話す黒尽くめの男を発見する。後をつけ謎の取引現場を目撃した天一であったが、黒尽くめの男の仲間の強襲に遭い薬を飲まされた所で気を失ってしまう。翌朝記憶が混濁する中目覚めた天一は異変に気づき、こう叫ぶのだった。
 
「俺、もちょになってる!!!」
     
『もちょ』という概念が最近分からなくなってきました。金田餅(きんだもち)少年。
 
♪ネクストモチョンズヒント:朗読
 
どこかで聴きなれたサイレンが鳴り響き再び会場は爆笑の嵐。BGMまで徹底してオマージュ。ここまで書いていて、嘘だろ?って言いたくなるけどホントだよ。
ここの金田餅男さんの麻倉ももさんの演技、こんな声も出るんだとビックリしました。結構好きな声だったなぁ。
 
 
○第1話:遊園地殺人事件
ナンス博士の手引きによりナン姉ちゃん(毛利夏)の家に居候する事になったモチョン君(天一)は、ナンとその父毛利ソラ郎と共にTryランドを訪れていた。
  そんな中再び殺人事件に巻き込まれてしまう。ここでAパートが終了(扉バーッン)。
この徹底っぷりである。
 
当時園内に居たのは4人。こんな来場者数で経営されているTryランドのTryっぷり。容疑者にリストアップされたのは血の滴る包丁を手にした料亭のマグロ解体士、休暇を利用し訪れていた職業殺人鬼、、中二病雨宮。その言動は皆怪しかった。しかし、真犯人は『朗読劇』という特徴を活かし、喋らない事で身を隠した黒い全身タイツの人であると見抜いたモチョンは『ひつじ数え機能付き腕時計』『長ネクタイ型変声機』『ローラー付きスニーカー』を駆使し、見事事件を解決するのであった。「見た目はもちょ、頭脳はもちょ、その名は名探偵モチョン!」
 
冷静に考えてどういうことなの…。
ナン姉ちゃんの「イトーヨーカドーにいる小学生か!」という渾身のローラー付きスニーカーへのツッコミ。
 
雨宮天さんが一声ソラ郎に声をあてた途端思わず笑ってしまう夏川椎菜さんがかわいらしかったですね。結構小五郎の面影あったなぁって。ん、小五郎って誰だ。
もう登場人物全員がヤバイ人達しかいない・・・。
 
♪ネクストモチョンズヒント:おにく
○第2話:モチョンVS怪盗ナッツ
シンフォニーのそらにゃんのライブを訪れていたナン、モチョン、ソラ郎。その目的はそらにゃんの元へ怪盗ナッツから送りつけられた『衣装に埋め込まれたダイヤ、乙女の祈りを頂きに参上する。I want to meat you』との趣旨の予告状。
それ以上にショッキングだったのは、そらにゃんが普通に喋れるという事だった(扉バーッン)
 
ライブも夜の部にさしかかり、次曲は『おにくじごく』。しかし、そこで会場は暗転。悲鳴と共にそらにゃんはステージ上から消えてしまう。狼狽するソラ郎であったが、モチョンは予告状の『meat』という文字、そして『セットリスト』からこのタイミングでナッツが仕掛けると予め推理し、近くにあった普通の自転車を使うことなくナッツを追い詰めることに成功する。
「ローラーシューズじゃ追いつけない。あそこに普通の自転車が!いや、ダメだ。ここでそんな危険を冒すわけにはいかない!」

しかし、モチョンの目の前にはナッツではなくそらにゃんの姿が。モチョンの推理はこうだ。
 
今週のモチョンは対決SP番組。つまりだ、作画崩壊がおきやすい回である。そう、作画崩壊につけ込んで忍び込むのは容易であり入れ替わる事は可能であるという事だ。モチョンの推測は的中。嘘だって言いたいけどホントだよ。しかし、作画崩壊は深刻なものであり自在に作画崩壊を操るナッツを取り逃してしまう。
 
SP回は作画崩壊がおきやすい。
そらにゃんとソラ郎を交互に演じ掛け合いをする雨宮天さんと「あ、あんな所に普通に自転車が!?」の後に複雑な顔のモチョン君。
 
 
♪ネクストモチョンズヒント:こんにゃく
○第3話:宇宙人殺人事件
「俺達は宇宙船に乗っていた。」
そらにゃんは実は宇宙人であり、先の事件解決の功績からあまぞら星に招待された一行。しきりに回想を入れたがるモチョンと頑なにそれを拒むナンとソラ郎。それは急な『総集編』と悟られる恐れがある為だった。『ただでさえ前回はSP回で作画が乱れたのに次話が総集編では視聴者のhate値が高まる』と危惧するナンとソラ郎。『作画崩壊してんだからスタッフを休ませよう』と回想をやめないモチョン君。しかし、ナンとソラ郎は『1話まるまる総集編ではブルーレイ販売で揉める、湯気を薄くするくらいサービスしないと』と食い下がるのであった。
こういう総集編だとかメタい発言の応酬で思い出したのはエクセル・サーガの次回予告だったりってのはまた別の話。
 
そうこうしている内に機内で宇宙人が殺され、モチョン君に促され『お客様の中に全身黒タイツの人はいらっしゃいませんか?』とCA、名乗りでる全身黒タイツの人。見た目で気づいてあげて。すると全身黒タイツの人はハッチを開けさせナンを人質に拉致する。モチョンもベルトのバックルから『紙風船』を取り出し酸素を確保しようと機転を効かせるも、ナン姉ちゃんを追って宇宙船から落下。モチョーンッと叫ぶソラ郎と、モチョーンッの字面が面白くて書いてて堪えきれそうにない私。
 
だが、モチョンは怪盗ナッツにより命を救われていた。しかも、二人がいる場所はナンが拉致された黒タイツ星人の母星だったのだ!ナンの声を頼りにモチョンが辿りついた先には謎の人型カプセルが。「クロクロクロ・・・」と話す黒タイツ星人の言葉を怪盗ナッツから渡された21世紀のひみつ道具『こんにゃく』を用い翻訳すると、この場は黒タイツ星人の全宇宙向け犯罪者製造所だった事が判明する。
『俺達犯罪者がいなくなったら探偵は困るだろ?』と豪語する黒タイツ星人を、本編に全く出てこなかったナンス博士から密かに強化してもらっていた『紙風船』で撃退したモチョン。だが脱出しようにも手段がない。そんなモチョンに『大丈夫、あそこに自転車があるわ!後ろに乗って!』とナン。複雑そうな顔のモチョン改めて天一。
もちょになったから自転車に乗れなくなった訳ではなくて初めから天一も自転車に乗れなかったらしい。
 
もちょになるって何なんだ。
 
そしてお話は夕焼けの中モチョンが『犯罪がなくなったら探偵は猫探しをやればいい』と答えを見つけ終幕。
流れ出すスタッフロール。全部書き留めれなかったけどお三方が演じられた総数は約20キャラになるのでは。最後にスクリーンには『寛大な心で大目にみてください』との趣旨のテロップが。脚本は毎度の伊福部崇さん。
 
 
中盤あたりからもう「五飛教えてくれ…俺はあと何回ツッコめばいい……」となったのは自明です。
終始笑いっぱなしの30分劇場でした。まさか2公演続けてのシリーズものとは。
ツアーの開催もこの日発表されましたが、地方ごとの劇もあったりするのですかね。
福岡で通りもんのCMの流れとかやりません?
青い厨二病の人や、自転車、そらにゃんのおにくじごくなど今までのイベントのネタがどどんと盛り込まれていて、普段お三方が演じられないような演技が聴けて嬉しかったですね。

ライブパート

朗読劇を終えた三人が舞台袖に捌けるとスクリーン上でTrySailが靡く。ファンファーレの後に流れ出したのは『Youthful Dreamer』。スクリーンに目をやると、曲に合わせてこれまでのライブやミュージックビデオを繋ぎ合わせた映像が。YDの「物語りの言葉で今すぐ 本当のヒーローになれ」の部分がPVの映像なのが個人的に凄く好きだなぁって。その後も『コバルト』、『whiz』も同様の編集がなされており、『High Free Spirits』を経て、ステージ上の帆船を模したセットの真っ白な帆が揚げられ、その中からTrySailのお三方が登場。

 

セットは前回の同様だったのかな。

でも今回は座席がほぼ1階最後尾だったこともあり、帆船がサイリウムの海に凄く映えててよりライブ全体の趣旨を感じれた様な気がします。

 

本当にこのセット好きだなぁ。

 

という訳で今回は曲ごとというよりはこの日の航海(セットリスト)を通じた事を綴りたいなと。

 

“Smooth Sailing”の記事につらつらと曲ごとに感じる事は書いているのでその重複点は省きつつ、新たに感じた事を書きたいと思います。

 

1.ひかるカケラ

と言っておきながら早速前回と重複した事を書くのですが、先程のこれまでの振り返りの様な映像の直後に「こんなに広い世界で キミを見つけたよ」のフレーズで今回もやられました。

 

映像の流れで『High Free Spirits』を期待された方も周りにいたのですが、僕はこの流れが大好きだったり。故郷(パシフィコ)を再び出航して「こんなに広い世界で」というフレーズがお三方のこれまでの旅を物語ってる様な気がして。本当にのびのびと歌われていましたね。

 

間奏部分にある何か巻き上げる様な振り、この曲が1曲目にある事によって錨鎖巻き上げて出航だよという感じがして、スタートに結構相応しい曲だったのではないでしょうか(錨ってあんな巻き上げ方しないと思うけど)。

 

 

2.sewing dream

帆船とサイリウムの海を最初に感じたのがこの曲でした。サビの縄跳び跳んでるような振りが好きです(例えどうにかならんのか)

今日聴いていて感じたのはメロディが何か糸を縫ってる様で、クラップが何か糸切りバサミみたいだなぁって(イントロ中のイントロ部分とか特に)。

 

それと最後のサビ「高くJump Jump」で飛び跳ねるお三方。雨宮天さんのはっちゃけ感と麻倉ももさんの少し控えめながらも元気なジャンプ、あとドルフィン夏川感が忘れられません。「曲中に何かを縫っている」とお三方が仰っていましたが僕は分からなかったです。真相はいかに。

 

◯MC01

実家パシフィコ横浜との奥行きの違いに驚く夏川椎菜さん。初めて実家から出たけれどやりたい放題TrySailらしいライブにしたいとのこと。

 

からあげ君は劇中から置かれていたがいつ食べれば良かったんだと。

 

3.whiz

4.コバルト

5.High Free Spirits

『whiz』は特にCメロ「大人へ紙一重〜」の部分での大幅にお三方がフォーメーションを変える部分が穏やかな海面を海鳥が飛んでるみたいだなぁって。

そんな『whiz』の静かな海から『コバルト』で雲行きの怪しい風が吹いてきて、High Free Spiritsであんなに穏やかだった海が荒波押し寄せる嘆きの海になっていたり。

前回もこの3曲の流れ面白いなぁと書いたのですが、今回は席のお陰もあってかまた違った印象を受けました。


ソロ&ハモりコーナー

《夏川》

この会場生声響くんですよねー、やっほー!!

《麻倉》
凄いねー!ホールだから?


最後の挨拶もそうでしたがよく響いてましたよね。そしてこっそりと少ししめしめという顔でからあげ君へと近づく麻倉ももさん。からあげ君を頬張っている姿がスクリーンに映し出される。

《夏川》
…食べたな?

《麻倉》
…(ふるふる)

《夏川》
何味?
《麻倉》
ふぇぎゅらー(o・∇・o)

《夏川》
何食べてんの?

《麻倉》
からあげくん(o・∇・o)


○雨宮天

6.Velvet Rays

まずはお知らせの告知。

 

①雨宮天1stアルバム、『Various BLUE』が2016年9月7日発売決定

②雨宮天1stライブ、『LAWSON presents 雨宮天ファーストライブ2016 “Various SKY”』の開催決定

 ・大阪オリックス劇場:9月25日(日)

 ・東京中野サンプラザホール:10月8日(土)

 

発表の後会場をぐるーっと見渡す雨宮天さん。

《雨宮》

1sアルバムはだんだん、ちょっとずつ本当にちょっとずつ決まってきています。私の好きな曲だらけ、好きなものがいっぱいになっています。皆さんも聴いてくださると嬉しいです。アルバムとライブと大きな事がドドンと決まって、1人だとどうなっちまうんだろとドキドキしていますが真っ青な光景をイメージしてアルバムにライブ作りに頑張っていきたいと思います。

  

歌われたのは『Velvet Rays』。聴いたのは昨年10月31日の同シングルリリースイベント以来になるのですかね。

またまた先程の曲の流れの話になるのですが、High Free Spirits』の直後という事もあり、嘆きの海と『Velvet Rays』の「閉じた世界の空」「かすか射し込む光」といった歌詞から想起される情景が凄くマッチングというか引き継がれていて、その中を「自由手にした鳥」が遠く飛んでいく様な、より曲の世界観を堪能出来た様な気がします。

 

ちなみに『Velvet Rays』のジャケットを撮影したのはアンティーク系の家具屋さんであり、鳥籠もその場にたまたまあったものだそうですよ(リリイべより)。この鳥籠から自由手にするって相当難しそうですよね・・・。

 

これはライブ後思った事なのですが、『Velvet Rays』の歌詞中に「向かい風 駆け抜けた 小さな影は」といった歌詞があり今回の“Headwind Sailing”にはぴったりな曲だなぁって思いました。

○麻倉もも

7.PEACH(大塚愛)

《麻倉》

あんなに青似合う人いないよねー。ちょっと待って今からあげクン食べるから。みなさんもお腹すいたら・・・ゆずなんとか食べるといいですよー。そうそう!私リハの時は冷麺!盛岡風?かな、冷麺とからあげクンチーズっていう鉄板があるんですよー。食べてない人は試して欲しいですー。

 

そんな麻倉ももさんが歌われたのは大塚愛さんでPEACH。

確か『ももいろダイアリー』でも大塚愛さんのファンだったという事を仰っていた様な(何歳かは忘れましたが)。

曲中の「PEACH!!ひっくり返る愛のマーク」で実際にスクリーン映像にて『もも』が反転して『ハート』になる演出がなされていましたね。

「愛しちゃうから」とサビを歌いきった後のキメポーズとその後の少し照れた様な表情にどれほどの方がやられたのでしょうか。

 

そうか・・・イケパラもう9年前なのか、辛い。

蛇足ですが大塚愛さんの楽曲だと『SMILY』が好きです。

 

○夏川椎菜

8.じょいふる(いきものがかり)

《夏川》

前髪復活してるでしょ?いつも舞台裏でメイクさんが復活させてくれるんですよ、ありがたいです。

 

そして話題は好きなお菓子は?という流れに。僕は兵六餅ちゃん!!

《夏川》

私ポテチが好きなんですよね。歯ごたえが、そう固い感じのやつ。あと熟成肉?っていう味のやつも好きでその両方楽しめる感じのやつがねー、いいんですよ!とまぁ、オチがないのに見切り発車でいっちゃうのは私の悪い癖なんですが(笑)ブログとかだと『ばいナーンス』って付けておけば大丈夫だし。

 

嘘!嘘!と発言を撤回する夏川椎菜さん。

《夏川》

ところで皆さんポッキー食べたくなりません?

 

カバー曲歌われる時に発言から曲を推測するのって結構好きなんですが、夏川椎菜さんは曲までの振りに自分のエピソードを交えたりしてくれるのでより楽しめますよね。

ポッキーの時点で恐らく皆さんが確信された通り歌われたのは『じょいふる』。

 

ステージ上を広く移動して踊っている姿が印象に残っています。サビはもちろんあの振り付けでした。

夏川椎菜さんの、めちゃくちゃエネルギッシュって訳ではないんだけど凄く心地のいいエネルギッシュさって凄く魅力的だなぁって。


夏川椎菜さんの、まさしくjoyfulなパフォーマンスが強く印象に残っています。

会場は一面の黄色でしたね。ここで一旦MC。

 

 

《麻倉》

劇はどうでしたか?結構不安でね、やってる人数とかも

 

《雨宮》

あんなに兼ね役したことないしね。

 

《麻倉》

伝わるのかなーって思ってました。

 

《雨宮》

エンドロールもいっぱいだったよね。

 

《麻倉》

1回ナンスだけの画面なかった?(笑)

 

《雨宮

スタッフにコナン好きがいっぱいいてね(笑)普段と違う私達の演技を感じて頂けたらと

 

ここで夏川椎菜さんが衣装チェンジを終え戻ってくる。

 

《雨宮》

あ、殺人鬼だ!

 

《麻倉》

怪盗ナッツー!

 

《夏川》

え?(流れを把握できてない)あ、ナッツの予告状に使われた絵私が描いたんですよー!

 

第2話にて使われていた予告状が再びスクリーンに映し出される。怪盗パンダとも言えるような可愛らしいマークでしたよね。

 

 

9.七つの海を渡る風のように(相内里菜/三枝夕夏)

今回のハモリ曲はこちら。コナン尽くしのライブに相応しい曲だったのではないでしょうか。正直に自分の語彙から言葉を択ぶと、「やばかった」です。

イントロが流れ出すと再びセットの帆が開いたのですが、曲中ステージの背景部分が暗転してそこにたくさんの星(型のライト)が瞬いていて広がった帆がライトを浴びてまるで月の様で。そんな夜の航海の中響くお三方のハモリがとてもとても素敵でした。

 

とても神秘的だったなぁ。天女みたいだったというか。

少しどうでもいい話なんですけど、僕の地元福岡県宗像市に宗像大社という航海の神を祀る大社がありまして。そこで祀られている神々が古事記にも記載されている三人の天女なんですよね。

 

お三方の今後の航海にそういった加護があればいいなぁって思った次第です。

 

このコーナーにおける、お三方の曲選が逆風に対するそれぞれの捉え方というか姿勢っぽいなぁって勝手なイメージなんですけど感じました。映像化厳しいという理由に恐らくこういったカバー案件も少なからずあったりするんだろうけど、やっぱりライブの後にまた何度でも聴いてその時動かされた感情に立ち返りたい瞬間って何度もある訳で、いつかカバーアルバムみたいな、形になれば嬉しいなって。

 

カントリー・ロードまた聴きたいなぁ。

ツアー福岡だと、いざゆけ若鷹軍団のハモリなのかなぁ、その際はダイエーver.がいいなぁ(違う)


ライブパート②

《雨宮》

衣装変わりましたー!見て見てー!!!!

 

《夏川》

そら、どこにスイッチがあるの・・・。

 

《麻倉》

夏っぽいよねー。

 

《雨宮》

袖のフリツナ(フリンジの事かな?)がいいよねー。あと私達が小石って呼んでるスカートについてるストーンもね。

 

こちらの記事やブログに掲載されている写真の衣装ですね。

 

 

10.パーリー☆パーティ

11.あかね色

(MC)

12.明日も晴れる

13.primary

この4曲も流れが面白かったなぁと。特に『あかね色』と『明日も晴れる』が。そこは後ほどとして、『パーリー☆パーティ』。夜空の中月灯りを受け神秘的だった『七つの海を渡る風のように』とはガラッと雰囲気は変わりこちらは夜空の下での船上パーティー。船員が自分たちの航海を歌い踊ってるような。「巡りあった仲間たちェ」の部分でお三方が指三本広げられていた様に映像越しに見えたけど、そこは今度の機会にでも確かめたいなぁ。歌詞通りのお日様に負けないぐらいのお三方の笑顔が印象的。

 

そして、「星降るダンスフロア 、月はミラーボール!」の中パーティーを堪能し「朝日が照らし出す、新しい世界!」を迎えると次曲は『あかね色』。楽しい時間はあっという間ですね、もう夕暮れです。さっき朝日が照らし出したのに、もう夕暮れ。まるで、さっき開演したのにもうライブは終盤という当時の心境にぴったりでしたね。ここのセットが凄く素敵でした。帆はオレンジのライトを浴び宛ら沈む太陽。スクリーン映像の方もエフェクトであかね色になっていましたね。この曲までは本当に「船上」っていう見え方をしていたのですが、お三方がそれぞれ違った階段の上で歌われていたことと、夕暮れの中優しく光る街燈が合わさってこの曲はまるで、それぞれが同じ街の違う場所で三者三様の夕暮れの心情を歌っている様な情景でした。今更だけど『あかね色』の歌詞のひらがなとカタカナの感じが絶妙に好き。

 

ここでMCが入るのですが先に曲の感想を。次曲は『明日も晴れる』。前回の記事と重複するのですが、『明日も晴れる』をプレーヤで探す時って個人的にはその日を否定したくなる様な時なんですけど〝明日も〟晴れるってことは今日は雨じゃなくて晴れなんだって、タイトルも歌詞も曲全体で肯定してくれてる感じがして好きなんです。そして、前曲は『あかね色』。沈む太陽って少しセンチメンタルですよね。でも明日に向けてチクッてした昨日(今日)を肯定している様な流れに今回のセットリストが組まれていて(あくまで僕個人の感想だけど)、立ち尽くす事しかできませんでした。


【追記】

あまりに『明日も晴れる』に聴き入って記憶なかったのでしょうか、『明日も晴れる』間奏途中お三方が集まり△を作る振りがありますよね。どうやら客席でサイリウムを用い△を作っていた方々がいたらしく、麻倉ももさんが喜ばれていたことは思い出せました。

 

チクッとした昨日を肯定した先にあるのは楽しい時な訳で、『primary』。『あかね色』からの流れで聴くと「挑みたい憧れの果て 進みたい微笑みの向こう 大粒の涙流せるように」というフレーズがより好きになりました。

 

○MC(『あかね色』を終えて)

《雨宮》

本当に凄い綺麗な景色でしたね。夕暮れっていう感じで。

 

《麻倉》

キレイな気持ちになるねー。

 

《夏川》

本当?(笑)

 

ここで恒例となっているウェーブで遊ぶことに。前回の“Smooth Sailing”は穏やかな波でしたが、今回は“Headwind Sailing”という事で

 

《雨宮》

今だけは私達の船を阻むような感じでお願いします。何か言う?じゃぁ、好きな濁音で(笑)

 

前回と同様に3人が一緒に端から端へと移動するのではなく、1人1人とまさに波を起こそうというもの。ただ、今回は逆風という事でお三方はダッシュダッシュダッシュ。一番手の雨宮天さんが予想以上に速い。間隔も短く、押し寄せる荒波が無事に(荒波は無事では済まない)完成しお三方は「凄い!凄い!」とても喜ばれていました。

 

《雨宮》

凄い楽しかったー。

 

《麻倉》

疲れたー。

 

そして話題はグッズ紹介へ。

《ジャパネット夏川》

それでは!今日はこちらのグッズをご紹介!・・・ねぇ、何で私こんなに自分で簡単に堕ちていくんだろ(笑)

 

 

夏川椎菜さんのこういうサービス精神好きです。これまでのイベント・ライブのグッズを見渡していくお三方。

《雨宮》

トライアングルステージのグッズ持ってる方もいらっしゃいますねー。

 

《麻倉》

トライアングルステージって何だっけ?

 

《雨宮・夏川》

えぇ!?

 

トラハモ君は完全に闇の向こうに消えていった。

 

14.Baby My Step

麻倉ももさんパートの「ちょっとワガママに」でステージ背景が桃色に、雨宮天さん夏川椎菜さんパートの「(なんで?教えて)」で背景が黄色/青色点滅していて、これ以降の同様のメロディー部分でも同じ様な演出がなされていて面白かったなぁと。『sewing dream』とはまた違った鬨の声に比例してどんどん笑顔になっていくお三方が素敵だったなぁ。

 

○MC

《雨宮》

ライブごとに本当に進化しているよね。

 

《夏川》

心なしか人仕事終えた様な感じになっていますが(笑

 

《雨宮》

次の曲で最後になります。TrySail2年目初めてのライブでした。結成してからこの1年いろんなライブにイベントをたくさんやらせてもらいました。1番最初の目標であった「Tryしていく」に恥じないくらいたくさんのTryを出来たんじゃないかと思います。Tryする時って初めての事や、やり慣れてない事、怖い気持ち、不安な気持ちだったりしますが、今までのTryは全部楽しかったです!怖い気持ち不安な気持ちを変えてくださったのは皆さんです。だた、いつも順風満帆とは限りません。辛いこともあります。それでも、順風の日も逆風の日も私達らしく頑張るので、応援お願いします。どんな日も楽しい航海を皆さんとしていきたいと思います。

 

 

この記事の、この部分を書く前に雨宮天さんのブログ、14年の大晦日の記事を読み直していました。

この記事内で雨宮天さんは「私は私のままでいながら、ネガティブがくれた短所の自覚を味方に、ちゃんと変わっていけるように頑張ります。」と仰っていて、この2年のご本人の航海はまさにその通りだったなと思います。

 

自分の軸を見失わないで、でも着実に確かに自分の青さを残しつつも変わっていってる姿は同い年として本当に刺激になります。

「刺激受けてます」ばっかりで何にも変えられてないし、勝手に苛まれてるし、自分の軸さえ見失ってたりしますけど踏ん張れているにはお三方のお陰だなって。

 

変わられたなと強く感じ始めたのは「ソライロのリリースイベント」でした。こちらのイベントでも今回のMCと同様の発言をされていましたね。

まーた勝手な憶測をごろごろと並べるんですけど、ご本人にとって麻倉ももさん、夏川椎菜さんとの出会い・存在は本当に大きかったんじゃないかなって。こちらのブログ記事とかね。

 

一昨年は色んな所でネガティブだった彼女が、今はこんなに楽しそうにお仕事をしているんだぞという事を発信してくれて何だかこちらまで、とても色々また貰っちゃうんですよね。

頂いてばかりですけど、返していけるように変わっていく変わらない彼女を変わらず応援したいなって、傍から見るとすっげぇ気持ち悪い事書いてるなって当時のレポを眺めつつ気持ちは変わらないなと引用させて頂きました。

 

 

15.Youthful Dreamer

 そんなMCの後の『Youthful Dreamer』ってレッドゾーンへと振り切りすぎてもう・・・ね。これからもどんな障害も最終的には笑顔で乗り越えていってほしいなって。

 

 


アンコール

16. ホントだよ 

前回の“Smooth Sailing”では歌われなかったこの曲。アンコールを受けてイントロが流れ出した途端崩れ落ちていく何人もの客。この曲の人気の高さを物語っているなって。サビの後半部分の、掌を掲げてからの振りが凄く好きなんですよね。TrySailの楽曲はどの曲も振りコピ楽しくて。『僕らのシンフォニー』とか『ひかるカケラ』でもそうだから多分僕の琴線なんですけど、最後のサビでもっと前に広がってでてきてくれるのがとても好きです。

 

○MC

ここでTrySailとしての告知が。

「LAWSON presents TrySail First Live Tour “The Age of Discovery” 」開催決定!

詳細はこちら

 

ツアー会場告知を見ようにも舞台上にモニターには映っておらず、「見えない!見えない!」と両脇のスクリーンを覗こうとするお三方。

いやぁ、福岡嬉しいなぁ。福岡からの横浜って実家からの実家だって思いました。

 

sphereの最初のツアーの時は写真集になりましたが、TrySailとしても写真集とかになると嬉しいなぁって。

もしくはもちょツアーの様な映像だったり。

 

《麻倉》

グルメマップ作らないとねー。早く言っておかないと大人の人が色々とね!楽しみだー、おいしそう。

 

 

○終わりの挨拶

《夏川》

本日はありがとうございました!ライブのセットがもろ船で、登場したカーテンが船の帆になっていたり、甲板みたいなステージで本当に旅してる様でした。曲もいっぱい増えて不安だったりソロやカバーも大変なこと多かったですが、やりきって良かったって思います。皆さんのお陰です。

 

《麻倉》

皆さん楽しかったですかー?それが聞ければ大満足ですー。アルバムも出て、自分たちの曲でライブする事が叶って覚える曲いっぱい、振りも激しいしお芝居もと大変でしたが皆さんの楽しいって顔が見れて、えーっと、元気100倍です!!またやりたい!次もみんなと楽しい空間を作りたいです。たくさんの所ツアーでまわるので是非皆さん会いに来てください!!

 

言葉に詰まりながらも、自分の気持ちを前に前に届けよう、伝えようとする麻倉ももさんの姿勢凄く好きです。」

 

《雨宮》

今日は本当にありがとうございましたー!なんか、あの、TrySailとして活動しだして自分で自分の成長を実感出来る瞬間があります。大きなお知らせも発表出来てすごく嬉しいです。TrySailが今後どうなって行くのか1回実家を出て1つ1つ旅してまた帰ってきます。どんなツアーになるのか、2年目がどうなるのか楽しみです。素敵なセットで、素敵な衣装を着れて、素敵な皆さんとライブする事が出来て良かったです!これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします!

 

 

17.Sail Out

帆船を動き回って、手を振ったりじゃれあいながら歌うお三方。心動かされっぱなしでメモとれてないのですが、曲のラストに感謝の思いを述べるお三方が凄く印象に残っています。むしろ感謝はこちらの方で。お三方にもらった力を少しずつ自分の力と併せて、小さい船だけど自分の手でちゃんとオールを漕いでその船を進めていきたいなと思いました(何か違う船混じってる気がする)

 

2年目の旅はどうなるのでしょうか。この先の事なんて正直分からないし不安もあるけれど、お三方の鬨の歌声を聴いてると鼓舞されて、凄く楽しみに変わって頑張ろうって思えます。うん、楽しみだ。

 

この1年で、お三方の旅に随行させて貰う事で本当に素敵な方々と縁を繋がせてもらいました。2年目もよろしくお願いします。

 

 

この流れで締めちゃいます。

ここまで稚拙な主観や蛇足だらけの、「とても好きです」一辺倒の気持ちの悪いレポを読んで頂きありがとうございました。

終体制・・・じゃなくて終演は21:17。

 

スクリーン上のタイトルロゴの背景はライブ開始時の太陽降り注ぐ海原から、初夏の夜風が心地よく吹いてそうな星空がひろがっていました。